ルート検索 (Find Routes) の出力

FindRoutes サービスが正常に実行されると、次に示す出力パラメーターを使用して、ストップ間の最適なルートと解析に成功したかどうかを示すステータスが返されます。

output_routes

結果ルートへのアクセスを提供します。

出力ルートに返されるフィールドを次の表に示します。

フィールド説明

Name

ルートの名前は、関連付けられているストップの RouteName フィールドに基づきます。 入力 RouteName フィールドが NULL である場合、名前は最初と最後のストップの Name フィールドから取得されます。

StopCount

ルートに割り当てられるストップの数。

StartTime

ルートの開始時刻。最初のストップのタイム ゾーンとして報告されます。

EndTime

ルートの終了時刻。最後のストップのタイム ゾーンとして報告されます。

StartTimeUTC

UTC (協定世界時) でのルートの開始時刻。

EndTimeUTC

UTC (協定世界時) でのルートの終了時刻。

Total_Minutes

ルートの最初のストップの開始から最後のストップの終了までの累積移動時間 (分単位)。 指定されている場合の訪問済みストップの AdditionalTime 値が含まれます。

注意:

measurement_units が時間ベースであり、値が Minutes に設定されていない場合、Total_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各時間ベースのコスト属性に対し、Total_[AccumulateAttributeName]_[TimeUnits] が追加フィールドとして含まれます。

Total_Miles

ルートの最初のストップの開始から最後のストップの終了までの累積移動距離 (マイル単位)。 指定されている場合の訪問済みストップの AdditionalDistance 値が含まれます。

注意:

measurement_units パラメーターが距離ベースであり、値が Miles または Kilometers に設定されていない場合、Total_[DistanceUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各距離ベースのコスト属性に対し、Total_[AccumulateAttributeName]_[DistanceUnits] が追加フィールドとして含まれます。

Total_Kilometers

ルートの最初のストップの開始から最後のストップの終了までの累積移動距離 (キロメートル単位)。 指定されている場合の訪問済みストップの AdditionalDistance 値が含まれます。

Total_Other

ルートの最初のストップの開始から最後のストップの終了までの累積移動コスト (単位が不明)。 指定されている場合の訪問済みストップの AdditionalCost 値が含まれます。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

注意:

時間ベースでも距離ベースでもなく、かつ解析時に蓄積された各コスト属性に対し、Total_[AccumulateAttributeName]_Other フィールドが追加で含まれます。

TotalWait_Minutes

このフィールドには、ルートの全体の待機時間が格納されます。ルートの全体の待機時間とは、タイム ウィンドウの開始までストップで待機した時間のことです。

解析でタイム ウィンドウが使用されない場合は、フィールドの値は Null になります。

注意:

measurement_units パラメーターが Minutes に設定されていない場合、TotalWait_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各時間ベースのコスト属性に対し、TotalWait_[AccumulateAttributeName]_[TimeUnits] が追加フィールドとして含まれます。

TotalViolation_Minutes

このフィールドには、ストップにおけるルートの全体の時間超過が格納されます。 タイム ウィンドウが終了した後でルートがストップに到着すると、時間超過が追加されます。これは、入力ストップの ArriveTime フィールド値と TimeWindowEnd フィールド値との差です。

解析でタイム ウィンドウが使用されない場合は、フィールドの値は Null になります。

注意:

解析オブジェクトの timeUnits プロパティが TimeUnits.Minutes に設定されていない場合、TotalViolation_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、timeUnits プロパティで指定されます。

解析時に蓄積される各時間ベースのコスト属性に対し、TotalViolation_[AccumulateAttributeName]_[TimeUnits] が追加フィールドとして含まれます。

