ラインフィーチャからルートを作成—ArcGIS Pro

[ルート作成] ツールは、選択したラインフィーチャからルートを作成します。始点、ターゲットフィーチャレイヤー、M 値の取得方法、および乗数 (単位を変換する必要がある場合) を指定できます。このツールは [フィーチャの修正] ウィンドウで使用できます。

注意:

ルートは、直線距離と関連イベントをモデル化するためにリニアリファレンスシステム (LRS) で使用されます。各頂点で M 値を持つ PolylineZM 中心線フィーチャとして作成され、ラインジオメトリから独立してメジャー値を格納します。

ラインフィーチャからルートを作成するには、次の手順に従います。

[編集] タブでスナップ設定を選択し、[フィーチャの修正] ウィンドウを開きます。
1. [スナップ] グループで、[スナップ] ドロップダウンメニューをクリックして、スナップの基本設定を有効にします。
2. [フィーチャ] グループで [修正] をクリックします。
ウィンドウで [ルート] を展開し、[ルート作成] をクリックします。
- ツールを終了するには、Esc キーを押します。
- 新しいルートを作成する前にマップ上でプレビューするには、[プレビューの表示] をオンにします。
[選択] をクリックし、コピーするジオメトリがあるラインフィーチャを選択してルートを作成します。
- 選択セットを調整するには、リスト内のフィーチャを右クリックして、[選択解除] または [このフィーチャのみを選択] をクリックします。
[テンプレート] 矢印をクリックして、ターゲットレイヤーを選択します。
次のいずれかの方法で、[始点] の値を設定します。
始点がルートメジャー値の開始点となります。
- [始点の指定] をクリックして、マップ上のポイントをクリックします。
  始点は、選択したフィーチャの端点の 1 つに自動的にスナップします。
- [座標の優先度を使用] をクリックして、[左下]、[右下]、[左上]、または [右上] を選択します。
  これらの優先座標に基づいて開始点を設定するには、選択したラインフィーチャセットを囲む最小四角形を描きます。選択したフィーチャの端点のうち、指定した優先座標に最も近い端点がメジャーの開始点となります。
メジャー (M) 値を取得する方法を選択します。
注意:
非連続のメジャー値を選択した場合、ターゲットレイヤーの座標系の単位に基づいて飛距離のギャップが計算されます。そのため、予期しないメジャー値が設定される可能性があります。たとえば、ターゲットレイヤーの座標単位がメートルであり、メジャー値の計算で使用するフィールドにマイル値が保存されている場合は、適切なメジャー値が得られません。
- [ジオメトリの長さ] - ターゲットレイヤーの座標系で選択したフィーチャの長さからメジャー値を取得します。
  - [始点メジャー値] - 0 以外の始点メジャー値を指定します。
  - [メジャー値の乗算] - 選択したラインがマージされ、ルートが作成される前にメジャー値に適用する乗算係数を指定します。メジャー値の乗算はメジャー単位の変換に役立ちます。
  - [空間的なギャップを無視] - 分断されたルートの連続的なメジャー値を作成します。
- [メジャー値フィールド] - 入力レイヤーのフィールド値からメジャー値を累積します。
  - [始点メジャー値] - 0 以外の始点メジャー値を指定します。
  - [メジャー値フィールド] - 新しいルートのメジャー値が取得されるフィールドを指定します。
  - [メジャー値を乗算] - 選択したラインがマージされ、ルートが作成される前にメジャー値に適用する乗算係数を指定します。メジャー値の乗算はメジャー単位の変換に役立ちます。
  - [空間的なギャップを無視] - 分断されたルートの連続的なメジャー値を作成します。
- [始点/終点メジャー値] - 点メジャー値と終点メジャー値の間にメジャー値を内挿します。
  - [始点メジャー値] - 新しいルートの始点メジャー値を指定します。
  - [終点メジャー値] - 新しいルートの終点メジャー値を指定します。
  - [空間的なギャップを無視] - 分断されたルートの連続的なメジャー値を作成します。
[ルート作成] をクリックします。
新しいルートが作成されると、作成開始時に選択した入力ラインフィーチャが選択解除され、新しいルートが選択されます。

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