住所をコンポーネントに分割 (Split Address Into Components) (ジオコーティング)

サマリー

ストリート住所情報を住所コンポーネントに分割し、一意のフィールドとして追加される追加のコンポーネントを使用してテーブルまたはフィーチャクラスを作成します。

住所をコンポーネントに分割ツールの図

使用法

  • 入力住所データは、個別のストリート住所コンポーネントに解析または分割可能なストリート住所属性を含むテーブルまたはフィーチャクラスになります。

  • 分割対象の入力ストリート住所は、ツールで入力住所フィールドとして選択した単一フィールド (StreetNameAddress など) に格納できます。

  • 番地とユニット情報が個別のフィールドに格納されている場合など、入力ストリート住所も複数のフィールドに格納できます。 この場合、フィールドは選択された順序でリアルタイムで連結され、ストリート住所はそのコンポーネントに分割されます。

  • 都市、近郊、小区域、郵便番号などのゾーン情報を入力ストリート住所に含めないでください。 これらのコンポーネントは実行中に解析されず、含めると正しくない結果が生成されます。

  • [例外ファイル] パラメーターの値は、カスタム区切り形式を指定する各レコードの行を含む必要があります。 期待される分割された住所コンポーネントが後に続く入力住所フィールド (複数のフィールドがある場合は、値を 1 つの文字列に連結する) を含むように、ファイルの書式を設定します。 分割住所コンポーネントのフィールド名は以下に一致する必要があります。

    • AddNum
    • StPreDir
    • StPreType
    • StName
    • StType
    • StDir
    • UnitType
    • UnitName
    • BuildingType
    • BuildingUnit
    • LevelType
    • LevelName
    注意:

    すべてのフィールドが必要なわけではありません。コンポーネントへの分割が必要な場合に、カスタム住所に基づいて、必要なフィールドだけです。

    注意:

    詳細については、例外ファイルの例をダウンロードしてください。

    ファイル内の最初の住所「123 South Beach Avenue」は通常、次のフィールドに分割されます。

    AddNumStPreDirStNameStType

    123

    South

    Beach

    Avenue

    ただし、例外ファイルは次のカスタムの分割を作成します。

    AddNumStNameStType

    123

    South Beach

    Avenue

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
国または地域

住所のコンポーネントへの分割に使用する国の住所構造を指定します。

デフォルトは、オペレーティング システムの地域設定です。

  • オーストラリア国コードはオーストラリアになります。
  • カナダ国コードはカナダになります。
  • ドイツ国コードはドイツになります。
  • 英国国コードは英国になります。
  • 米国国コードは米国になります。
String
入力住所データ

個別のストリート住所コンポーネントに分割可能なストリート住所情報を含むテーブルまたはフィーチャクラス。

都市、近郊、小区域、郵便番号などのゾーン情報はサポートされていません。

Table View
入力住所フィールド

連結すると分割対象のストリート住所を形成する、入力テーブルまたはフィーチャクラスのフィールド。 都市、近郊、小区域、郵便番号などのゾーン情報はサポートされていません。

フィールドが選択された順序は、フィールドが連結される順序です。

String
出力住所データ

分割されたストリート住所を含む出力フィーチャクラスまたはテーブル。

Dataset
例外ファイル
(オプション)

ストリートの区切り例外を含むテーブル。

テーブルはサポートされている任意のテーブル形式です。

Table View

arcpy.geocoding.SplitAddressIntoComponents(country_code, in_address_data, in_address_fields, out_address_data, {in_exceptions})
名前説明データ タイプ
country_code

住所のコンポーネントへの分割に使用する国の住所構造を指定します。

デフォルトは、オペレーティング システムの地域設定です。

  • AUS国コードはオーストラリアになります。
  • CAN国コードはカナダになります。
  • DEU国コードはドイツになります。
  • GBR国コードは英国になります。
  • USA国コードは米国になります。
String
in_address_data

個別のストリート住所コンポーネントに分割可能なストリート住所情報を含むテーブルまたはフィーチャクラス。

都市、近郊、小区域、郵便番号などのゾーン情報はサポートされていません。

Table View
in_address_fields
[in_address_fields,...]

連結すると分割対象のストリート住所を形成する、入力テーブルまたはフィーチャクラスのフィールド。 都市、近郊、小区域、郵便番号などのゾーン情報はサポートされていません。

フィールドが選択された順序は、フィールドが連結される順序です。

String
out_address_data

分割されたストリート住所を含む出力フィーチャクラスまたはテーブル。

Dataset
in_exceptions
(オプション)

ストリートの区切り例外を含むテーブル。

テーブルはサポートされている任意のテーブル形式です。

Table View

コードのサンプル

SplitAddressIntoComponents の例 1 (Python ウィンドウ)

単一フィールドの住所文字列を含むテーブルを個別のコンポーネントに分割します。

import arcpy
atlanta_addresses = r"C:\AtlantaAddresses.csv"
arcpy.geocoding.SplitAddressIntoComponents("USA", atlanta_addresses, "Address", 
                                           r"C:\MySplitAddresses.csv", 
                                           "ExceptionsFile.csv")

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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