ジオプロセシング ツールを使用して、netCDF ラスター レイヤーの特定のディメンション (スライス) を選択できます。
[ディメンションで選択 (Select by Dimension)] ツールを使用する
[ディメンションで選択 (Select by Dimension)] ツールを使用してディメンション値を変更することにより、netCDF ラスター レイヤー、フィーチャ レイヤー、またはテーブルの別のスライスを選択できます。
補助座標変数は、[ディメンション値] パラメーター ドロップダウン リストに表示されません。補助座標変数を使用して実際の値 (時間や深度など) を格納するディメンションがある場合、それらの値は [値] ドロップダウン リストに表示されません。それらの値が入力されても、それらは実行中に使用されません。
- [解析] タブをクリックします。
- [ツール] をクリックします。
- [ジオプロセシング] ウィンドウで、テキスト ボックスに「ディメンションで選択」と入力します。
- 結果リストで [ディメンションで選択 (Select by Dimension)] をクリックして、このツールを開きます。
- [入力レイヤーまたはテーブル] のドロップダウン矢印をクリックし、リストから netCDF レイヤーまたはテーブルを選択します。
- 位置またはインデックスによってディメンション値を指定する場合は、[値の選択方法] のドロップダウン矢印をクリックして [BY_INDEX] を選択します。
- [ディメンション値] のドロップダウン矢印をクリックし、リストからディメンションを選択します。
- ディメンションの横にある値フィールドをクリックして、リストから値を選択します。リストが表示されない場合は、値を入力します。
- 必要に応じて、他のディメンションでもステップ 7 ~ 8 を繰り返します。
- [実行] をクリックします。
垂直ディメンションの設定
ArcGIS Server には、多次元データに基づく WMS サービスのサポートがあります。これらのサービスでは、WMS GetMap リクエストで TIME および ELEVATION の特別なキーワードがサポートされます。ELEVATION キーワードをサポートするには、ArcGIS Server WMS サービスが、データの縦軸を表す netCDF ディメンションの名前を認識する必要があります。[垂直ディメンション] ドロップダウン リストで、データの縦軸を表す netCDF ディメンションの名前を選択します。マップ ドキュメントが WMS が有効なサービスとして公開されると、指定されたディメンションが GetMap リクエストの ELEVATION キーワードにマッピングされます。パラメーターの詳細については、ArcGIS Server ヘルプの「Web ブラウザーでの WMS サービスとの通信」 をご参照ください。
[ディメンションで選択 (Select by Dimension)] ツールを使用して、netCDF ラスター レイヤー、フィーチャ レイヤー、またはテーブルの別のスライスを選択できます。