後処理効果の設定の変更

シーンに後処理効果を適用したら、最終的な画像またはビデオ出力を作成する前に、後処理効果の調整を行うことができます。

後処理効果を調整するには、[表示] タブをクリックします。 [表示] グループで、[後処理効果] ドロップダウン矢印をクリックし、[後処理効果の設定] をクリックします。 [後処理効果の設定] ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスでは、効果の有効化または無効化、プロパティの変更を行えます。 すべての変更は、アクティブなビューでただちに適用されます。 [デフォルトにリセット] をクリックすると、設定がデフォルト値に戻ります。

後処理効果の設定

次の表に、各後処理効果タイプのカスタマイズ可能なプロパティを示します。

後処理効果説明

ブルーム ブルーム

指定した閾値よりも明るい色値にグローを追加して、シーンに明るい光を生成します。

  • [強度] - ブルーム効果の強度のパーセンテージを増減します。
  • [閾値] - 色の値の閾値の割合により、ブルーム効果の適用先が設定されます。 より高い閾値を設定すると、ブルーム効果でフィルター処理されるピクセル数が少なくなります。 より低い閾値を設定すると、ブルーム効果でフィルター処理されるピクセル数が多くなります。

ビネット ビネット

中心に比べて、シーンの端および隅を暗色化します。

  • [サイズ] - ビネット暗色化が適用されるビューの割合を増減します。 デフォルト値は 50 パーセントです。 値が高いほど、ビューの中心に向かって暗色化が増加します。
  • [強度] - 適用されるエリア全体の暗色化の割合。

グレイン グレイン

シーンを小さな粒子として視覚化することで、ビューにグラデーション ノイズやテクスチャを適用します。

  • [強度] - シーン内のグレイン効果の強度を増減します。 値が高いほど、表示されるグレインは多くなります。
  • [サイズ] - グレイン サイズの粒子の値をポイント単位で設定します。

カラー グレーディング カラー グレーディング

色と輝度を変更または補正することで、シーンの色を強調します。

  • [彩度] - すべての色の全体的な強度を調整します。
  • [明るさ] - シーンの全体的な明るさを調整します。
  • [コントラスト] - 画像の最も明るいポイントと最も暗いポイントの間の尺度であるトーン値の全体的な範囲を調整します。 コントラストは、ビューから伝わる雰囲気に影響を与えることがあります。 コントラストが高いと、高いエネルギーや強度を感じる傾向があります。 コントラストが低いと、非現実的またはビンテージに見える傾向があります。


このトピックの内容
  1. 後処理効果の設定