COGO の更新 (Update COGO) (編集)

サマリー

COGO 対応のライン フィーチャの COGO 属性を、そのライン形状ジオメトリに適合するように更新します。

次の COGO 属性が更新されます。

  • Direction
  • Distance
  • Radius
  • Arc Length

必要に応じて、「地表面/平面補正」により方向、距離、および半径をサイズ変更および回転できます。

使用法

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ライン フィーチャ

更新される COGO 対応のライン フィーチャ。

Feature Layer
距離、半径、円弧長の更新
(オプション)

入力ラインの DistanceRadius、および Arc Length COGO 属性の更新方法を指定します。

  • すべての値を上書きすべての値 (NULL 値を含む) が形状の長さに一致するように更新されます。 これがデフォルトです。
  • NULL 値のみ更新NULL 値のみが形状の長さに一致するように更新されます。
  • 最小の差異を使用して値を更新指定された許容値以上に形状の長さと異なっている値が、形状の長さと一致するように更新されます。
  • 値を更新しない値は更新されません。
String
最小の距離の差異
(オプション)

ライン形状の長さと DistanceRadiusArc Length フィールドの値との最小の距離の差異。 距離の差異が指定された許容値よりも大きい場合、DistanceRadius、または Arc Length フィールドの属性値がライン形状の長さと一致するように更新されます。 デフォルト値は 0 メートルです。

Linear Unit
方向の更新
(オプション)

入力の Direction COGO 属性の更新方法を指定します。

  • すべての値を上書きすべての値 (NULL 値を含む) が形状の方向に一致するように更新されます。 これがデフォルトです。
  • NULL 値のみ更新NULL 値のみが形状の方向に一致するように更新されます。
  • 最小の差異を使用して値を更新指定された許容値以上に形状の方向と異なっている値が、形状の方向と一致するように更新されます。
  • 値を更新しない値は更新されません。
String
最小の方向の差異 (秒)
(オプション)

ライン形状の方向と Direction フィールドの値との最小の方向の差異 (秒)。 方向の差異が指定された許容値よりも大きい場合、Direction フィールドの属性値がライン形状の方向と一致するように更新されます。 デフォルト値は 0 です。

Double
最小の左右方向のオフセット
(オプション)

ライン形状の端点と Direction フィールドの値を使用して描画されたラインの端点との間の最小許容距離。 左右方向のオフセット許容値は、方向のわずかな変更がラインの端点では大きな差異となる可能性がある非常に長いラインに使用できます。 デフォルト値は 0 メートルです。

Linear Unit
結合縮尺係数
(オプション)

ラインの形状の長さに適用する地表面/平面補正に基づく縮尺係数。 縮尺係数は、数値として指定するか、ライン属性フィールドを使用する Arcade 式から取得できます。 DistanceRadius、および Arc Length フィールドに設定される、更新された距離は、形状の長さと縮尺係数を乗算した結果です。

Calculator Expression
方向オフセット (秒)
(オプション)

ラインの形状の方向に適用する地表面/平面補正に基づく回転。 回転オフセットは、値 (秒) として指定するか、ラインの属性フィールドを使用する Arcade 式から取得できます。 ラインの Direction フィールドに設定される、更新された方向は、指定された方向オフセットで回転されたライン形状の方向です。

Calculator Expression

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新されたライン フィーチャ

更新されたライン フィーチャ。

Parcel Layer

arcpy.edit.UpdateCOGO(in_line_features, {distances_type}, {distance_tolerance}, {direction_type}, {minimum_direction_difference}, {minimum_direction_lateral_offset}, {combined_scale_factor}, {direction_offset})
名前説明データ タイプ
in_line_features

更新される COGO 対応のライン フィーチャ。

Feature Layer
distances_type
(オプション)

入力ラインの DistanceRadius、および Arc Length COGO 属性の更新方法を指定します。

  • OVERWRITEすべての値 (NULL 値を含む) が形状の長さに一致するように更新されます。 これがデフォルトです。
  • UPDATE_NULL_ONLYNULL 値のみが形状の長さに一致するように更新されます。
  • USE_MINIMUM_DIFFERENCE指定された許容値以上に形状の長さと異なっている値が、形状の長さと一致するように更新されます。
  • DO_NOT_UPDATE値は更新されません。
String
distance_tolerance
(オプション)

ライン形状の長さと DistanceRadiusArc Length フィールドの値との最小の距離の差異。 距離の差異が指定された許容値よりも大きい場合、DistanceRadius、または Arc Length フィールドの属性値がライン形状の長さと一致するように更新されます。 デフォルト値は 0 メートルです。

Linear Unit
direction_type
(オプション)

入力の Direction COGO 属性の更新方法を指定します。

  • OVERWRITEすべての値 (NULL 値を含む) が形状の方向に一致するように更新されます。 これがデフォルトです。
  • UPDATE_NULL_ONLYNULL 値のみが形状の方向に一致するように更新されます。
  • USE_MINIMUM_DIFFERENCE指定された許容値以上に形状の方向と異なっている値が、形状の方向と一致するように更新されます。
  • DO_NOT_UPDATE値は更新されません。
String
minimum_direction_difference
(オプション)

ライン形状の方向と Direction フィールドの値との最小の方向の差異 (秒)。 方向の差異が指定された許容値よりも大きい場合、Direction フィールドの属性値がライン形状の方向と一致するように更新されます。 デフォルト値は 0 です。

Double
minimum_direction_lateral_offset
(オプション)

ライン形状の端点と Direction フィールドの値を使用して描画されたラインの端点との間の最小許容距離。 左右方向のオフセット許容値は、方向のわずかな変更がラインの端点では大きな差異となる可能性がある非常に長いラインに使用できます。 デフォルト値は 0 メートルです。

Linear Unit
combined_scale_factor
(オプション)

ラインの形状の長さに適用する地表面/平面補正に基づく縮尺係数。 縮尺係数は、数値として指定するか、ライン属性フィールドを使用する Arcade 式から取得できます。 DistanceRadius、および Arc Length フィールドに設定される、更新された距離は、形状の長さと縮尺係数を乗算した結果です。

Calculator Expression
direction_offset
(オプション)

ラインの形状の方向に適用する地表面/平面補正に基づく回転。 回転オフセットは、値 (秒) として指定するか、ラインの属性フィールドを使用する Arcade 式から取得できます。 ラインの Direction フィールドに設定される、更新された方向は、指定された方向オフセットで回転されたライン形状の方向です。

Calculator Expression

派生した出力

名前説明データ タイプ
updated_line_features

更新されたライン フィーチャ。

Parcel Layer

コードのサンプル

UpdateCOGO の例 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、UpdateCOGO 関数を使用してイミディエイト モードでライン COGO 属性を更新する方法を示しています。

import arcpy

arcpy.edit.UpdateCOGO('Lot_Lines', 'USE_MINIMUM_DIFFERENCE', '1 Feet', 
                      'USE_MINIMUM_DIFFERENCE', '20')

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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