イメージ サービスの構成

イメージ サービスを公開する前に構成し、基本となるデータの表示、データの圧縮による高速な可視化、ラスター関数を適用した解析結果のレンダリングと表示をユーザーに許可することができます。

ケーパビリティの有効化

ケーパビリティを有効化してイメージ サービスの機能を拡張できます。ケーパビリティはそれぞれ独自の構成可能なプロパティのセットを備えています。 オプションのケーパビリティを有効化すると、イメージ サービスで使用できる追加サービスが作成されます。

  1. [カタログ] ウィンドウまたはカタログ ビューで、プロジェクトのサーバーの一覧を参照します。 公開先となる ArcGIS Server 接続を右クリックし、[公開] をクリックして [イメージ サービス] イメージ サービス をクリックします。

    [公開] メニューは、接続するユーザーがサービスの公開権限を持つ場合にスタンドアロン ArcGIS Server サイトとの ArcGIS Server 接続に対してのみ表示されます。

  2. [イメージ サービスの公開] ウィンドウの [構成] タブで、[ケーパビリティの構成] タブ ケーパビリティの構成 をクリックします。
  3. 必要に応じて、イメージ サービスに対して有効化するケーパビリティをそれぞれオンにします。 各ケーパビリティの横にある [サービス プロパティの構成] Editing をクリックして、そのプロパティにアクセスします。 [戻る] 保存して設定に戻る ボタンをクリックして、[構成] タブのメイン ページに戻ります。

    画像 イメージ サービス

    REST および SOAP URL を介したマップへのアクセスを可能にします。 常に有効です。

    WMS WMS サービス

    OGC WMS (Web Map Service) 仕様に準拠するサービスを作成します。

    WCS WCS サービス

    OGC WCS (Web Coverage Service) 仕様に準拠するサービスを作成します。

  4. イメージ サービス プロパティを構成します。 イメージ サービスを表示するときのユーザーの権限を設定します。 次のようなオプションがあります。
    リクエストあたりの最大イメージ サイズ

    クライアント リクエストでサーバーが許可するピクセルの行と列の最大数。

    クライアントのリクエストがこの値を上回る場合は、ピクセルは何も返されません。

    デフォルトのリサンプリング方法

    リクエストで使用されるリサンプリング方法を定義します。 次の方法があります。

    • 最近隣内挿法 (不連続データ用)
    • 共一次内挿法 (連続データ用)
    • 三次たたみ込み内挿法 (連続データ用)
    • 最頻値 (不連続データ用)

    許可される圧縮

    イメージ サービスで使用できる圧縮方法。 次の圧縮タイプを使用できます。

    • なし
    • JPEG
    • LERC
    • LZ77

    デフォルトの JPEG 品質および LERC 許容値を設定できます。フィーチャは、ステレオ表示に追加されると、表示されているステレオ モデルの上に重ね合わせられ、ステレオ モデルにクリップされます。 マップに追加されたフィーチャは、[許可リストの構成] ダイアログ ボックスでソースが設定されている場合にのみ表示されます。

    クライアントは、転送時に使用する圧縮方法を選択できます。 圧縮方法は [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスの [表示] タブで設定できます。

    このパラメーターは、SOAP GetImage 方式を使用してイメージ サービスにアクセスするクライアント (ArcGIS Desktop、ArcObjects が組み込まれたアプリケーションなど) にのみ適用されます。

    REST を使用してサービスにアクセスするクライアントの場合は、どの圧縮方法が定義されているかに関係なく、要求された形式に基づいて自動的に圧縮が適用されます。

    デフォルト圧縮

    デフォルトとして使用される圧縮方法をドロップダウン リストから指定します。 デフォルトは、JPEG です。

    JPEG 品質

    0 ~ 100 の値を入力して品質を編集します。 値を 80 に設定すると、約 8 倍の圧縮を行いながら画像の品質を保持できます。

    LERC 許容値

    1 ピクセルあたりに適用可能な最大エラー値を示します (画像の平均ではありません)。 この値は、モザイク データセットの単位で指定します。 たとえば、エラーが 10 cm でモザイク データセットがメートル単位である場合は、「0.1」と入力します。

    最大サンプル数

    この操作は、指定したジオメトリに対して、ソース データのサンプル ポイント位置、ピクセル値、および対応する空間解像度を生成します。 サンプル位置の最大数のデフォルト値は 1000 です。

