テンプレート タイプの設定

テンプレートでは、レポートにおけるエレメントの配置と見た目を事前に指定できます。たとえば、レポートの見出しの中でタイトルをどこに配置するか、グループ フッターの中で統計サマリーをどのように並べるかなどです。 レポート作成の最初のステップ: Esri のデフォルト テンプレートと保存済みカスタム テンプレートのどちらからでもレポートを作成できます。 レポート作成後は、形式プロパティを使用してすべてのエレメントとプロパティをカスタマイズできます。 レポートを再作成すると、別のテンプレートを使用できます。

Esri のデフォルト テンプレートは 5 つあります。

  • 属性リスト - 行のリストを生成します。選択した属性に対して列が作成されます。
  • グループ化を含む属性リスト - 行のリストを生成します。選択した属性を個別値でグループ化した列が作成されます。
  • 基本サマリー - 指定された統計サマリーのリストを生成します。 個々の行はリストされません。
  • グループ化を含む基本サマリー - 指定した統計サマリーを個別値でグループ化したリストを生成します。 個々の行はリストされません。
  • フィーチャあたり 1 ページ - フィーチャごとに 1 ページを生成し、選択した属性をリストします。

一意のレポート定義をレポート テンプレート ファイル (.rptt) として共有することもできます。 生成されたファイルを「レポートの作成時にカスタム テンプレート」として使用できます。

Esri のデフォルト テンプレートを使用したレポートの作成

Esri のデフォルト テンプレートを使用してレポートを作成する手順は以下のとおりです。

  1. [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[新しいレポート] 新しいレポート をクリックして [新しいレポートの作成] ウィンドウを開きます。

    必要に応じて、[コンテンツ] ウィンドウ内のレイヤーを右クリックし、[新しいレポート] 新しいレポート をクリックして、ウィンドウを開き、レポートのデータ ソースを直接設定します。

  2. [新しいレポートの作成] ウィンドウで [デフォルトの Esri テンプレートを使用] ボタンをクリックし、ドロップダウン メニューからテンプレートを選択します。
    • 属性リスト
    • グループ化による属性リスト
    • 基本サマリー
    • グループ化による基本サマリー
    • フィーチャごとのページ
  3. [次へ] をクリックして、「レポートに名前を付け、データ ソースを設定します」。
  4. [次へ] をクリックして、レポートの「データをフィルタリングし、フィールドを指定」します。
  5. [次へ] をクリックし、必要に応じて「並べ替えルールを追加し、グループ化テンプレートを選択した場合はデータをグループ化」します。
  6. [次へ] をクリックして、「レポートの設計」してページ設定を完了します。

    ページ設定のオプションとして、ページ単位、サイズ、および方向があります。 カスタム ページ サイズを作成するか、プリンターからページ サイズを選択することもできます。

  7. [完了] をクリックして、レポート ビューを作成します。

    • グループがあるテンプレートを選択し、[新しいレポートの作成] ウィンドウでデータを整理するときにグループが確立されていない場合、グループはレポートに含まれません。
    • この処理の間に、レポートに含まれるフィールドがデータ ソースから削除されると、レポートは自動的に更新され、その時点で通知されます。

レポート ビューが開きます。 [レポート] タブがリボン上でアクティブになり、[コンテンツ] ウィンドウにレポート セクションのサブセクションのリストが反映されます。 操作および編集するサブセクションを選択します。

カスタム テンプレートを使用したレポートの作成

カスタム レポート テンプレート ファイル (.rptt) を使用してレポートを作成する手順は以下のとおりです。

  1. [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[新しいレポート] 新しいレポート をクリックして [新しいレポートの作成] ウィンドウを開きます。 または、マップの [コンテンツ] ウィンドウでテーブルまたはレイヤーを右クリックするか、[カタログ] ウィンドウで [レポート] フォルダーを右クリックします。
  2. [新しいレポートの作成] ウィンドウで、[カスタム テンプレートの使用] ボタンをクリックします。
  3. [参照] ボタン 参照 をクリックして、保存済みレポート テンプレート ファイル (.rptt) を参照します。
  4. [OK] をクリックして選択を確定し、[新しいレポートの作成] ウィンドウに戻ります。
  5. [次へ] をクリックして [レポート名] を確認または更新し、レポート セクションごとにデータ ソースを設定します。
  6. [次へ] をクリックして、レポートの「データをフィルタリングし、フィールドを指定」します。
  7. テンプレートに動的エレメントが含まれている場合は、[次へ] をクリックして「チャートまたはマップ フレーム」を接続します。
  8. テンプレートに補足ページが含まれている場合は、[次へ] をクリックして「レイアウトまたはレイアウト ファイルを指定」します。
  9. [完了] をクリックして、レポート ビューを作成します。

    • グループがあるテンプレートを選択し、[新しいレポートの作成] ウィンドウでデータを整理するときにグループが確立されていない場合、レポートでグループ ヘッダーが削除されます。
    • この処理の間に、レポートに含まれるフィールドがデータ ソースから削除されると、レポートは自動的に更新され、その時点で通知されます。

レポート ビューが開きます。 [レポート] タブがリボン上でアクティブになり、[コンテンツ] ウィンドウにレポート セクションのサブセクションのリストが反映されます。 操作および編集するサブセクションを選択します。

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