モバイル シーン パッケージにより、オフラインのグローバル シーンを ArcGIS Runtime SDK 100.5 以降で共有できます。
モバイル シーン パッケージは、シーンを 1 つの *.mspk ファイルに統合します。このファイルは、ArcGIS 組織アカウントで共有したり、モバイル デバイスに直接コピーしたりできます。 シーンでサポートされているレイヤー タイプは、そのデータとともにパッケージに組み込まれます。 モバイル シーン パッケージは、最新のモバイル デバイス用に最適化されており、ArcGIS Runtime SDK でサポートされているプラットフォーム上で実行できます。
注意:
ArcGIS Pro に ArcGIS Publisher エクステンションのライセンスを付与すると [匿名ユーザーの有効化] が使用可能になり、ユーザーは ArcGIS 組織にサイン インせずにモバイル シーン パッケージを開くことができるようになります。
モバイル シーン パッケージを作成して共有するには、次の手順を実行します。
- [モバイル シーン パッケージの作成 (Create Mobile Scene Package)] ツールを使用して、モバイル シーン パッケージを作成します。
- [モバイル シーン パッケージの作成 (Create Mobile Scene Package)] ツールを開きます。
- 1 つ以上のシーンを [入力シーン] として選択します。
- [参照] ボタン をクリックして、[出力ファイル] の既知の場所とファイル名を指定します。
- [対象地域 (AOI)] または [範囲] のパラメーターを指定します。 ドロップダウン メニューをクリックして、シーン内のポリゴン レイヤーを選択するか、[参照] ボタン をクリックし、ポリゴン フィーチャクラスを参照して選択します。
- [タイトル]、[概要]、[タグ]、[著作権]、[利用制限] の各パラメーターを指定します。
- [匿名ユーザーの有効化] をオンにして、ArcGIS 組織アカウントを持たないユーザーがモバイル シーン パッケージを表示できるようにします。 このパラメーターは、ArcGIS Publisher エクステンションがライセンス許可されている場合のみ表示されます。
- ターゲットのプラットフォームに基づいて、[テクスチャの最適化] を指定します。 このパラメーターの詳細については、「モバイル シーン パッケージの作成」をご参照ください。
- [実行] をクリックします。
- [パッケージの共有 (Share Package)] ツールを使用して、モバイル シーン パッケージをポータルで共有します。 モバイル シーン パッケージは、ArcGIS Online および Portal for ArcGIS 10.7 以降でファイル タイプとしてサポートされています。
- [パッケージの共有 (Share Package)] ツールを開きます。
- [参照] ボタン をクリックし、[入力パッケージ] パラメーターのモバイル シーン パッケージを参照して選択します。
- [概要] パラメーターと [タグ] パラメーターを指定します。
- 目的の [共有] 設定を指定します。
- [実行] をクリックします。