    キャッシュ コントロールの最大保存期間

    クライアントが ArcGIS Server にリクエストを送信してイメージ サービスを表示するときに、通常はサーバーからの応答がブラウザーによって一定期間キャッシュされ、再利用されます。 この動作によって、ArcGIS Server はイメージ サービスを最高品質で表示することができます。 ただし、アプリケーションでのイメージ サービスとその関連データの使用方法に応じて、ブラウザーがキャッシュ内の応答を使用する期間を調整することを検討してください。

    ArcGIS Server イメージ サービスの応答には、エンティティ タグ (ETag) ヘッダーとキャッシュ コントロール ヘッダーが含まれています。 ETag ヘッダーの値は、応答の一意の識別子です。 キャッシュ コントロール ヘッダーには、キャッシュから応答を再利用できる最大期間に関する情報をブラウザーに提供する max-age 値が含まれています。 これは、[キャッシュ コントロールの最大保存期間] プロパティによって制御されます。

    リクエストが繰り返された場合、キャッシュの最大期間の期限が切れていなければ、ブラウザーは、サーバーにリクエストを送信しないで、キャッシュされている応答を使用します。 キャッシュの最大期間の期限が切れている場合、ブラウザーは、リクエストをサーバーに送信し、キャッシュ内の応答に対応する ETag 値を使用して IF-NONE-MATCH ヘッダーを設定する必要があります。 ArcGIS Server は、リクエストを評価し、ETag 値を使用して、応答が変更されているかどうかを判定します。 サーバーからの応答がブラウザー上のコピーと異なる場合、サーバーは新しい応答をブラウザーに送信します。 応答がブラウザー上のコピーと同一である場合、サーバーは、キャッシュ内の応答を引き続き使用するようにブラウザーに警告します。

    ArcGIS Server 管理者は、このプロパティを定義して、ブラウザーがキャッシュされた応答を使用できる期間を指定できます。 ArcGIS Server が完全な応答を送信する必要性を軽減することによって、ブラウザーのキャッシュを効率化し、アプリケーションを最適化し、ネットワーク帯域幅を節約することができます。

    イメージ サービスの場合、デフォルト値は 12 時間 (43200 秒) です。 これは、リクエストが 12 時間以内に繰り返された場合、ブラウザーがキャッシュ内の応答を使用するということを意味します。 このデフォルト値は、ほとんどのアプリケーションで有効に機能します。

    データセットやシンボルが頻繁に変更されるイメージ サービスの場合、5 分 (300 秒) などの値を指定することをお勧めします。 アニメーションなどの時間に対応するデータを使用するアプリケーションでは、アニメーションをより滑らかに表示するために、この値を増やすことを検討してください。

    JPGPNG を JPG として返す

    ユーザーが JPGPNG 形式を使用して画像を要求したときに、透過表示が使用されている場合は PNG が返され、それ以外の場合は JPG が返されます。 PNG は通常 JPG よりもはるかに大きいため、転送に時間がかかります。 透過表示が不要で、イメージ サービスが常に小さい画像サイズを使用して転送されるようにしたい場合は、このチェックボックスをオンにします。

    ライブ データを含む

    新しいラスターがイメージ サービスのモザイク データセットに追加されると、ソース解像度、空間範囲、多次元情報、および時間範囲などのイメージ サービス情報が最新でなくなる場合があります。 サービスを再起動すると、データの変更を反映させることができます。 ただし、ダウンタイムの発生を避けたい場合は、このオプションを選択することで、サービスを再起動せずにデータの変更を反映させることができます。

    クライアントで指定されたレンダリング ルールを許可する

    オンの場合、クライアントはサーバー側のレンダリングおよび処理にアクセスして制御できます。 オフの場合、クライアントはサーバー側のレンダリングに対してアクセスすることもリクエストすることもできません。

    処理テンプレート

    イメージ サービスとともに公開する関数チェーンを選択します。

    デフォルト テンプレート

    データの表示にデフォルトとして使用される処理テンプレートを選択します。

    デフォルトは [なし] です。

    許可された計測方法

    これらの許可される方法はソースの計測機能から取得され、データセットのプロパティの一部としてリストされます。 これにより、イメージ サービスで使用できる計測ツールが決まります。

    • 基本 - [距離]、[エリア]、[ポイントの位置]、および [重心位置] 計測ツールを使用できます。 これらのツールは、他のオプション ([なし] を除く) を使用した場合も使用できます。
    • 3D - [基本] オプションで使用可能なツールを使用して行われた計測を、DEM を使用して変更できます。
    • 高さ - モザイク データセット内のデータセットに対してセンサー モデルが存在する場合、[高さ: 底面から最上部の高さを使用] 計測ツールを使用できます。
    • - モザイク データセット内のデータセットに対してセンサー モデルと太陽の角度の情報が存在する場合、[高さ: 底面から最上部の高さを使用]、[高さ: 底面から影の高さを使用]、および [高さ: 最上部から影の高さを使用] 計測ツールを使用できます。
    • なし - ユーザーは、このデータセットで ArcGIS の計測ツールを使用できません。 これがデフォルトです。

