ラベル | 説明 | データ タイプ |
出力フィーチャクラス | テッセレーション グリッドを含む出力フィーチャクラスのパスと名前。 | Feature Class |
範囲 | テッセレーションがカバーする範囲。 現在の表示エリア、データセットの範囲、または手動で入力した値のいずれかを指定できます。
| Extent |
形状タイプ (オプション) | 生成する形状を指定します。
| String |
サイズ (オプション) | テッセレーションを構成する個別の形状の面積。 | Areal Unit |
空間参照 (オプション) | 出力データセットが投影される空間参照。 空間参照を指定しないと、出力が入力範囲の空間参照に投影されます。 入力範囲の空間参照も存在しない場合は、出力が GCS_WGS_1984 で投影されます。 | Spatial Reference |
サマリー
特定の範囲をカバーするために正多角形ポリゴン フィーチャのテッセレーション グリッドを生成します。 テッセレーションは、三角形、正方形、菱形、六角形または六角形 (縦) のいずれかにすることができます。
図
使用法
入力範囲全体がテッセレーション グリッドでカバーされるようにするには、出力フィーチャを意図的に入力範囲よりも大きく設定します。 このように設定する理由は、テッセレーション グリッドの外周が必ずしも直線にならないため、グリッドの範囲が入力範囲内に収まるようにすると、ギャップが生じてしまうからです。
出力フィーチャには、GRID_ID フィールドがあります。 出力フィーチャクラスに含まれる各フィーチャに固有の ID が GRID_ID フィールドに格納されます。 ID の形式は A-1、A-2、B-1、B-2 などです。 これにより、[属性検索 (Select Layer By Attribute)] ツールでクエリを使用して行と列を簡単に選択できるようになります。 たとえば、GRID_ID like 'A-%' で列 A に含まれるすべてのフィーチャを選択したり、GRID_ID like '%-1' で行 1 に含まれるすべてのフィーチャを選択したりすることができます。
別のデータセット内のフィーチャと交差しないグリッド、つまりテッセレーション フィーチャに対して排他的なグリッドを生成するには、[空間条件で選択 (Select Layer By Location)] ツールを使用して、コピー元フィーチャを含む出力ポリゴンを選択した後、[フィーチャのコピー (Copy Features)] ツールを使用して、選択した出力フィーチャを新しいフィーチャクラスに永続的にコピーします。
このツールは面積単位による形状を生成します。 1 辺の長さに基づいて形状の面積を算出するには、次の式のいずれかを使用して、[サイズ] パラメーターの値を計算します。
形状 式 例 [六角形] または [六角形 (縦)]
1 辺の長さが 100 メートルの六角形を生成するには、[サイズ] パラメーター値を 25980.76211353316 平方メートル (100 の 2 乗 x 3 x ルート 3 / 2) に指定します。
正方形
1 辺の長さが 100 メートルの四角形を生成するには、[サイズ] パラメーター値を 10000 平方メートル (100 の 2 乗) に指定します。
菱形
1 辺の長さが 100 メートルの菱形を生成するには、[サイズ] パラメーター値を 10000 平方メートル (100 の 2 乗) に指定します。
三角形
1 辺の長さが 100 メートルの三角形を生成するには、[サイズ] パラメーター値を 4330.127018922193 平方メートル (100 の 2 乗 x ルート 3 / 4) に指定します。
パラメーター
arcpy.management.GenerateTessellation(Output_Feature_Class, Extent, {Shape_Type}, {Size}, {Spatial_Reference})
名前 | 説明 | データ タイプ |
Output_Feature_Class | テッセレーション グリッドを含む出力フィーチャクラスのパスと名前。 | Feature Class |
Extent | テッセレーションがカバーする範囲。 現在の表示エリア、データセットの範囲、または手動で入力した値のいずれかを指定できます。
| Extent |
Shape_Type (オプション) | 生成する形状を指定します。
| String |
Size (オプション) | テッセレーションを構成する個別の形状の面積。 | Areal Unit |
Spatial_Reference (オプション) | 出力データセットが投影される空間参照。 空間参照を指定しないと、出力が入力範囲の空間参照に投影されます。 入力範囲の空間参照も存在しない場合は、出力が GCS_WGS_1984 で投影されます。 | Spatial Reference |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで GenerateTesselation 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
tessellation_extent = arcpy.Extent(0.0, 0.0, 10.0, 10.0)
spatial_ref = arcpy.SpatialReference(4326)
arcpy.management.GenerateTessellation(r"C:\data\project.gdb\hex_tessellation",
tessellation_extent, "HEXAGON",
"100 SquareMiles", spatial_ref)
次のスタンドアロン Python スクリプトは、プログラムでフィーチャクラスから範囲を抽出し、その範囲を使用して GenerateTessellation 関数のパラメーターを入力する方法を示しています。
# Name: GenerateDynamicTessellation.py
# Purpose: Generate a grid of squares over the envelope of a provided feature
# class.
# Import modules
import arcpy
# Set paths of features
my_feature = r"C:\data\project.gdb\myfeature"
output_feature = r"C:\data\project.gdb\sqtessellation"
# Describe the input feature and extract the extent
description = arcpy.Describe(my_feature)
extent = description.extent
# Find the width, height, and linear unit used by the input feature class' extent
# Divide the width and height value by three.
# Multiply the divided values together and specify an area unit from the linear
# unit.
# Should result in a 4x4 grid covering the extent. (Not 3x3 since the squares
# hang over the extent.)
w = extent.width
h = extent.height
u = extent.spatialReference.linearUnitName
area = "{size} Square{unit}s".format(size=w/3 * h/3, unit=u)
# Use the extent's spatial reference to project the output
spatial_ref = extent.spatialReference
arcpy.management.GenerateTessellation(output_feature, extent, "SQUARE", area,
spatial_ref)
環境
ライセンス情報
- Basic: Yes
- Standard: Yes
- Advanced: Yes