傾斜方向-傾斜角関数

概要

傾斜方向-傾斜角関数は、サーフェスの傾斜方向と傾斜角を同時に表示するラスター レイヤーを作成します。

傾斜方向は、各ピクセルから近傍に向かって下りの傾斜角の変化率が最大の方向を示します。 傾斜方向は、斜面の方向と考えることができます。 出力ラスターの値は傾斜のコンパス方向になり、色相 (色) で表されます。

傾斜角は、各デジタル標高モデル (DEM) ピクセルの高さの変化率を示します (測定は度単位)。 傾斜角は、サーフェスの傾きを表し、彩度 (明るさ) によって表現される 3 つのクラスでシンボル表示されます。

傾斜方向を示す

傾斜方向は色で表され、傾斜角は明るさで表されます。 傾斜角の値は度単位で、グレーのエリアは 5 度未満の傾斜角を示しています。

備考

出力される傾斜方向-傾斜角ラスターのピクセル値は、傾斜方向と傾斜角の組み合わせを表します。 値が 20 以下のピクセルは平坦と見なされ、グレーで表示されます。 21 以上の傾斜方向-傾斜角の値は、次のように異なる彩度で表示されます。

  • 21 ~ 30 - 小さい傾斜角の彩度
  • 31 ~ 40 - 中程度の傾斜角の彩度
  • 41 以上 - 大きい傾斜角の彩度

傾斜方向と傾斜角のカラー ホイール

パラメーター

パラメーター説明
Raster

入力 DEM。

Z 係数

次の 2 つの目的で高さの値を変換する際に使用される縮尺係数。

  • 高さの単位 (メートルやフィートなど) をデータセットの水平座標単位 (フィート、メートル、度) に変換します。
  • 視覚的効果を得るために高さを強調します。

関連トピック


このトピックの内容
  1. 概要
  2. 備考
  3. パラメーター