FirstStopID

ルート上の最初のストップの解析によって自動生成された一意の ID。

FirstStopOID

ルート上の最初のストップの ObjectID 値。 このフィールドは、多くの場合、入力ストップからの情報をルートに結合するために使用されます。

LastStopID

ルート上の最後のストップの解析によって自動生成された一意の ID。

LastStopOID

ルート上の最後のストップの ObjectID 値。 このフィールドは、多くの場合、入力ストップからの情報をルートに結合するために使用されます。

output_directions

各結果ルートのターンごとのルート案内へのアクセスを提供します。

ルート案内フィーチャの形状は、ルートに含まれている下にある道路から決定されます。

[ルート案内言語][ルート案内距離単位][ルート案内スタイル名] の各パラメーターは、移動方向に影響します。 [ルート案内の設定] パラメーターが [False] に設定されている場合、このパラメーターは空のフィーチャを返します。

出力ルート案内に返されるフィールドを次の表に示します。

フィールド説明

RouteName

運転動作が適用されるルートの名前。 この値は、出力ルートの Name フィールドと同じです。

ArriveTime

指定された運転動作を開始する時間。 ルートが複数日にまたがる場合、日付と時刻が表示されます。

Type

ルート案内フィーチャが表す走行のタイプまたはルート案内テキストのタイプ。 Type が走行タイプまたはルート案内文字列タイプのいずれを参照しているかを判断するには、SubItemType フィールド値を確認します。

Type は、たとえば、走行タイプに基づいてルート案内テキストに対応するアイコンを割り当てたり、アプリケーションでルート案内を表示する際に、ルート案内文字列タイプに基づいた書式設定スタイルを使用したりすることができます。

Type 値は、下に示された走行タイプまたはルート案内文字列タイプの整数です。

走行タイプ

  • 0: 不明
  • 1: ストップに到着
  • 2: 真っすぐ進む
  • 3: 左方向に進む
  • 4: 右方向に進む
  • 5: 左折
  • 6: 右折
  • 7: 左折
  • 8: 右折
  • 9: U ターン
  • 10: フェリーに乗る
  • 11: ロータリーに入る
  • 12: 高速道路へ合流
  • 13: 高速道路を出る
  • 14: 別の高速道路に進む
  • 15: 分岐点で中心車線を維持
  • 16: 分岐点で左車線を維持
  • 17: 分岐点で右車線を維持
  • 18: ストップを出発
  • 19: 移動計画アイテム
  • 20: フェリーの終点
  • 21: 右側ランプ
  • 22: 左側ランプ
  • 23: 左に曲がってからすぐに右に曲がる
  • 24: 右に曲がってからすぐに左に曲がる
  • 25: 右に曲がってからすぐに右に曲がる
  • 26: 左に曲がってからすぐに左に曲がる
  • 27: 歩行者用スロープ
  • 28: エレベーター
  • 29: エスカレーター
  • 30: 階段
  • 31: ドアの通過

ルート案内文字列タイプ

  • 0: 一般のルート案内文字列タイプ
  • 1: 出発のルート案内文字列タイプ
  • 2: 到着のルート案内文字列タイプ
  • 3: 長さのルート案内文字列タイプ
  • 4: 時間のルート案内文字列タイプ
  • 5: 時間サマリーのルート案内文字列タイプ
  • 6: タイム ウィンドウのルート案内文字列タイプ
  • 7: 超過時間のルート案内文字列タイプ
  • 8: 待機時間のルート案内文字列タイプ
  • 9: サービス時間のルート案内文字列タイプ
  • 10: 推定到着時間のルート案内文字列タイプ
  • 11: 累積長のルート案内文字列タイプ
  • 12: 道路名のルート案内文字列タイプ
  • 13: 代替道路名のルート案内文字列タイプ
  • 14: 分岐標識情報のルート案内文字列タイプ
  • 15: 方向標識情報のルート案内文字列タイプ
  • 16: 交差道路名のルート案内文字列タイプ
  • 17: 出口番号標識のルート案内文字列タイプ

SubItemType

Type フィールドが Directions String Types テーブルの整数または Maneuver Types テーブルの整数のいずれかを参照するかを指定します。

  • SubItemType 値が 1 の場合、Type フィールドは Maneuver Types テーブルの値を参照します。
  • SubItemType 値が 2 の場合、Type フィールドは Directions String Types テーブルの値を参照します。
  • SubItemType 値が 3 の場合、Type フィールドは Directions String Types テーブルの値を参照します。

