ArcGIS Pro では、ジオプロセシング ツールを使用して、空間解析を実行したり、GIS データを管理したりすることができます。 ジオプロセシング ツールを検索および実行するには、[解析] タブと [ジオプロセシング] ウィンドウを使用します。
ジオプロセシング ツールを検索して開く
[解析] タブでは、ArcGIS Pro 内のすべてのジオプロセシング ツールにアクセスできます。 [解析ツール] ギャラリーでは、頻繁に使用される強力な解析ツールのいくつかを選択できます。また、[ジオプロセシング] ウィンドウでは、すべてのツールにアクセスできます。
- [解析] タブの [ジオプロセシング] グループで、[ツール] ボタン
をクリックします。[ジオプロセシング] ウィンドウが表示されます。
- ジオプロセシング ツールを検索および実行するには、[お気に入り] リストまたは [ツールボックス] リストから選択するか、検索ボックスでツールを検索します。 検索バーに「buffer」と入力すると、[バッファー (Buffer)] ツールを検索できます。
- 検索結果のリストで [バッファー (Buffer)] (解析)ツールをクリックすると、[ジオプロセシング] ウィンドウで [バッファー (Buffer)] ツールが開きます。
ジオプロセシング ツールの実行
ジオプロセシング ツールは、次の手順で実行します。
- 赤のアスタリスクで示されたツールの必須パラメーター オプションと、オプションのパラメーターを入力します。
すべての必須パラメーターに有効な値が設定されると、ツールを実行できるようになります。
- [実行] ボタンをクリックします。
ツールを実行すると、[ジオプロセシング] ウィンドウに進行状況バーが表示され、ツールの進捗とメッセージを確認できます。
ツールが終了すると、進行状況バーは、エラーまたは警告が発生せずにツールが完了した場合はチェックマーク記号
とともに緑色で、警告が発生してツールが完了した場合は警告記号 
とともに黄色で、ツールが失敗した場合はエラー記号 
とともに赤色で表示されます。 ツールのメッセージを確認するには、[詳細の表示] をクリックします。ツールの実行が完了すると、出力レイヤーがアクティブなマップに追加されます。
ツールは開いたままなので、簡単に設定を変更したり再実行したりできます。 既存の出力データセットを上書きしたり、実行前に出力に新しい名前を付けたりできます。
ジオプロセシング履歴
ジオプロセシング ツールを実行するごとに、新しいエントリが [履歴] ウィンドウの [ジオプロセシング] タブに追加されます。
- [解析] リボン タブに切り替えます。 [履歴] ボタン
をクリックします。 - [履歴] ウィンドウで、必要に応じて [ジオプロセシング] タブに切り替えます。
- ポインターをツール エントリの上に移動すると、ツールの実行に関する情報とメッセージが表示されます。
エントリをダブルクリックすると、同じパラメーター値でツールを再度開くことができます。