標準ラベル エンジン を使用する場合、ポイント フィーチャには、以下の 4 つの配置オプションがあります。1 つのオプションのみを選択できます。
- [ポイントの水平方向のオフセットを利用してラベルを配置] - フィーチャの上ではなく周囲にラベルを配置する場合に、このオプションを選択します。フィーチャを基準として特定のラベルを 1 つの位置 (右上など) にのみ配置することを保証する配置パターンを指定することができます。または、複数の配置オプションに優先度を指定するパターンを指定することもできます。たとえば、標準ラベル エンジン は最初にフィーチャの右上にラベルを配置しようとします。これでラベルが適合しなければ、右下への配置を試みます。各ゾーンを 1 ~ 3 のスケールでランク付けすることで、配置パターンは作成されます。このとき、1 は Maplex ラベル エンジンによって最初にラベルの配置が試行されるゾーン、3 は最後にラベルの配置が試行されるゾーンです。1 のランクは一意でなくてはなりませんが、その他のランクは重複して構いません。また、ゾーンに値 0 を指定することで、そのゾーンへのラベルの配置を禁止することもできます。
- [ポイント上にラベルを配置] - ラベルの中心をポイント上に合わせる場合に、このオプションを選択します。
- [指定した角度でラベルを配置] - ラベルの候補角度のリストを入力する場合に、このオプションを選択します。ポイントの位置は、テキストの回転の中心点として使用されます。標準ラベル エンジン はこのリストに従って、すべてのラベルの配置を試みます。各フィーチャをラベリングする際に、リストの先頭の角度を最初に試みます。競合が生じた場合は、ラベルが適切に配置されるまでリストの後続の角度を試していきます。
- [フィールドで指定された角度でラベルを配置] - レイヤー内の属性を使用して各ラベルの回転角度を指定する場合に、このオプションを選択します。ポイントの位置は、テキストの回転の中心点として使用されます。このオプションでは、フィーチャごとにラベルの角度を制御できます。角度は度単位で指定します。
回転スタイル ([地理学] または [数学]) を指定して、フィールドの角度が 標準ラベル エンジン によってどのように解釈されるかを、制御することができます。また、指定した角度に沿って配置するのか、指定した角度と垂直に配置するのかについても、指定できます。
ヒント:
回転フィールドの値に基づいてポイント フィーチャ シンボルを回転させる場合に、同じフィールド値を使用してラベルも回転させることができます。
- 「標準ラベル エンジン が有効化されていることを確認します」。
- [ラベル別にリスト] で [コンテンツ] ウィンドウの表示を利用すると、「非常に効果的」です。 [ラベル別にリスト] タブ をクリックします。
- [コンテンツ] ウィンドウでラベル クラスを選択して、[ラベリング] タブをクリックします。
- [ラベリング] タブの [ラベルの配置] グループで [ラベル配置プロパティ] をクリックします。
- [ラベリング] ウィンドウで、[位置] をクリックして [位置] タブ をクリックします。
- 使用する配置スタイルを指定して、そのプロパティを設定します。