Text

テキストによる移動方向の説明。

ElaspsedTime

現在のルート案内が開始してから次のルート案内が開始するまで、または最後のルート案内が終了するまでの経過時間 (分)。

DriveDistance

現在のルート案内が発生した場所から次のルート案内が発生する場所まで、または最後のルート案内が終了する場所までの距離。

この値の単位は、Directions_Distance_Units パラメーターで指定されます。

次のルート案内が開始する場所と同じ場所で発生するルート案内の場合、値は 0 です。 たとえば、ルートの開始でのルート案内テキストの場合、DriveDistance 値は 0 です。

output_direction_points

解析で算出されたルートに対して出力されるルート案内を示します。特定のルート案内イベントまたは走行が発生したルートに沿ったポイント位置として表されます。

フィールド名説明

RouteID

該当するルート案内ポイントが関連付けられている出力 output_routes フィーチャの ObjectID。

Sequence

該当するルートのルート案内ポイントの順番 (1 から始まる)。

DirectionPointType

ポイントで記述されたルート案内イベントまたは走行のタイプ。次のいずれかの値で表されます。

  • ヘッダー (1)
  • 到着 (50)
  • 出発 (51)
  • 直進 (52)
  • フェリー乗船 (100)
  • フェリー降船 (101)
  • 分岐点で中心車線を維持 (102)
  • ラウンドアバウト (103)
  • U ターン (104)
  • ドア (150)
  • 階段 (151)
  • エレベーター (152)
  • エスカレーター (153)
  • 歩行者用スロープ (154)
  • 分岐点で左車線を維持 (200)
  • 左側ランプ (201)
  • 時計回りのロータリー (202)
  • 左回りの U ターン (203)
  • 左方向に進む (204)
  • 左折 (205)
  • 急角度で左折 (206)
  • 左折してすぐに左折 (207)
  • 左折してすぐに右折 (208)
  • 分岐点で右車線を維持 (300)
  • 右側ランプ (301)
  • 反時計回りのロータリー (302)
  • 右回りの U ターン (303)
  • 右方向に進む (304)
  • 右折 (305)
  • 急角度で右折 (306)
  • 右折してすぐに左折 (307)
  • 右折してすぐに右折 (308)
  • 上りエレベーター (400)
  • 上りエスカレーター (401)
  • 上り階段 (402)
  • 下りエレベーター (500)
  • 下りエスカレーター (501)
  • 下り階段 (502)
  • 一般イベント (1000)
  • ランドマーク (1001)
  • タイム ゾーンの変更 (1002)
  • 交通イベント (1003)
  • 踏切のコスト係数指定イベント (1004)
  • 境界交差 (1005)
  • 規制違反 (1006)
  • レーン (1007)

StopID

該当するルート案内ポイントが関連付けられているストップの ObjectID (ある場合)。 ポイントがストップへの訪問を表していない場合、この値は NULL になります。

