目標物検索

Business Analyst ライセンスで利用できます。

Data Axle、SafeGraph、およびその他の POI データ ソースのデータを使用して、目標物や施設などの対象ポイント (POI) を検索できます。 たとえば、病院の検索や特定の病院の名前を使用した検索を実行できます。 また、カテゴリまたは業種の範囲内での検索や、NAICS または SIC コードを使用した検索も実行できます。

注意:

「目標物検索」は、以前は「目標物および施設の検索」と呼ばれていました。

目標物検索ワークフローには、初期検索、フィルター、出力という 3 つの段階があります。 検索を開始する前に、[解析] タブで利用できる [ビジネス解析] ドロップダウン メニューで Business Analyst データ ソースを設定します。 ワークフローで表示されるオプションは、Business Analyst データ ソースによって異なります。

ヒント:

ワークフローを開始する前にマップ範囲を設定すると、検索結果がマップ範囲に制限されるようになります。

目標物を検索するには、次の手順に従います。

  1. ArcGIS Pro で、[解析] タブをクリックし、[ビジネス解析] ドロップダウン メニューを開いて、[目標物検索] をクリックします。

    [目標物検索] ウィンドウが表示されます。

    注意:

    Business Analyst データセットに複数の POI データ プロバイダーが含まれている場合は、[目標物検索] ウィンドウに [データ ソース] オプションが表示されます。 たとえば、ArcGIS Online から [アメリカ (Esri 2022)] データ ソースを使用する場合は、[目標物検索] データ ソースとして Data Axle、SafeGraph、または Foursquare を選択できます。

  2. [目標物/施設の名前またはタイプ] で、検索語句を入力します。

    たとえば、「coffee shop」と入力するか、コーヒー チェーンの名前を入力することができます。 次のオプションを使用して、検索を絞り込むことができます。

    • [カテゴリ] カテゴリ をクリックします。 [カテゴリ] ドロップダウン メニューで、カテゴリを選択するか、カテゴリを検索して Enter キーを押します。 カテゴリを展開すると、サブカテゴリを表示して選択できます。
    • [オプション] Color scheme options をクリックします。 [完全一致] をオンにすると、検索結果を完全一致のみに絞り込むことができます。 [会社名のみ] を選択すると、会社/目標物名に検索語句を含む結果のみが返されます。
  3. [完了] をクリックします。
  4. 必要に応じて、別の検索タイプを選択します。
    • NAICS または SICS コードで検索するには、[コードで検索] を選択します。 [コード タイプ] ドロップダウン メニューで [NAICS コード] または [SIC コード] を選択し、[ビジネス コード] ドロップダウン メニューでコードを参照するか、検索語句を入力してコードを検索します。 コードを選択し、[コードの追加] をクリックします。 複数のコードを検索に追加できます。
    • すべての目標物を検索するには、[すべて表示] を選択します。
  5. [その他のオプション] を展開し、次のように設定します。
    • [検索範囲] ドロップダウン メニューでは、検索を表示範囲またはマップ レイヤーの範囲に制限できます。
    • [検索上限数] フィールドでは、返される目標物/POI の数に対する制限を指定できます。 デフォルトでは、ArcGIS OnlineBusiness Analyst データ ソースとして使用すると、最大 5,000 件の目標物が返されます。
  6. [次へ] をクリックします。

    [目標物検索] ウィンドウに、検索結果と、検索をフィルタリングするためのオプションが表示されます。

  7. 次のフィルタリング オプションを使用して結果を絞り込みます。
    • チェックボックスを使用して、1 つまたは複数のカテゴリを選択します。
    • カテゴリで他のすべてのオプションを選択解除するには、カテゴリを展開し、オプションにポインターを合わせて、[のみ] をクリックします。
    • 最小値および最大値を定義するには、[従業員数][売上高/資産 ($000)] などの数値カテゴリを展開します。
      注意:

      いくつかのフィールドは一部のデータ ソースで使用することができません。

    • 設定したフィルターを削除するには、[リセット] をクリックします。
  8. 次のオプションを使用して結果を視覚化します。
    • 結果をマップ上に表示するには、[マップのプレビュー] をクリックします。
    • 結果をテーブル形式で表示するには、[テーブルのプレビュー] をクリックします。
  9. [次へ] をクリックします。
  10. [出力] の名前を指定します。

    注意:
    Business Analyst データ ソースが ArcGIS Online に設定されている場合は、ツールによってクレジットが消費されることを示すメッセージが表示されます。

  11. [完了] をクリックします。

    ワークフロー ウィンドウが閉じ、目標物検索の結果を示すポイント レイヤーがマップに追加されます。

目標物検索ワークフローは、[目標物リストからポイントを生成 (Generate Points from Business Listings)] ツールを使用します。 このジオプロセシング ツールを直接使用して同じ検索を行い、Python スクリプトまたはモデルを通じてクエリを構築し、実行できます。

注意:

目標物検索は、一部の国でのみ行えます。

関連トピック