DOF → 障害物フィーチャ (DOF To Obstacle Features) (インテリジェンス)

サマリー

米国連邦航空局 (FAA) のデジタル障害物ファイル (DOF) を障害物ポイントおよび障害物バッファー フィーチャに変換します。

使用法

  • 米国 FAA DOF の仕様およびデータセットについては、https://www.faa.gov/air_traffic/flight_info/aeronav/digital_products/dof/ をご参照ください。 テーブルはカンマ区切り値ファイル (*.csv) です。

  • 出力障害物バッファーは、『US Army Field Manual 3-21.38 Pathfinder Operations, Chapter 4 Helicopter Landing Zones, Section 4-16』の条件に基づき、障害物オブジェクトの高さ (メートル) の 10 倍の距離で作成されます。 たとえば、5 メートルの障害物には 50 メートルのバッファーが作成されます。

  • [入力テーブル] には、FAA DOF 規格に準拠した数値の AMSL および AGL フィールドが含まれている必要があります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力テーブル

障害物フィーチャに変換する入力 DOF テーブル。

Table View
出力障害物フィーチャ

[入力テーブル] から作成されるポイント障害物フィーチャ。

Feature Class
出力障害物バッファー

[入力テーブル]AGL フィールドの値の 10 倍で作成された距離バッファー。

Feature Class
クリップ フィーチャ
(オプション)

[入力テーブル] からクリップするエリア。 このエリア内の障害物のみが作成およびバッファー処理されます。

Feature Layer

arcpy.intelligence.DOFToObstacleFeatures(in_table, out_obstacle_features, out_obstacle_buffers, {clip_features})
名前説明データ タイプ
in_table

障害物フィーチャに変換する入力 DOF テーブル。

Table View
out_obstacle_features

in_table から作成されるポイント障害物フィーチャ。

Feature Class
out_obstacle_buffers

in_tableAGL フィールドの値の 10 倍で作成された距離バッファー。

Feature Class
clip_features
(オプション)

in_table からクリップするエリア。 このエリア内の障害物のみが作成およびバッファー処理されます。

Feature Layer

コードのサンプル

DOFToObstacleFeatures の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで DOFToObstacles 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.intelligence.DOFToFeatures("C:/data/dof.csv", 
                                 "C:/data/results.gdb/obstacles", 
                                 "C:/data/results.gdb/buffers", 
                                 "C:/data/tasking.gdb/aoi")
DOFToObstacleFeatures の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで DOFToObstacleFeatures 関数を使用する方法を示しています。

# Name: DOFToObstacleFeatures_Example2.py
# Description: Convert DOF records to obstacle features.

# Import system modules
import os
import arcpy

# Set local variables
working_mty = r"d:\working\monterey"
in_dof_csv = os.path.join(working_mty, "dof.csv")
out_obx = os.path.join(working_mty, "results.gdb", "obstacles")
out_buf = os.path.join(working_mty, "results.gdb", "buffers")
aoi = os.path.join(working_mty, "tasking.gdb", "mtyAOI")

arcpy.env.outputCoordinateSystem = arcpy.SpatialReference(32611) # UTM Zone 11

# Run DOFToObstacleFeatures
arcpy.intelligence.DOFToFeatures(in_dof_csv, out_obx, out_buf, aoi)

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 3D Analyst および Spatial Analyst
  • Standard: 次のものが必要 3D Analyst および Spatial Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 3D Analyst および Spatial Analyst

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