LRS イベントの変更 (Modify LRS Event) (Location Referencing)

サマリー

リニア リファレンス システム (LRS) イベントのプロパティを変更します。

使用法

• 変更されたフィールドには、ArcGIS Pipeline Referencing イベント データ モデルと ArcGIS Roads and Highways イベント データ モデルに示されたプロパティがあります。

• このツールを使用し、イベントに次のプロパティを追加または削除できます。

  連続的なネットワークの現在のイベント

  イベント タイプ	ルート名のサポート	スパニング ルートのサポート
  ライン	いいえ	なし
  ライン	はい	なし
  ポイント	いいえ	なし
  ポイント	はい	なし

  連続的なネットワークの変更されたイベント

  イベント タイプ	ルート名のサポート	スパニング ルートのサポート
  ライン	はい	なし
  ライン	いいえ	なし
  ポイント	はい	なし
  ポイント	いいえ	なし

  エンジニアリング ネットワークの現在のイベント

  イベント タイプ	ルート名のサポート	スパニング ルートのサポート
  ライン	いいえ	いいえ
  ライン	はい	いいえ
  ライン	はい	いいえ
  ライン	はい	はい
  ポイント	いいえ	なし
  ポイント	はい	なし

  エンジニアリング ネットワークの変更されたイベント

  イベント タイプ	ルート名のサポート	スパニング ルートのサポート
  ライン	はい	いいえ
  ライン	いいえ	いいえ
  ライン	はい	はい
  ライン	はい	いいえ
  ポイント	はい	なし
  ポイント	いいえ	なし

パラメーター

ダイアログ

ラベル	説明	データ タイプ
LRS イベント フィーチャクラス	イベントの入力フィーチャクラスまたはフィーチャ レイヤー。	Feature Layer
イベント ID フィールド	イベント ID フィールドの名前。	Field
ルート ID フィールド	ルート ID フィールドの名前。	Field
開始日フィールド	開始日付フィールドの名前。	Field
終了日フィールド	終了日付フィールドの名前。	Field
ロケーション エラー フィールド	ロケーション エラー フィールドの名前。	Field
メジャー フィールド	メジャー フィールドの名前 (ポイント イベントの場合) または始点メジャー フィールドの名前 (ライン イベントの場合)。	Field
終点メジャー フィールド (オプション)	終点メジャー フィールドの名前。 ライン イベントの場合にのみ必須です。	Field
イベントがルートにスパン (オプション)	そのまま—プロパティは変更されません。 これがデフォルトです。 複数のルートにまたがらない—イベント レコードが複数のルートにまたがりません。 ライン イベントにのみ適用されます。 複数のルートにまたがる—イベント レコードが複数のルートにまたがります。 ライン イベントにのみ適用されます。	String
終点ルート ID フィールド (オプション)	ルート ID フィールドの名前。 ライン イベントであり、複数のルートにまたがる場合にのみ必須です。	Field
ルート名の格納 (オプション)	そのまま—プロパティは変更されません。 これがデフォルトです。 ルート名を格納しない—ルート名がイベント レコードと共に格納されません。 ルート名の格納—ルート名がイベント レコードと共に格納されます。	String
ルート名フィールド (オプション)	ルート名フィールドの名前 (複数のルートにまたがらないポイント イベントの場合) または始点ルート名フィールドの名前 (複数のルートにまたがるライン イベントの場合)。 [ルート名の格納] が有効の場合に必須です。	Field
終点ルート名フィールド (オプション)	ルート名フィールドの名前。 ライン イベントであり、[ルート名の格納] が選択されており、複数のルートにまたがる場合にのみ必須です。	Field

派生した出力

ラベル	説明	データ タイプ
LRS イベント フィーチャクラスを更新しました	更新されたイベント フィーチャ レイヤー。	Feature Layer

Python

arcpy.locref.ModifyLRSEvent(in_feature_class, event_id_field, route_id_field, from_date_field, to_date_field, loc_error_field, measure_field, {to_measure_field}, {event_spans_routes}, {to_route_id_field}, {store_route_name}, {route_name_field}, {to_route_name_field})