DisplayText

使用中のアプリケーションで表示するルート案内テキスト。

ArrivalTime

ルート案内イベントが行われる時刻 (協定世界時 (UTC ))。

ArrivalUTCOffset

走行位置の現地時間と ArrivalTime フィールドに示された UTC 時間 (分単位) との差異 (分単位)。

Name

ルート案内ポイントの名前。

ExitName

ルート案内指示に表示される高速道路出口名。

AlternateName

ルート案内指示に表示される代替ソース名。

IntersectingName

ルート案内指示に表示される交差点または交差道路の名前。

BranchName

ルート案内指示に表示される分岐標識名。

TowardName

ルート案内指示に表示される目的地までの方向標識名。

Level

該当するルート案内イベントが発生した建物の階。 この値は、解析用のネットワーク データセット内に定義された Level プロパティに相当します。

ネットワーク データセットのルート案内構成の詳細

ShortVoiceInstruction

使用中のアプリケーションで音声ガイダンス テキストとして使用する短い形式のテキスト。

VoiceInstruction

使用中のアプリケーションで音声ガイダンス テキストとして使用する追加テキスト (展開された略語と複数形の語句を含む)。

Azimuth

この地点を出発する車両の方位 (度単位)。 ゼロは北を示します。

output_direction_lines

解析で算出され、DirectionPoints イベント位置間または走行位置間の各ルート セグメントを表すためにスライスされた出力ルート ラインを示します。

フィールド名説明

DirectionPointID

該当するラインが関連付けられている output_direction_points テーブル内のフィーチャの ObjectID。

RouteID

該当するルート案内ラインが関連付けられている出力 output_routes フィーチャの ObjectID。

DirectionLineType

該当するラインで記述されたルート案内状況のタイプ。次のいずれかの値で表されます。

  • 不明 (0)
  • セグメント (1)
  • 走行セグメント (2)
  • 規制違反 (3)
  • 踏切のコスト係数指定 (4)
  • 多い交通量 (5)
  • 低速の交通量 (6)
  • 中程度の交通量 (7)

Meters

メートル単位で計測されたライン セグメントの長さ。

Minutes

分単位でのライン セグメントに沿った移動時間。

FromLevel

該当するルート案内イベントが始まる建物の階。 この値は、解析用のネットワーク データセット内に定義された Level プロパティに相当します。

ネットワーク データセットのルート案内構成の詳細

ToLevel

該当するルート案内イベントが終わる建物の階。 この値は、解析用のネットワーク データセット内に定義された Level プロパティに相当します。

output_stops

ルートによって訪問されたストップや、どのルートでも到達できないストップの属性へのアクセスを提供します。

このパラメーターの属性 (Status フィールドなど) を使用すると、ストップがどのルートにも割り当てられなかった理由を確認できます。

出力ストップに返されるフィールドを次の表に示します。 このパラメーターには、これらのフィールド以外に、解析のストップとして使用される入力フィーチャクラスのすべてのフィールドも含まれます。

フィールド

説明

Name

ルートによって訪問されたストップの名前。 このフィールドの値は、入力ストップの Name フィールドからコピーされます。

RouteName

ストップが割り当てられるルートの名前。

ツールの実行時に同じルート名を持つ複数の入力ストップはグループ化され、1 つのルートで移動し、ルートにその名前が割り当てられます。 入力ストップに複数のルート名が存在する場合、ツールはルート名ごとに 1 つのルートを割り当てて、複数のルートを出力できます。

名前が存在しなければ、すべてのストップが同じルートに属します。

Sequence

割り当てられたルートを訪問するストップの順序。RouteName フィールドにリストされます。

TimeWindowStart

ルートがストップを訪問できる最も早い時刻。 このフィールドの値は、入力ストップの TimeWindowStart フィールドからコピーされます。

TimeWindowEnd

ルートがストップを訪問できる最も遅い時刻。 このフィールドの値は、入力ストップの TimeWindowEnd フィールドからコピーされます。

ArriveCurbApproach

車両がストップに到着するときに、アプローチを車両のどちら側にするかを示します。

DepartCurbApproach

車両がストップから出発するときに、アプローチを車両のどちら側にするかを示します。

ArriveTime

ストップに到着した時刻を示す日時の値。 この時間値のタイム ゾーンは、ストップが配置されているネットワーク エレメントから取得されます。

DepartTime

ストップからの開始時刻を示す日時の値。 この時間値のタイム ゾーンは、ストップが配置されているネットワーク エレメントから取得されます。

ArriveTimeUTC

ストップに到着した時刻を示す日時の値。 この時間値のタイム ゾーンは、ストップが配置されているネットワーク エレメントから取得されます。

DepartTimeUTC

ストップからの開始時刻を UTC (世界協定時) で示す日時の値。

LocationType

ストップ タイプ。 このフィールドの値は、入力ストップの LocationType フィールドからコピーされます。

SourceID

入力ポイントが配置されたネットワーク データセット ソース フィーチャクラスの数値 ID。

SourceOID

入力ポイントが配置されたソースにあるフィーチャの ObjectID。

PosAlong

ソース ライン フィーチャのデジタイズ方向に沿った位置。この値は割合として格納されます。ネットワーク位置がジャンクションを参照している場合、このフィールドは NULL になります。