    すべての入力に適用されます。

  5. [分析] ボタンをクリックして、設定を確認します。 メッセージを確認します。
  6. [公開] ボタンをクリックして、イメージ サービスをスタンドアロンのイメージ サーバーに公開します。
  7. イメージ サービスの公開が正常に終了したら、[イメージ サービスの公開] ウィンドウに表示されている [イメージ サービスの管理] リンクをクリックします。 アイテムがパブリックに共有されていない場合は、組織サイトにサイン インして表示します。

キャッシュ イメージ サービスのプロパティの構成

キャッシュされたイメージ サービスを公開する前に構成することで、タイル スキーマ、キャッシュの詳細レベル、およびキャッシュを構築する時と場所を指定できます。

注意:

キャッシュ イメージ サービスの公開時は、[プロジェクト] タブにある [オプション] ダイアログ ボックスの [表示] タブでアプリケーションに設定された [アンチエイリアス] オプションが適用されます。 デフォルトのアンチエイリアス モードは [最高] です。

  1. [イメージ サービスの公開] ウィンドウの [構成] タブで、[ケーパビリティの構成] タブ ケーパビリティの構成 をクリックします。
  2. [画像] ケーパビリティの横の [サービス プロパティの構成] ボタン サービス プロパティの構成 をクリックします。
  3. [レイヤーの描画] でイメージ サービスの描画方法を選択します。

    データから動的に描画

    データは、リクエストのたびに取得および描画されます。 これがデフォルトのオプションです。

    新しいキャッシュからのタイルを使用

    データは、定義したマップ縮尺で生成されたキャッシュ イメージから描画されます。

    既存のキャッシュを使用

    データはサーバー上で以前に生成されたタイルから描画されます。 既存のキャッシュをイメージ サービスと関連付けるには、イメージ サービスの名前とサーバー フォルダーが、既存のキャッシュの名前とサーバー フォルダーと一致している必要があります。

    注意:

    [既存のキャッシュを使用] オプションは、イメージ サービスと同じ名前とサーバー フォルダーを持つ、関連付けが解除されたキャッシュを検索します。 サービスが削除された場合や、キャッシュがキャッシュ ディレクトリにコピーされた場合、キャッシュとサービスとの関連付けは解除されます。 有効なキャッシュがサーバー上に存在する場合、そのキャッシュを使用してイメージ サービスが描画されます。 サービスを正しく描画するには、画像名、空間参照、範囲がキャッシュと一致している必要があります。

    新規または既存のキャッシュのタイルを使用する場合は、ウィンドウで追加の設定を使用できることがあります。 次のサブステップを行います。

    1. [タイル スキーマ] ドロップダウン矢印をクリックし、キャッシュのタイル スキーマを選択します。

      キャッシュの縮尺レベル、タイルの寸法、タイル原点を定義するタイル スキーマを選択します。 これらのプロパティはタイル境界の場所の定義に用いられるため、キャッシュをオーバーレイするときの照合に重要です。 タイル スキーマ オプションには次のものがあります。

      オプション説明
      ArcGIS Online/Bing Maps/Google マップ

      これらのオンライン サービスによってタイル サービスが確実にオーバーレイされるように、イメージ サービスの座標系がリアルタイムで WGS 1984 Web メルカトル (球体補正) に再投影されます。 タイルの幅と高さはデフォルトで 256 x 256 ピクセルに設定されています。 キャッシュの縮尺レベルは 0 ~ 23 の範囲です。 新しいキャッシュを初期化するときに、ArcGIS Pro が自動的に GIS リソースのサービスを検証してデフォルトのタイル イメージ形式を選択します。 GIS リソースにベクター レイヤーのみが含まれる場合、デフォルトは PNG です。 1 つ以上のラスター レイヤーが検出された場合、デフォルトは MIXED です。

      WGS 1984 地理座標系、バージョン 2

      WGS 1984 地理座標系に基づくタイル スキーマ。 イメージ サービスの座標系がリアルタイムで WGS 1984 地理座標系に再投影されます。 タイルの幅と高さはデフォルトで 256 x 256 ピクセルに設定されています。 キャッシュの縮尺レベルは 0 ~ 22 の範囲です。 新しいキャッシュを初期化するときに、ArcGIS Pro がサービスを検証してデフォルトのタイル画像形式を選択します。 GIS リソースにベクター レイヤーのみが含まれる場合、デフォルトは PNG です。 1 つ以上のラスター レイヤーが検出された場合、デフォルトは MIXED です。

