レビュー結果ウィンドウの構成

Data Reviewer のライセンスで利用可能。

[レビュー結果] ウィンドウでのエラー結果の表示方法を変更するには、結果を表示するオプションを選択します。 レビューアー ワークスペースに格納されるさまざまなタイプの結果に合わせて、4 つの表示オプションがあります。

結果の表示方法を変更するには、次の手順を実行します。

  1. [レビュー結果] ウィンドウで [メニュー] ボタン メニュー をクリックします。

  2. 次のオプションの中から 1 つを選択します。

    • [すべての結果] - サンプリングやメタデータ チェックの結果を含む、すべての結果を表示します。

    • [フィーチャ結果] - フィーチャまたはテーブル行であるすべてのチェック結果を表示します。

    • [サンプリング結果] - サンプリング チェックの結果のみを表示します。

    • [メタデータ結果] - メタデータ チェックの結果のみを表示します。

    選択したオプションに応じて、[レビュー結果] ウィンドウに表示される列が変化します。

すべての結果

[すべての結果] の表示では、結果のタイプに関係なく、レビューアー セッション内のすべての結果が表示されます。 これは、セッションを開いたときに結果の表示に使用されるデフォルトの表示です。 各行には、結果のライフ サイクル フェーズとステータス、ObjectID、データ ソース、チェック タイトル、および重要度が表示されます。 この表示で行を展開すると、サブタイプなど、フィーチャの詳細が表示されます。 また、結果を生成したチェック、説明、チェックを実行したユーザーと日時など、エラーの詳細を表示することもできます。

[すべての結果] の表示

フィーチャ結果

[フィーチャ結果] の表示では、自動チェック ([フィーチャ間] チェックなど) および半自動化ツール ([欠落フィーチャにフラグを付ける] ツールなど) の使用時に作成されたエラー結果が表示されます。 行を展開すると、チェック タイプや特定のエラー結果の修正ステータスなどの情報を表示できます。 この情報を使用して、誰が修正し、その修正を誰が検証したかを特定することもできます。

[フィーチャ結果] の表示

サンプリング結果

[サンプリング結果] の表示では、ArcMap サンプリング チェックの使用時に作成された結果だけが表示されます。 行を展開すると、データに対して実行されたサンプリング チェックのタイトルやサンプルのレビュー ステータスを表示できます。 ソース フィーチャクラスやサンプル タイトルで並べ替えると、サンプル セット内にある特定のフィーチャクラスに対して生成された結果の現在のステータスをすばやく表示できます。

[サンプリング結果] の表示

レビュー結果のプロパティ

[レビュー結果] ウィンドウに表示されるエラー結果には、自動および半自動のデータ レビュー中に作成された詳細な情報が含まれています。 この情報を使って、データ品質を向上する修正ワークフロー、およびデータの既知の責任のデータ消費者についてアラートを出すエラー報告を促進します。

以下の表はこれらのプロパティを説明したものです。

プロパティ説明

フェーズ

アイコンによって示される、エラー結果の現在の品質管理フェーズ (フェーズはレビュー、修正、および確認の 3 つ)。

エラー結果とそのライフ サイクルの詳細

ステータス

レビュー、修正、および確認の各フェーズで [結果の更新] ウィンドウから割り当てられたステータスに基づく、レコードの現在のステータス。

エラー結果とそのライフ サイクルの詳細

ID/識別子

フィーチャまたはサンプリング結果の場合は、フィーチャのオブジェクト ID または結果に関連するスタンドアロン テーブル行。 メタデータ エラーの場合は、ジオデータベース アイテムの関連メタデータ エレメントの XPath。

ソース

エラー フィーチャに関連するフィーチャクラスまたはスタンドアロン テーブル。

チェック タイトル

レビュアー ルールで作成されたタイトル。

重要度

チェックまたはツールの実行中に作成されたエラーの優先順位。

サブタイプ

エラーに関連するフィーチャのジオデータベース サブタイプまたはスタンドアロン テーブル行。

チェック タイプ

エラーを作成した自動チェックまたはツールの名前。

説明

チェックまたはツールの実行中に作成された、エラー状態のシステム生成説明。

チェック メモ

あなたか他の人物がチェックまたはツールの実行中に作成したメモもしくはコメント。

作成者

エラーを作成した人物の Windows ログイン名。

作成日

エラーの作成日時。

修正者

エラーを修正した人物の Windows ログイン名。

修正日

エラーの修正日時。

修正メモ

エラーの修正方法を説明するオプションのメモ。

確認者

エラーを確認した人物の Windows ログイン名。

確認日

エラーの確認日時。

確認メモ

エラーの確認方法を説明するオプションのメモ。