SideOfEdge

ライン フィーチャのデジタイズ方向を基準として定められる、エッジの側。このフィールドがとりうる値は、[右側] (1)、[左側] (2) のいずれかです。

CurbApproach

車両がストップに到着する方向およびストップから出発する方向。 このフィールドの値は、入力ストップの CurbApproach フィールドからコピーされます。

Status

ネットワーク上の位置を基準としたその地点のステータスと解析の結果を示します。 出力される可能性のある値は次のとおりです。

  • 0 (OK) - その地点がネットワーク上で特定されました。
  • 1 (未配置) - その地点はネットワーク上で特定されなかったため、解析の対象外となりました。
  • 2 (ネットワーク エレメントが未配置) - その地点のネットワーク ロケーション フィールドで特定されたネットワーク エレメントが見つかりません。 これは、その地点があるはずのネットワーク エレメントが削除され、ネットワーク ロケーションが再計算されなかった場合に発生する可能性があります。
  • 3 (エレメントを通過できません) - その地点があるネットワーク エレメントを通過できません。 この状態は、規制属性によってエレメントが規制されている場合に発生する可能性があります。
  • 4 (無効なフィールド値): フィールド値が、範囲またはコード値ドメインから外れています。 たとえば、正の数値が必要な箇所に負の数値が存在しています。
  • 5 (未到達) - 解析でその地点に到着できません。 他の入力から切り離された別個のネットワーク領域にその地点が存在するか、バリアまたは制限によってその地点との往来が禁止されています。
  • 6 (タイム ウィンドウ違反) - 指定されたタイム ウィンドウ内にその地点に到着できませんでした。 このステータスは、タイム ウィンドウをサポートしているネットワーク解析タイプにのみ適用されます。
  • 7 (最寄りの位置にない) - 規制またはバリアによって、その地点に最も近いネットワーク ロケーションを通過できません。このため、代わりに、最も近い通過可能なネットワーク フィーチャ上にその地点が配置されました。

SnapX

ネットワーク データセットの座標系で、ポイントが配置されたネットワーク データセット上の位置の X 座標。

SnapY

ネットワーク データセットの座標系で、ポイントが配置されたネットワーク データセット上の位置の Y 座標。

SnapZ

ネットワーク データセットの座標系で、ポイントが配置されたネットワーク データセット上の位置の Z 座標。ネットワークが 2 次元の場合、SnapZ フィールドは 0 になります。

DistanceToNetworkInMeters

ポイントの地理的位置とそのポイントがネットワーク上に配置された位置との間の距離 (メートル単位)。

AdditionalTime

このストップを訪問するときの合計ルート所要時間に追加される時間の長さ。 このフィールドの値は、入力ストップの AdditionalTime フィールドからコピーされます。

AdditionalDistance

このストップを訪問するときの合計ルート距離に追加される距離の長さ。 このフィールドの値は、入力ストップの AdditionalDistance フィールドからコピーされます。

AdditionalCost

このストップを訪問するときに、合計ルート コストに追加されるコスト。 このフィールドの値は、入力ストップの AdditionalCost フィールドからコピーされます。 このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

Cumul_Minutes

起点からストップまでのルートの累積所要時間 (分)。 ここに報告される値は、ストップまでの累積ルート時間です。これには、このストップおよびそれ以前のストップでの追加の時間が含まれます。

たとえば、ルート解析で、2 つのストップを訪問するのに 10 分かかり、2 番目のストップの AdditionalTime の値が 5 の場合、Cumul_Minutes の値は 15 分になります。

注意:

measurement_units パラメーターが時間ベースであり、値が Minutes ではない場合、Cumul_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各時間ベースのコスト属性に対し、Cumul_[AccumulateAttributeName]_[TimeUnits] が追加フィールドとして含まれます。

Cumul_Miles

起点からストップまでのルートの累積距離 (マイル)。 ここに報告される値は、ストップまでの累積ルート距離です。これには、このストップおよびそれ以前のストップでの追加の距離が含まれます。

注意:

measurement_units パラメーターが距離ベースであり、値が Miles または Kilometers に設定されていない場合、Cumul_[DistanceUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各距離ベースのコスト属性に対し、Cumul_[AccumulateAttributeName]_[DistanceUnits] が追加フィールドとして含まれます。

