属性の集計 (Summarize Attributes) (GeoAnalytics)

サマリー

フィーチャクラス内のフィールドの要約統計量を計算します。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力レイヤー

集計するポイント レイヤー、ポリライン レイヤー、またはポリゴン レイヤー。

Record Set
出力名

出力フィーチャ サービスの名前。

String
フィールド

同様なフィーチャの集計に使用する 1 つまたは複数のフィールド。たとえば、商業地と住宅地の値を含む PropertyType フィールドを選択すると、住宅地の値を持つすべてのフィールドが集計されて統計情報のサマリーが算出され、商業地の値を持つすべてのフィールドが集計されます。この例では、商業地と住宅地のサマリー値の 2 行が出力に作成されます。

Field
集計フィールド
(オプション)

指定されたフィールドに関して計算される統計情報。

Value Table
データストア
(オプション)

出力の保存先の ArcGIS Data Store を指定します。 デフォルトは、[ビッグ データ ストア] です。 ビッグ データ ストアに格納されたすべての結果は、WGS84 で保存されます。 リレーショナル データ ストアに格納された結果は、それらの座標系を維持します。

  • ビッグ データ ストア出力がビッグ データ ストアに格納されます。 これがデフォルトです。
  • リレーショナル データ ストア出力がリレーショナル データ ストアに格納されます。
String
時間ステップの間隔
(オプション)

時間ステップの期間を指定する値。 このパラメーターは、入力ポイントが時間対応であり、特定時点を表す場合にのみ使用できます。

時間ステップは、入力が時間対応である場合にのみ適用できます。

Time Unit
時間ステップの反復
(オプション)

時間ステップの間隔が発生する頻度を指定する値。 このパラメーターは、入力ポイントが時間対応であり、特定時点を表す場合にのみ使用できます。

Time Unit
時間ステップの基準
(オプション)

時間ステップを揃える基準時間を指定する日付。 デフォルト値は、1970 年 1 月 1 日 12:00 a.m. です。このパラメーターは、入力ポイントが時間対応であり、特定時点を表す場合にのみ使用できます。

Date

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力

集計された属性を含む出力テーブル。

レコード セット

arcpy.geoanalytics.SummarizeAttributes(input_layer, output_name, fields, {summary_fields}, {data_store}, {time_step_interval}, {time_step_repeat}, {time_step_reference})
名前説明データ タイプ
input_layer

集計するポイント レイヤー、ポリライン レイヤー、またはポリゴン レイヤー。

Record Set
output_name

出力フィーチャ サービスの名前。

String
fields
[fields,...]

同様なフィーチャの集計に使用する 1 つまたは複数のフィールド。たとえば、商業地と住宅地の値を含む PropertyType フィールドを選択すると、住宅地の値を持つすべてのフィールドが集計されて統計情報のサマリーが算出され、商業地の値を持つすべてのフィールドが集計されます。この例では、商業地と住宅地のサマリー値の 2 行が出力に作成されます。

Field
summary_fields
[summary_fields,...]
(オプション)

指定されたフィールドに関して計算される統計情報。

  • COUNT - NULL 値でない値の数。 数値フィールドまたは文字列に使用できます。 [null, 0, 2] の個数は 2 です。
  • SUM - フィールド内の数値の合計。 [null, null, 3] の合計は 3 です。
  • MEAN - 数値の平均。 [0,2, null] の平均は 1 です。
  • MIN - 数値フィールドの最小値。 [0, 2, null] の最小値は 0 です。
  • MAX - 数値フィールドの最大値。 [0, 2, null] の最大値は 2 です。
  • STDDEV - 数値フィールドの標準偏差。 [1] の標準偏差は null です。 [null, 1,1,1] の標準偏差は null です。
  • VAR - トラッキング内の数値フィールドの分散。 [1] の分散は null です。 [null, 1,1,1] の分散は null です。
  • RANGE - 数値フィールドの範囲。 これは、最大値から最小値を減算して計算されます。 [0, null, 1] の範囲は 1 です。 [null, 4] の範囲は 0 です。
  • ANY - 文字列型のフィールドのサンプル文字列。

Value Table
data_store
(オプション)

出力の保存先の ArcGIS Data Store を指定します。 デフォルトは、SPATIOTEMPORAL_DATA_STORE です。 ビッグ データ ストアに格納されたすべての結果は、WGS84 で保存されます。 リレーショナル データ ストアに格納された結果は、それらの座標系を維持します。

  • SPATIOTEMPORAL_DATA_STORE出力がビッグ データ ストアに格納されます。 これがデフォルトです。
  • RELATIONAL_DATA_STORE出力がリレーショナル データ ストアに格納されます。
String
time_step_interval
(オプション)

時間ステップの期間を指定する値。 このパラメーターは、入力ポイントが時間対応であり、特定時点を表す場合にのみ使用できます。

時間ステップは、入力が時間対応である場合にのみ適用できます。

Time Unit
time_step_repeat
(オプション)

時間ステップの間隔が発生する頻度を指定する値。 このパラメーターは、入力ポイントが時間対応であり、特定時点を表す場合にのみ使用できます。

Time Unit
time_step_reference
(オプション)

時間ステップを揃える基準時間を指定する日付。 デフォルト値は、1970 年 1 月 1 日 12:00 a.m. です。このパラメーターは、入力ポイントが時間対応であり、特定時点を表す場合にのみ使用できます。

Date

派生した出力

名前説明データ タイプ
output

集計された属性を含む出力テーブル。

レコード セット

コードのサンプル

SummarizeAttributes (属性の集計) (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、SummarizeAttributesツールの使用方法を示しています。

#-------------------------------------------------------------------------------
# Name: Summarize Attributes.py
# Description: Summarize Crime Data by year and beat.
#
# Requirements: ArcGIS GeoAnalytics Server
# Import system modules
import arcpy
# Set local variables
# This example used a big data file share name "Crimes" with dataset "Chicago" registered on my GeoAnalytics server
inFeatures = "https://MyGeoAnalyticsMachine.domain.com/geoanalytics/rest/services/DataStoreCatalogs/bigDataFileShares_Crimes/BigDataCatalogServer/Chicago"
summaryFields = ["Year", "Beat"]
summaryStatistics = [["Arrest", "COUNT"], ["District", "COUNT"]]
outFS = 'SummarizeCrimes'
dataStore = "SPATIOTEMPORAL_DATA_STORE"
# Execute SummarizeAttributes
arcpy.geoanalytics.SummarizeAttributes(inFeatures, outFS, summaryFields, 
                                       summaryStatistics, dataStore)

環境

特殊なケース

出力座標系

解析で使用される座標系。 このパラメーターで指定されない限り、入力の座標系で解析が行われます。 GeoAnalytics Tools の場合、最終結果は WGS84 のビッグ データ ストアに保存されます。

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 ArcGIS GeoAnalytics Server
  • Standard: 次のものが必要 ArcGIS GeoAnalytics Server
  • Advanced: 次のものが必要 ArcGIS GeoAnalytics Server

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