      既存のキャッシュされたマップ/イメージ サービス

      既存のホストされた Web タイル レイヤーまたは ArcGIS Server Web タイル レイヤー、あるいは ArcGIS Server イメージ サービスをタイル サービスのタイル スキーマとして使用します。 このオプションを選択すると、既存のサービスに関連付けられたタイル スキーマ XML ファイルが C:\Users\USERPROFILE\My Documents\ArcGIS\TilingSchemes\Downloaded にダウンロードされます。ArcGIS Pro では、アンチエイリアスを除いて、既存のサービスに指定されたパラメーターが適用されます。 アプリケーションに設定されているアンチエイリアス オプションが使用されます。

      タイル スキーマ ファイル

      ユーザーが作成したカスタムのタイル スキーマ XML ファイルをインポートします。このファイルには任意の縮尺と設定が含まれます。 カスタムのタイル スキーマ XML ファイルを作成するには、[マップ サービス キャッシュ タイル スキーマの生成 (Generate Map Server Cache Tiling Scheme)] ジオプロセシング ツールを使用します。 さらに、追加のタイル スキーマ ファイルを C:\Program Files\ArcGIS\Pro\Resources\TilingSchemes からインポートできます。 タイル画像形式がタイル スキーマ ファイルに定義されていない場合、タイル画像形式はデフォルトで PNG に設定されます。 ArcGIS Pro は、アンチエイリアスを除き、タイル スキーマ ファイルに指定されたパラメーターを適用します。 アプリケーションに設定されているアンチエイリアス オプションが使用されます。

      自動設定

      タイル スキーマは、データの空間参照に基づいて設定されます。 このタイル スキーマに定義されている詳細レベルは、全球範囲で有効です。そのため、このタイル スキーマを使用してキャッシュされたイメージ サービスは、一緒に表示できます。 タイル スキーマは全球範囲で有効ですが、マップ プロパティで定義されている範囲のみがキャッシュされます。

      レガシー:

      ArcGIS Pro 1.1 および 1.2 では、以前のバージョンの WGS 1984 地理座標系のタイル スキーマが利用できました。 この古いタイル スキーマは、高解像度 (詳細な縮尺) での登録精度が向上した WGS 1984 地理座標系、バージョン 2 と呼ばれる改良バージョンに置き換えられました。

      一部のクライアントでは、タイル スキーマの違いから、古いタイル スキーマを使用するキャッシュ サービスは、新しいタイル スキーマを使用するキャッシュ サービスと一緒に表示できません。 古いタイル スキーマを引き続き使用する必要がある場合は、[タイル スキーマ][既存のマップ/イメージ サービス] を選択し、古いタイル スキーマを使用するサービスを参照します。

    2. スライダーを使用して [詳細レベル] プロパティを設定します。 ArcGIS Pro は、マップまたはサービス内の依存関係を調べた上で、キャッシュする最小縮尺範囲と最大縮尺範囲を提案します。 マップまたはサービスによっては、タイル スキーマ内の一部のきわめて大縮尺または小縮尺のキャッシュを行わないようにすることができます。
    3. [最大ソース セル サイズ] は、キャッシュのベース セル サイズを制御します。 最大ソース セル サイズを超えると、キャッシュ タイルは、既存のキャッシュ タイルをリサンプリングすることによって作成されます。 最大ソース セル サイズを下回ると、キャッシュ タイルは、ソース画像からのデータを使用して作成されます。
    4. [オプション] で、キャッシュを構築する時と場所を選択します。 デフォルト設定では、キャッシュが自動的にスタンドアロンの ArcGIS Image Server 上に作成されます。

      [推定][推定キャッシュ サイズ] で報告されたキャッシュ サイズを使用すると、この選択に役立ちます。

      サーバー上に自動的にキャッシュ

      キャッシュが小さい場合は、キャッシュ全体を自動的に作成した方が簡単です。 これがデフォルトです。

      サーバー上に手動でキャッシュ

      キャッシュが大きい場合は、段階的にキャッシュを手動で作成することをお勧めします。これにより、ユーザーが利用する可能性の最も高い対象エリアが最大の縮尺でキャッシュされます。 ArcGIS Online Web サイトまたは ArcGIS Enterprise Web サイトから、キャッシュを手動で作成できます。