Cumul_Kilometers

起点からストップまでのルートの累積距離 (キロメートル)。 ここに報告される値は、ストップまでの累積ルート距離です。これには、このストップおよびそれ以前のストップでの追加の距離が含まれます。

Cumul_Cost

起点からストップまでのルートの累積コスト。 ここに報告される値は、ストップまでの累積ルート コストです。これには、このストップおよびそれ以前のストップでの追加のコストが含まれます。 このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。 この値の単位は不明です。

注意:

時間ベースでも距離ベースでもなく、かつ解析時に蓄積された各コスト属性に対し、Cumul_[AccumulateAttributeName]_Other フィールドが追加で含まれます。

Wait_Minutes

このフィールドには、ルートがストップに早く到着した場合にタイム ウィンドウが開始する () のを待つのに費やされる時間が格納されます。

解析でタイム ウィンドウが使用されない場合は、フィールドの値は Null になります。

注意:

measurement_units パラメーターが時間ベースであり、値が Minutes ではない場合、Wait_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各時間ベースのコスト属性に対し、Wait_[AccumulateAttributeName]_[TimeUnits] が追加フィールドとして含まれます。

CumulWait_Minutes

このフィールドには、タイム ウィンドウが開始するのを待つのに費やされた時間の合計が格納されます。 待ち時間が計測されます。 これには、ルートが訪れた現在のストップとそれ以前のすべてのストップでの待ち時間が含まれます。

解析でタイム ウィンドウが使用されない場合は、フィールドの値は Null になります。

注意:

measurement_units パラメーターが時間ベースであり、値が Minutes ではない場合、CumulWait_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各時間ベースのコスト属性に対し、CumulWait_[AccumulateAttributeName]_[TimeUnits] が追加フィールドとして含まれます。

Violation_Minutes

このフィールドは、タイム ウィンドウが終了した後にルートがどれほど遅く到着したかを示します。 具体的には、これには、タイム ウィンドウの終了時刻からルートがストップに到着した時刻までの時間が格納されます。

解析でタイム ウィンドウが使用されない場合は、フィールドの値は Null になります。

注意:

measurement_units パラメーターが時間ベースであり、値が Minutes ではない場合、Violation_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

解析時に蓄積される時間ベースのコスト属性ごとに Violation_[AccumulateAttributeName]_[TimeUnits] が追加フィールドとして含まれます。

CumulViolation_Minutes

このフィールドには、該当するルートで訪れた現在のストップとそれより前のすべてのストップの累積超過時間が格納されます。

解析でタイム ウィンドウが使用されない場合は、フィールドの値は Null になります。

注意:

measurement_units パラメーターが時間ベースであり、値が Minutes ではない場合、CumulViolation_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

注意:

解析オブジェクトの timeUnits プロパティが TimeUnits.Minutes に設定されていない場合は、CumulViolation_[TimeUnits] が追加フィールドとして含まれます。 フィールド値の単位は、timeUnits プロパティで指定されます。

解析時に蓄積される時間ベースのコスト属性ごとに CumulViolation_[AccumulateAttributeName]_[TimeUnits] が追加フィールドとして含まれます。

ORIG_FID

入力ストップの ObjectID 値。 このフィールドを使用して、出力ストップから入力ストップ、または入力ストップから出力ストップに属性を結合できます。

Bearing

このフィールドの値は、入力ストップの Bearing フィールドからコピーされます。

BearingTol

このフィールドの値は、入力ストップの BearingTol フィールドからコピーされます。

NavLatency

このフィールドの値は、入力ストップの NavLatency フィールドからコピーされます。

output_route_edges

ルートが移動する個々のネットワーク エッジへのアクセスを提供します。

このパラメーターは、populate_route_edges パラメーターが True に設定された場合にのみ値を持ちます。

出力ルート エッジがサポートするフィールドを次の表に示します。

フィールド説明

SourceName

ラインを生成する元になったエッジ ソース フィーチャクラスの名前。

SourceOID

商圏内道路フィーチャの ObjectID 値。 このフィールドの値を集計すると、特定の道路フィーチャがすべてのルートに含まれる回数など、役に立つ情報を得ることができます。

