Coincident Points 環境を適用するツールは、Geostatistical Analyst での一致データの扱い方を定義します。
使用上の注意
- 使用中のツールで複数のデータセットが使用されており、これらのデータセットに一致ポイントがある場合は、この環境設定がすべてのデータセットに適用されます。
ダイアログの構文
- [一致位置の値の平均] - 一致位置でのデータの平均が使用されます。 これがデフォルトです。
- [すべての一致データを除外] - 一致データが解析から除外されます。
- [一致位置の最小値] - 一致位置でのデータの最小値が使用されます。
- [一致位置の最大値] - 一致位置でのデータの最大値が使用されます。
- [すべての一致データを含める] - すべてのデータが使用されます。
スクリプトの構文
arcpy.env.coincidentPoints = coincidentPoints_option
coincidentPoints_option | 説明 |
---|---|
MEAN | 一致位置でのデータの平均値が使用されます。 これがデフォルトです。 |
REMOVE_ALL | 一致データが解析から除外されます。 |
MIN | 一致位置でのデータの最小値が使用されます。 |
MAX | 一致位置でのデータの最大値が使用されます。 |
INCLUDE_ALL | すべてのデータが使用されます。 |
スクリプトの例
import arcpy
# Use the minimum value of the data at the coincident location.
arcpy.env.coincidentPoints = "MIN"