    5. [キャッシュ ディレクトリ] を指定して、データ キャッシュを格納します。
    6. あるいは、クライアントがオフラインで使用するためにサーバーからタイルをダウンロードできるようにする場合、[クライアントがキャッシュ タイルをエクスポートすることを許可] チェックボックスをオンにします。

      このオプションをオンにすると、[エクスポートの制限] ボックス内の値を指定して、1 回のリクエストでダウンロード可能なタイルの数を制限できます。

    7. 必要に応じ、[推定][計算] をクリックし、キャッシュ サイズを推定します。 [キャッシュ サイズの推定] ダイアログ ボックスでドロップダウン矢印をクリックし、推定の品質として [良][高品質] を選択します。 [キャッシュ推定の開始] ボタン キャッシュ推定を開始 をクリックします。 キャッシュされた各詳細レベルに対してタイルの数とストレージの容量が推定され、合算されます。 [OK] をクリックします。

      デフォルトの静的推定は、平均タイル サイズに関する一般的な推測に基づいており、マップ上の特定のプロパティは考慮していません。 キャッシュ サイズを推定すると、マップのサンプル タイルが構築されます。 つまり、タイル スキーマ、イメージ形式、圧縮が考慮されるということです (標高レイヤーの LERC 圧縮も同様)。 キャッシュ範囲として対象地域が指定されている場合、対象地域が推定されます。

      最適な推定はより多くのサンプル タイルを作成するため、良の推定よりも計算時間が長くなります。 推定処理をキャンセルするには、[キャッシュ推定の停止] キャッシュ推定を停止 をクリックします。 キャッシュ サイズを推定した後にタイル スキーマを調整すると (詳細レベルやイメージ形式を変更した場合など)、共有ウィンドウの品質の推定は静的に戻ります。 キャッシュ サイズをもう一度推定する必要があります。

  4. [戻る] 戻る ボタンをクリックして、[構成] タブのメイン ページに戻ります。
  5. 必要に応じて、ケーパビリティの横にあるチェックボックスをオンにして、ケーパビリティを追加します。 詳細については、「追加サービスおよび追加機能」をご参照ください。
    • WCS
    • WMS

追加サービスおよび追加機能

イメージ サービスをスタンドアロン ArcGIS Server に公開する際、追加サービスおよび追加機能を有効にできます。 これらの一部を有効にすると、サービスを通じて機能が利用できるようになります。 一部の機能は、特定のレイヤーまたはデータ ソースがマップ内に存在することを必要とします。必要なレイヤーまたはデータが存在しない場合は、チェックボックスが非表示になります。

サーバー オブジェクト エクステンション (SOE) またはサーバー オブジェクト インターセプター (SOI) を含むフェデレーション サーバーで共有している場合、その機能を使用できます。 機能をリスト表示するには、SOE または SOI を含むフェデレーション サーバーを選択する必要があります。 ArcGIS Server Manager を使用して、Web レイヤーが共有された後で SOI の実行順序を更新します。

OGC (Open Geospatial Consortium) レイヤーを有効化する場合は、それらの OGC レイヤーを正確に描画するためにパブリックに共有する必要があります。

WCS

WCS (Web Coverage Service) を有効化すると、OGC WCS 仕様に従ってラスター データセットを提供することができます。

WCS サービスは、解析やモデリングの入力として使用できる形式でデータを返します。 データのピクチャを返すだけの OGC WMS (Web Map Service) サービスとは対照的です。 WCS サービスを通じて提供されるラスター データセットはカバレッジと呼ばれます。 ArcGIS の以前のバージョンで利用できるベクター データセットもカバレッジと呼ばれていましたが、それらと混同しないように注意してください。

ラスター データセットをオンラインで公開し、さまざまなプラットフォームやクライアントに認識させたい場合には、WCS サービスが役立ちます。 WCS 1.0.0、1.1.0、1.1.1、1.1.2 および 2.0.1 の仕様をサポートするように構築されたクライアントは、サービスを表示して操作することができます。

WCS のプロパティを変更する方法については、「利用可能な WCS サービス プロパティ」をご参照ください。

WMS

WMS (Web Map Service) を有効化すると、OGC WMS 仕様に従って動的マップを提供することができます。

マップをオンラインで公開し、さまざまなプラットフォームやクライアントに認識させたい場合には、WMS サービスが役立ちます。 WMS 仕様をサポートするために構築されたクライアントは、サービスを表示して操作することができます。 これまで、1.0.0、1.1.0、1.1.1、および 1.3.0 (最新) の 4 つのバージョンの WMS 仕様が公開されています。

設定可能なプロパティの詳細については、「利用可能な WMS サービス プロパティ」をご参照ください。