RouteEdgeID

道路フィーチャを構成するエッジを表す ID。 1 つの道路フィーチャには複数のエッジが存在する可能性があるため、SourceOID フィールドを使用して商圏内道路フィーチャを一意に識別したり、RouteEdgeID フィールドを使用して商圏内道路フィーチャ内にあるエッジを一意に識別することができます。

FromPosition

基礎となる道路フィーチャをデジタイズした方向を基準にして、出力 RouteEdges フィーチャが始まる場所を指定します。

  • 値が 0 (ゼロ) の場合は、基礎となる道路フィーチャの始点でラインが始まることを示します。
  • 値が 1 の場合は、道路フィーチャの終点でラインが始まることを示します。
  • 0 (ゼロ) と 1 の間の値は、基礎となる道路フィーチャに沿ってあるポイントでラインが開始することを示します。たとえば、値が 0.25 の場合、基礎となる道路フィーチャのデジタイズされた方向に沿って 25 パーセント前進したところでラインが開始することを示しています。

ToPosition

基礎となる道路フィーチャをデジタイズした方向を基準にして、出力 RouteEdges フィーチャが終了する場所を指定します。

  • 値が 0 (ゼロ) の場合は、基礎となる道路フィーチャの始点でラインが終わることを示します。
  • 値が 1 の場合は、道路フィーチャの終点でラインが終わることを示します。
  • 0 (ゼロ) と 1 の間の値は、基礎となる道路フィーチャに沿ってあるポイントでラインが終了することを示します。たとえば、値が 0.25 の場合、基礎となる道路フィーチャのデジタイズされた方向に沿って 25 パーセント前進したところでラインが終了することを示しています。

FromJunctionID

RouteEdges フィーチャの始点に一致する RouteJunctions フィーチャクラス内のフィーチャの ObjectID

ToJunctionID

RouteEdges フィーチャの終点に一致する RouteJunctions フィーチャクラス内のフィーチャの ObjectID

RouteID

エッジを通過したルートを一意に識別します。

RouteID の値は、出力ルートの ObjectID 値に対応します。

Attr_Minutes

基礎となる道路フィーチャの通過部分の移動時間 (分)。

注意:

measurement_units パラメーターが時間ベースであり、値が Minutes ではない場合、Attr_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

Attr_Miles

基礎となる道路フィーチャの通過部分の長さ (マイル)。

注意:

measurement_units パラメーターが距離ベースであり、値が Miles または Kilometers に設定されていない場合、Attr_[DistanceUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

Attr_Kilometers

基礎となる道路フィーチャの通過部分の長さ (キロメートル)。

Attr_Other

基礎となる道路フィーチャの通過部分の移動コスト。 このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。 この値の単位は不明です。

注意:

時間ベースでも距離ベースでもなく、かつ解析時に蓄積された各コスト属性に対し、Attr_[AccumulateAttributeName] フィールドが追加で含まれます。

Cumul_Minutes

この基礎となる道路フィーチャの通過部分の始点から終点までのルートの移動時間 (分)。

注意:

measurement_units パラメーターが時間ベースであり、値が Minutes ではない場合、Cumul_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各時間ベースのコスト属性に対し、Cumul_[AccumulateAttributeName] が追加フィールドとして含まれます。 値は、解析で使用される時間単位で表されます。

Cumul_Miles

この基礎となる道路フィーチャの通過部分の始点から終点までのルートの長さ (マイル)。

注意:

measurement_units パラメーターが距離ベースであり、値が Miles または Kilometers に設定されていない場合、Cumul_[DistanceUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、measurement_units パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各距離ベースのコスト属性に対し、Cumul_[AccumulateAttributeName] が追加フィールドとして含まれます。 値は、解析で使用される距離単位で表されます。

Cumul_Kilometers

この基礎となる道路フィーチャの通過部分の始点から終点までのルートの長さ (キロメートル)。

Cumul_Other

この基礎となる道路フィーチャの通過部分の始点から終点までのルートの移動コスト。 このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。 この値の単位は不明です。

