Business Analyst ライセンスで利用できます。
テーブルからパラメーターをインポートすると、複数のカスタム データ変数とプロパティに値を同時に割り当てることができます。 変数プロパティは Excel スプレッドシートや他の表形式に保存でき、複数の統計データ コレクションに使用できます。 一度に複数の行を容易に編集できることから、パラメーターの設定に Excel テーブルを使用することをお勧めします。 1 つの Excel ワークブック ファイルには複数のスプレッドシートを含めることができ、各スプレッドシートを [パラメーターのインポート] ダイアログ ボックスに個別のテーブルとして表示できます。
以下の手順に従って、統計データ コレクションで使用するためにテーブルからパラメーターをインポートします。
- ArcGIS Pro の [カタログ] ウィンドウで、統計データ コレクションを右クリックして [編集] をクリックします。
[統計データ コレクション] ダイアログ ボックスが表示されます。
- ハイライト表示されていない場合は、エディターの左側のウィンドウで [変数] をクリックします。
変数パラメーターとその値が表形式で表示されます。
- エディターの右下隅にある [パラメーターのインポート] ボタンをクリックします。
- テーブルに移動して選択し、[OK] をクリックします。
インポートされたテーブルの値がそれぞれのパラメーター列に入力されます。
パラメーター テーブルの必要条件
パラメーター テーブルの必要条件は次のとおりです。
- 各パラメーター テーブルには [VARIABLE] という名前の列が必要です。 この列はパラメーター設定を受け取る変数を特定します。 [VARIABLE] 列の値は一意である必要があります。
- 標準の統計データ コレクション変数では、[VARIABLE] 列に値が存在する必要があります。 計算変数で、値が欠落している場合、その値が作成されリストの最後に追加されます。 たとえば、統計データ コレクション変数に SALES_Q1_2022 と SALES_Q2_2022 という名前の変数がすでに含まれていて、これらを合計する計算変数を追加する場合、スプレッドシートには次の 3 つの行が含まれる必要があります。
VARIABLE ALIAS SUMMARYTYPE FORMULA SALES_Q1_2022
Sales Q1 2022
合計
SALES_Q1_2022
Sales Q1 2022
合計
SALES_H1_2022
Sales H1 2022
スクリプト
!SALES_Q1_2022! + !SALES_Q1_2022!
- [平均] には、サマリー タイプ = Avg を使用します。
注意:
[平均] 変数には、[WEIGHTFIELD] を含める必要があります。
VARIABLE ALIAS SUMMARYTYPE WEIGHTFIELD TOT_CUSTOMERS
顧客総数
SUM
AVG_SALES
顧客あたりの平均売上
平均
TOT_CUSTOMERS
- パラメーター テーブルで設定できる他のプロパティと対応するフィールド名は次のとおりです。
パラメーター フィールド名 変数名
VARIABLE
カテゴリ
CATEGORY
エイリアス
ALIAS
サマリー タイプ
SUMMARYTYPE
割り当て方法
BASETYPE
小数
DECIMALS
スクリプト/式
FORMULA
加重
WEIGHTFIELD