サポートされている BIM ジオメトリ

ArcGIS Pro は、「BIM データ」を ArcGIS フィーチャとして読み込む際に、BIM ファイル内の要素間の相関関係を作成し、同様のジオメトリ タイプを持つ ArcGIS フィーチャを生成します。 BIM ファイル内の特定のオブジェクトには、複数の幾何学的解釈がある場合があります。 BIM モデルでは床、壁、窓、およびドアはすべて 3D 建築フィーチャとして表現されますが、ArcGIS では 3D マルチパッチ フィーチャとして理解することができます。 これらの同じ BIM エレメントは、建物の平面図の境界としても理解でき、ArcGIS Pro では、ある標高での 2.5D 平面図ジオメトリのソースとして解釈することができます。

サポートされている Revit ジオメトリ

Revit ファイル (RVT) には、カテゴリと呼ばれるオブジェクト グループの個別のリストに従って分類されたオブジェクトが含まれています。 これらの Revit カテゴリ名は、フィーチャクラスの名前として ArcGIS Pro が使用します。 これらのカテゴリは、建設専門分野ごとにグループ化されています。 これらの建設専門分野は、生成される BIM ファイル ワークスペースのデータセット グループとして ArcGIS Pro が使用します。 BIM ファイル コンテンツから抽出した追加のフィーチャクラス用のデータセットには、Floorplan と名付けられる「BIM ファイル ワークスペース」データセットが含まれ、屋内マッピングに便利です。 次に、BIM ファイル ワークスペースのサポートされているフィーチャクラス、データセットの構成、コンテンツの例、およびジオメトリ タイプのリストを示します。