注意:

時間ベースでも距離ベースでもなく、かつ解析時に蓄積された各コスト属性に対し、Cumul_[AccumulateAttributeName] フィールドが追加で含まれます。

Attr_[Soft Restriction Attribute Name]

通過したエッジが、このフィールド名で参照されているソフトな規制属性を使用したかどうかを指定します。

  • 0 - 通過したエッジはソフトな規制を使用していない。
  • 1 - 通過したエッジはソフトな規制を使用した。

たとえば、解析が Avoid Toll Roads というソフトな規制を使用して実行された場合、このソフトな規制に Attr_Avoid_Toll_Roads というフィールドが作成されます。 このフィールドの値が 1 の場合、ルート内の有料道路を表します。

solve_succeeded

このパラメーターを使用し、解析が成功したかどうかを確認します。

output_result_file

このパラメーターを使用し、解析の結果にアクセスします。解析の結果は、出力ごとに 1 つまたは複数のファイルを含む .zip ファイルとして提供されます。 個々のファイルの形式は [出力形式] パラメーターで指定されます。 このパラメーター値は、[出力形式] パラメーターが [フィーチャ セット] である場合は設定されません。

[JSON ファイル][GeoJSON ファイル] など、ファイルベースの出力形式が指定されている場合は、ディスプレイに出力は追加されません。これは、ArcMapArcGIS Pro のようなアプリケーションは結果ファイルのコンテンツを描画しないからです。 代わりに、結果ファイルはコンピューター上の一時ディレクトリにダウンロードされます。 ArcGIS Pro でダウンロードされたファイルの場所を調べるには、プロジェクトのジオプロセシング履歴で、ツールの実行に対応するエントリの [出力結果ファイル] パラメーターを表示します。 ArcMap でファイルの場所を調べるには、[ジオプロセシング結果] ウィンドウで、ツールの実行に対応するエントリの [出力結果ファイル] パラメーターから、ショートカット メニューの [ロケーションのコピー] オプションにアクセスします。

output_route_data

このパラメーターを使用し、ルート レイヤーを ArcGIS Online または Portal for ArcGIS で共有するために使用できる形式で、解析の入力と出力を保持するファイル ジオデータベースを含む .zip ファイルにアクセスします。 このパラメーター値は、[ルート データの保存] パラメーターが [True] の場合にのみ設定されます。

このファイルは、コンピューター上の一時ディレクトリにダウンロードされます。 ArcGIS Pro でダウンロードされたファイルの場所を調べるには、プロジェクトのジオプロセシング履歴で、ツールの実行に対応するエントリの [出力ルート データ] パラメーターを表示します。 ArcMap でファイルの場所を調べるには、[ジオプロセシング結果] ウィンドウで、ツールの実行に対応するエントリの [出力ルート データ] パラメーターから、ショートカット メニューの [ロケーションのコピー] オプションにアクセスします。

output_network_analysis_layer

このパラメーターを使用し、解析の設定と、解析に使用される入力と出力を格納するネットワーク解析レイヤー ファイルにアクセスします。 このパラメーター値は、[出力ネットワーク解析レイヤーの保存] パラメーターが [True] の場合にのみ設定されます。

このファイルは、コンピューター上の一時ディレクトリにダウンロードされます。 ArcGIS Pro でダウンロードされたファイルの場所を調べるには、プロジェクトのジオプロセシング履歴で、ツールの実行に対応するエントリの [出力ネットワーク解析レイヤー] パラメーターを表示します。 ArcMap でファイルの場所を調べるには、[ジオプロセシング結果] ウィンドウで、ツールの実行に対応するエントリの [出力ネットワーク解析レイヤー] パラメーターから、ショートカット メニューの [ロケーションのコピー] オプションにアクセスします。

注意:

このファイルは、ArcMap などの ArcGIS Desktop アプリケーションで開いた場合でも、直接操作することはできません。データ ソースが有効ではないからです。 このファイルは、ツールから返される結果の品質を診断するために、Esri テクニカル サポートに送信されることを想定しています。