名前	説明	データ タイプ
in_feature_class	イベントの入力フィーチャクラスまたはフィーチャ レイヤー。	Feature Layer
event_id_field	イベント ID フィールドの名前。	Field
route_id_field	ルート ID フィールドの名前。	Field
from_date_field	開始日付フィールドの名前。	Field
to_date_field	終了日付フィールドの名前。	Field
loc_error_field	ロケーション エラー フィールドの名前。	Field
measure_field	メジャー フィールドの名前 (ポイント イベントの場合) または始点メジャー フィールドの名前 (ライン イベントの場合)。	Field
to_measure_field (オプション)	終点メジャー フィールドの名前。 ライン イベントの場合にのみ必須です。	Field
event_spans_routes (オプション)	イベント レコードが複数のルートにまたがるかどうかを決定します。 AS_IS—プロパティは変更されません。 これがデフォルトです。 NO_SPANS_ROUTES—イベント レコードが複数のルートにまたがりません。 ライン イベントにのみ適用されます。 SPANS_ROUTES—イベント レコードが複数のルートにまたがります。 ライン イベントにのみ適用されます。	String
to_route_id_field (オプション)	ルート ID フィールドの名前。 ライン イベントであり、複数のルートにまたがる場合にのみ必須です。	Field
store_route_name (オプション)	イベント レコードにルート名が格納されるかどうかを決定します。 AS_IS—プロパティは変更されません。 これがデフォルトです。 STORE_ROUTE_NAME—ルート名がイベント レコードと共に格納されます。 NO_STORE_ROUTE_NAME—ルート名がイベント レコードと共に格納されません。	String
route_name_field (オプション)	ルート名フィールドの名前 (複数のルートにまたがらないポイント イベントの場合) または始点ルート名フィールドの名前 (複数のルートにまたがるライン イベントの場合)。 STORE_ROUTE_NAME が設定されている場合に必須です。	Field
to_route_name_field (オプション)	ルート名フィールドの名前。 ライン イベントであり、store_route_name と SPANS_ROUTES が設定されている場合に必須です。	Field

派生した出力

名前	説明	データ タイプ
out_feature_class	更新されたイベント フィーチャ レイヤー。	Feature Layer

コードのサンプル

ModifyLRSEvent の例 1 (Python ウィンドウ)

次のスクリプトは、イベントが複数のルートにまたがるよう、Python ウィンドウで ModifyLRSEvent ツールを使用する方法を示しています。

# Name: Modify_LRS_Event_ex1.py
# Description: Modify an event registered to a network so that it spans routes.
# Requires: ArcGIS Location Referencing

# Check out license
arcpy.CheckOutExtension("LocationReferencing")

# Tool variables
in_feature_class = "c:/data.gdb/LRS/Event1"
event_id_field = "EventID"
route_id_field = "FromRouteId"
from_date_field = "FromDate"
to_date_field = "ToDate"
loc_error_field = "LocationError"
measure_field = "FromMeasure"
to_measure_field = "ToMeasure"
event_spans_routes = "SPANS_ROUTES"
to_route_id_field = "ToRouteId"
store_route_name = "STORE_ROUTE_NAME"
route_name_field = "FromRouteName"
to_route_name_field = "ToRouteName"

# Set current workspace
arcpy.env.workspace = "c:/data.gdb"
 
# Execute the tool
arcpy.locref.ModifyLRSEvent(in_feature_class, event_id_field, route_id_field, from_date_field, to_date_field,
                            loc_error_field, measure_field, to_measure_field, event_spans_routes, to_route_id_field,
                            store_route_name, route_name_field, to_route_name_field)

# Check in license
arcpy.CheckInExtension('LocationReferencing')

ModifyLRSEvent の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のスクリプトは、イベントが複数のルートにまたがるよう、スタンドアロン Python スクリプトで ModifyLRSEvent ツールを使用する方法を示しています。

# Name: Modify_LRS_Event_ex2.py
# Description: Modify an event registered to a network so that it spans routes.
# Requires: ArcGIS Location Referencing

# Import arcpy module
import arcpy

# Check out license
arcpy.CheckOutExtension("LocationReferencing")

# Local variables:
in_feature_class = r"C:/data.gdb/LRS/Event1"
event_id_field = "EventID"
route_id_field = "FromRouteId"
from_date_field = "FromDate"
to_date_field = "ToDate"
loc_error_field = "LocationError"
measure_field = "FromMeasure"
to_measure_field = "ToMeasure"
event_spans_routes = "SPANS_ROUTES"
to_route_id_field = "ToRouteId"
store_route_name = "STORE_ROUTE_NAME"
route_name_field = "FromRouteName"
to_route_name_field = "ToRouteName"
 
# Process:  Modify LRS Event From Existing Dataset
arcpy.locref.ModifyLRSEvent(in_feature_class, event_id_field, route_id_field, from_date_field, to_date_field,
                            loc_error_field, measure_field, to_measure_field, event_spans_routes, to_route_id_field,
                            store_route_name, route_name_field, to_route_name_field)

# Check in license
arcpy.CheckInExtension('LocationReferencing')

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

• Basic: 次のものが必要 ArcGIS Location Referencing
• Standard: 次のものが必要 ArcGIS Location Referencing
• Advanced: 次のものが必要 ArcGIS Location Referencing