  • Architecture
    • Casework (棚、キャビネット、カウンタートップ): マルチパッチ
    • Ceiling (天井): マルチパッチ
    • Column (建築および構造柱): マルチパッチ
    • CurtainWallMullions (ガラス パネル、窓、ドア間の枠): マルチパッチ
    • CurtainWalls (ガラス壁パネル、木壁パネル): マルチパッチ
    • Doors (扉): マルチパッチ
    • Entourage (人、車、植物): マルチパッチ
    • ExteriorShell (設備タイプおよび項目に応じたさまざまなカテゴリから、設備の外観を表現するジオメトリ): マルチパッチ
    • Floors (床): マルチパッチ
    • Furniture (家具): マルチパッチ
    • FurnitureSystems (家具グループ): マルチパッチ
    • GenericModel (その他または未分類のエレメント、インポートされた CAD および 3D グラフィックス モデルのジオメトリ): マルチパッチ
    • LocationPoints (調査ポイント、プロジェクト ポイント): ポイント
    • Mass (概念的な形状、かたまり): マルチパッチ
    • Parking (駐車場面): マルチパッチ
    • Planting (樹木、灌木、低木、芝生): マルチパッチ
    • PlumbingFixtures (トイレ、流し台、水飲み器): マルチパッチ
    • Ramps (ランプ): マルチパッチ
    • Roofs (屋根): マルチパッチ
    • Rooms (部屋): マルチパッチ、ポリゴン
    • Site (プランター、ごみ箱、足場): マルチパッチ
    • SpecialtyEquipment (自転車ラック、ソーラー パネル、機械): マルチパッチ
    • Stairs (階段): マルチパッチ
    • StairRailing (階段の手すり): マルチパッチ
    • Topography (地形): マルチパッチ
    • Walls (壁、IFC 橋台): マルチパッチ
    • Windows (窓): マルチパッチ
  • Structural
    • StructuralColumns (構造柱、桟橋): マルチパッチ
    • StructuralFoundations (コンクリート板、基礎、IFC 橋台): マルチパッチ
    • StructuralFraming (構造フレーム): マルチパッチ
  • Electrical
    • CableTray (ケーブル トレイ、リジッド ラダー、チャンネル): マルチパッチ
    • CableTrayFitting (ケーブル トレイ フィッティング、エルボー、T 字型、Y 字型、クロス、ユニオン): マルチパッチ
    • CommDevices (通信機器): マルチパッチ
    • Conduit (電線管): マルチパッチ
    • ConduitFittings (電線管継手): マルチパッチ
    • DataDevices (データ機器、WiFi): マルチパッチ
    • ElectricalEquipment (照明、電化製品パネル ボード、イーサネット スイッチ): マルチパッチ
    • ElectricalFixtures (接地事故回路遮断装置、非常停止スイッチ): マルチパッチ
    • FireAlarmDevices (火災報知器): マルチパッチ
    • LightingDevices (照明コントローラー、調光器): マルチパッチ
    • LightingFixtures (照明器具、ランプ): マルチパッチ
    • NurseCallDevices (ナース コール機器): マルチパッチ
    • SecurityDevices (セキュリティ機器): マルチパッチ
    • TelephoneDevices (電話装置): マルチパッチ
  • Floorplan
    • Floorplan_Polygon (2.5D の部屋、床): ポリゴン
    • Floorplan_Polyline (2.5D の壁、回転ドア、カーテン ウォール、階段、ランプ、シャフト、エレベーター): ポリライン
    • Footprint (2.5D のすべてのフロア、および地面の標高に配置されたディゾルブ済みユニオン): ポリゴン
    • PointsOfInterest (2.5D の家具、家具システム、特殊機器、機械設備、火災報知器、セキュリティ機器、ナース コール機器、通信機器、電気機器): ポイント
  • Mechanical
    • AirTerminal (排気グリル、リターン ディフューザー): マルチパッチ
    • DuctAccessories (バランス ダンパー、火災ダンパー、フィルター カートリッジ): マルチパッチ
    • DuctFitting (ダクト金具): マルチパッチ
    • Ducts (ダクト): マルチパッチ
    • FlexDucts (フレキシブル ダクト): マルチパッチ
    • MechanicalEquipment (チラー、ボイラー、AWWA ポンプ): マルチパッチ
  • Piping
    • FlexPipe (フレキシブル パイプ): マルチパッチ
    • PipeAccessory (3 方向のバルブ、バタフライ バルブ、ゲート バルブ): マルチパッチ
    • PipeFittings (配管継手): マルチパッチ
    • Pipes (配管): マルチパッチ
    • Sprinkler (スプリンクラー): マルチパッチ
  • Infrastructure
    • Abutments (RVT: 橋端部基礎): マルチパッチ
    • Beams (RVT: 構造的橋桁、桁): マルチパッチ
    • Bearings (RVT/ IFC: 橋梁支承): マルチパッチ
    • Courses (IFC: 車道/鉄道コース、コリドー): マルチパッチ
    • Decks (RVT: 橋梁甲板面): マルチパッチ
    • Framing (RVT: さまざまな構造的橋梁エレメント): マルチパッチ
    • Kerbs (IFC: 車道の縁石): マルチパッチ
    • Pavement (IFC: 車道舗装): マルチパッチ
    • Piers (RVT: 橋脚): マルチパッチ
    • Rails (IFC: 鉄道の線路): マルチパッチ
    • Signals (IFC: 鉄道の信号): マルチパッチ
    • Tendons (RVT: 橋梁引張部材、ケーブル): マルチパッチ
    • TrackElements (IFC: 鉄道の軌道): マルチパッチ

サポートされている IFC ジオメトリ

要素要素Industry Foundation Classes (IFC) ファイルには、要素グループの個別のリストに従って分類されたオブジェクトが含まれています。 これらの IFC 要素は、建物の機能に基づいて 「BIM ファイル ワークスペース」に設定されたフィーチャクラス カテゴリ名に割り当てられ、さらに建築専門分野別に整理されます。 主に IfcClassName プロパティに従って、結果フィーチャクラスが作成されます。また必要な場合は IfcTypeEnum プロパティと機能的建設専門分野によってさらに区別されます。 これらの建設専門分野は、BIM ファイル ワークスペース内のデータセット グループとして ArcGIS Pro が使用します。 IFC ファイルから取得した実用フィーチャクラスは、同様の RVT データの類似したフィーチャクラス名に関連付けられます。

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