タスク アイテムのエラー

タスク アイテムは、正しく作成されていることを確認するために整合チェックされます。タスク アイテムを開くと、自動的に整合チェックが実行され、[タスク] ウィンドウの [メッセージ] タブにエラーがリスト表示されます。関連付けられたタスクを正常に実行するには、エラーを解決する必要があります。

タスク アイテムを作成すると、タスク アイテムは、エラーとベスト プラクティスの両方について、自動的に整合チェックが行われます。ベスト プラクティスの提案は警告メッセージとして表示されます。[タスク デザイナー] ウィンドウを開くと、タスクの警告とエラーの両方が [メッセージ] タブに表示されます。

次のエラーおよび警告が、タスク アイテムに関して表示されることがあります。

タスク アイテムのエラー

  • タスク <タスク名> のステップ <ステップ名> が、存在しないコマンド ID <コマンド ID> を使用しています。

    ステップが、存在しないコマンドを実行しようとしています。このエラーを解決するには、次の手順に従います。

    1. [タスク] ウィンドウで、ステップを選択し、[オプション] > [デザイナーで編集] の順にクリックして [タスク デザイナー] ウィンドウを開きます。
    2. [アクション] タブで、そのステップ用の正しいコマンドを選択するか、記録します。
    3. [タスク デザイナー] ウィンドウを閉じ、プロジェクトを保存して変更を保存します。

  • タスク <タスク名> のステップ <ステップ名> が、<ライセンス レベル\エクステンション名> を必要とするコマンド ID <コマンド ID> またはジオプロセシング ツール <ツール名> を使用しています。

    ステップが、現在のライセンス レベルではサポートされていないコマンドまたはジオプロセシング ツールを実行しようとしています。組織の管理者に問い合わせて、ライセンスを更新してください。

  • タスク <タスク名> が、アクセスできないマップを参照しています。このタスク アイテムは、別のプロジェクト向けに設計されている可能性があります。

    正しいプロジェクトでこのタスク アイテムを開くか、次の手順に従ってこのエラーを解決します。

    1. [タスク] ウィンドウの [メッセージ] タブで、エラー メッセージを選択して [表示] をクリックします。
    2. [タスク デザイナー] ウィンドウの [リソース] タブで、ドロップダウン リストから [すべての壊れたリソース] を選択します。
    3. 壊れたマップ リソースを選択したら、[選択したリソースの設定先] ドロップダウン リストから正しいマップ リソースを選択します。

      また、[リソースの削除] をクリックして、壊れたリソースをタスク アイテムから削除することもできます。

    4. プロジェクトを保存して変更を保存し、[タスク デザイナー] ウィンドウを閉じます。

      ヒント:

      [タスク デザイナー] ウィンドウの [リソース] タブで、[保存されていない変更] を選択して、プロジェクトに保存されていない修正済みのリソースを表示します。プロジェクトを保存すると、保存されていないリソースの変更のリストが空になります。

    5. 存在するタスク エラーを解決したら、[タスク] ウィンドウの [メッセージ] タブにある [整合チェック] 整合チェック をクリックして、エラーが他に存在しないことや追加のエラーが発生していないことを確認します。

  • タスク <タスク名> がアクセスできないレイヤーを参照しています。

    タスクが、アクティブなマップ ビューに存在しないレイヤーを使用しています。タスクが使用しているアクティブなマップ ビューにレイヤーを追加するか、[リソース] タブに表示されている正しいレイヤーを参照します。

    1. [タスク] ウィンドウの [メッセージ] タブで、エラー メッセージを選択して [表示] をクリックします。
    2. [タスク デザイナー] ウィンドウの [リソース] タブで、ドロップダウン リストから [すべての壊れたリソース] を選択します。
    3. 壊れたレイヤー リソースを選択したら、[選択したリソースの設定先] ドロップダウン リストから正しいレイヤー リソースを選択します。

      また、[リソースの削除] をクリックして、壊れたリソースをタスク アイテムから削除することもできます。

    4. プロジェクトを保存して変更を保存し、[タスク デザイナー] ウィンドウを閉じます。

      ヒント:

      [タスク デザイナー] ウィンドウの [リソース] タブで、[保存されていない変更] を選択して、プロジェクトに保存されていない修正済みのリソースを表示します。プロジェクトを保存すると、保存されていないリソースの変更のリストが空になります。

    5. 存在するタスク エラーを解決したら、[タスク] ウィンドウの [メッセージ] タブにある [整合チェック] 整合チェック をクリックして、エラーが他に存在しないことや追加のエラーが発生していないことを確認します。

  • タスク <タスク名> が、アクセスできないジオプロセシング ツール <ツール名> を参照しています。

    タスクがアクセスできないジオプロセシング ツールまたはモデルを使用しています。このエラーを解決するには、次の手順に従います。

    1. [タスク] ウィンドウの [メッセージ] タブで、エラー メッセージを選択して [表示] をクリックします。
    2. [タスク デザイナー] ウィンドウの [リソース] タブで、ドロップダウン リストから [すべての壊れたリソース] を選択します。
    3. 壊れたジオプロセシング ツール リソースを選択したら、[選択したリソースの設定先] ドロップダウン リストから正しいツール リソースを選択します。

      また、[リソースの削除] をクリックして、壊れたリソースをタスク アイテムから削除することもできます。

    4. プロジェクトを保存して変更を保存し、[タスク デザイナー] ウィンドウを閉じます。

      ヒント:

      [タスク デザイナー] ウィンドウの [リソース] タブで、[保存されていない変更] を選択して、プロジェクトに保存されていない修正済みのリソースを表示します。プロジェクトを保存すると、保存されていないリソースの変更のリストが空になります。

    5. 存在するタスク エラーを解決したら、[タスク] ウィンドウの [メッセージ] タブにある [整合チェック] 整合チェック をクリックして、エラーが他に存在しないことや追加のエラーが発生していないことを確認します。

タスク アイテムの警告

タスク アイテムの警告を表示するには、[タスク デザイナー] ウィンドウを開きます。タスク アイテムの警告は、タスク設計時のベスト プラクティスに関する提案です。タスク アイテムの警告によって、タスクの実行が妨げられることはありません。タスク アイテムの警告では次の情報が報告されます。

  • タスク アイテム、タスク、およびグループの説明がありません
  • タスク、グループ、およびステップの名前がありません
  • 「新しいタスク」や「新しいステップ」などのデフォルトの名前が使用されています
  • 名前が重複しています
  • タスクにステップが含まれていません
  • タスク アイテムには、非表示のタスクのみが含まれています

タスク アイテムの警告を解決するには、警告メッセージを選択し、[表示] をクリックして [タスク デザイナー] ウィンドウを開きます。必要に応じてタスクを変更します。