ロケーション-アロケーションの解析 (Solve Location-Allocation) の出力

SolveLocationAllocation サービスが正常に実行されると、選択された施設、参加している需要地点、需要地点と需要地点が割り当てられている施設との間を接続するライン、および解析が成功したかどうかのステータスを返します。 この情報は、以下の出力パラメーターで出力されます。

output_facilities

選択された施設、必須施設、競合施設、および選択されなかった候補施設へのアクセスを提供します。

このパラメーターは、次のフィールドをサポートしています。 このパラメーターには、これらのフィールド以外に、解析で使用される入力施設のすべてのフィールドも含まれます。

フィールド説明

Name

施設の名前。 このフィールドの値は、入力施設の Name フィールドからコピーされます。

FacilityOID

対応する入力施設フィーチャの ObjectID 値。 このフィールドは、多くの場合、入力施設からの情報を結合するために使用されます。

FacilityType

このフィールドには、最適な施設 (つまり、解析で選択された施設) が示されます。 施設タイプは次のとおりです。

  • 0 (候補): サービスが、解の一部にとして候補施設を選択しなかった。
  • 1 (必須): 解析を実行する前に、施設が「必須」として指定されていたため、この施設は、獲得した需要量にかかわらず解の一部になる。
  • 2 (競合): 競合ビジネスを表す施設であり、解析から需要を除去する。 競合施設は、[市場シェアの最大化] 解析タイプと [目標市場シェア] 解析タイプのみで使用されます。他の解析タイプでは無視されます。
  • 3 (選択済み): 選択された施設。つまり、ほとんどの需要を獲得する候補施設です。

Weight

施設に対する相対的な加重の割り当て。これは、1 つの施設ともう 1 つの施設を比較した場合の魅力、利用価値、または傾向を格付けするのに使用されます。 このフィールドの値は、入力施設の Weight フィールドからコピーされます。

Capacity

施設が供給可能な加重需要の量。 このフィールドの値は、入力施設の Capacity フィールドからコピーされます。

DemandCount

施設に割り当てられている需要地点の数。 ゼロ以外の値は、施設が、必須施設、競合施設、または選択済み施設のいずれかとして解の一部になったことを意味します。

DemandWeight

施設に割り当てられている全需要地点の有効ウェイトの合計。 値は、施設に割り当てられている需要地点の全ウェイト値の合計です。 アテンダンスの最大化解析タイプと市場シェア解析タイプの場合、需要が距離に伴って減少したり、多数の施設の間で分割されたりするため、値は Weight フィールド値の分配合計です。

Total_Minutes

施設と施設に割り当てられた各需要地点との間の移動時間の合計 (分単位)。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースであるインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

注意:

[計測単位] パラメーターが時間ベースであり、値が [分] に設定されていない場合、Total_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、[計測単位] パラメーターで指定されます。

TotalWeighted_Minutes

このフィールドには、施設の累積加重コスト (分単位) が格納されます。 需要地点の加重コストは、その加重に施設と需要地点の間の最小コスト パスを掛けたものです。 施設の加重コストは、施設に割り当てられている需要地点の全加重コストの合計です。

たとえば、ウェイトが 2 である需要地点が 10 分離れたところにある施設に割り当てられている場合、TotalWeighted_Minutes 値は 20 (2 x 10) になります。 ウェイトが 3 の別の需要地点が同じ施設に割り当てられており、5 分離れた場所にある場合、TotalWeighted_Minutes 値は 35 (3 x 5 + 20) に増えます。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースであるインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

注意:

[計測単位] パラメーターが時間ベースであり、値が [分] に設定されていない場合、TotalWeighted_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、[計測単位] パラメーターで指定されます。

Total_Miles

施設と施設に割り当てられた各需要地点との間の移動距離の合計 (マイル単位)。

このフィールドは、解析の移動モードが距離ベースであるインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

注意:

[計測単位] パラメーターが距離ベースであり、値が [マイル] または [キロメートル] に設定されていない場合、Total_[DistanceUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、[計測単位] パラメーターで指定されます。

TotalWeighted_Miles

このフィールドには、施設の累積加重コスト (マイル単位) が格納されます。 需要地点の加重コストは、その加重に施設と需要地点の間の最小コスト パスを掛けたものです。 施設の加重コストは、施設に割り当てられている需要地点の全加重コストの合計です。

たとえば、ウェイトが 2 である需要地点が 10 マイル離れたところにある施設に割り当てられている場合、TotalWeighted_Miles 値は 20 (2 x 10) になります。 ウェイトが 3 の別の需要地点が同じ施設に割り当てられており、5 マイル離れた場所にある場合、TotalWeighted_Miles 値は 35 (3 x 5 + 20) に増えます。

このフィールドは、解析の移動モードが距離ベースであるインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

注意:

[計測単位] パラメーターが距離ベースであり、値が [マイル] または [キロメートル] に設定されていない場合、TotalWeighted_[DistanceUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、[計測単位] パラメーターで指定されます。

Total_Kilometers

このフィールドは Total_Miles フィールドと同じですが、値はマイルではなくキロメートル単位で表されます。

TotalWeighted_Kilometers

このフィールドは TotalWeighted_Miles フィールドと同じですが、値はマイルではなくキロメートル単位で表されます。

Total_Other

施設と施設に割り当てられた各需要地点との間の移動コストの合計 (単位は不明)。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

TotalWeighted_Other

このフィールドには、施設の累積加重コスト (単位は不明) が格納されます。 需要地点の加重コストは、その加重に施設と需要地点の間の最小コスト パスを掛けたものです。 施設の加重コストは、施設に割り当てられている需要地点の全加重コストの合計です。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

SourceID

入力ポイントが配置されたネットワーク データセット ソース フィーチャクラスの数値 ID。

SourceOID

入力ポイントが配置されたソースにあるフィーチャの ObjectID。

PosAlong

ソース ライン フィーチャのデジタイズ方向に沿った位置。この値は割合として格納されます。ネットワーク位置がジャンクションを参照している場合、このフィールドは NULL になります。

SideOfEdge

ライン フィーチャのデジタイズ方向を基準として定められる、エッジの側。このフィールドがとりうる値は、[右側] (1)、[左側] (2) のいずれかです。

CurbApproach

施設からの出発方向と施設への到着方向。 このフィールドの値は、入力施設の CurbApproach フィールドからコピーされます。

Status

ネットワーク上の位置を基準としたその地点のステータスと解析の結果を示します。 出力される可能性のある値は次のとおりです。

  • 0 (OK) - その地点がネットワーク上で特定されました。
  • 1 (未配置) - その地点はネットワーク上で特定されなかったため、解析の対象外となりました。
  • 2 (ネットワーク エレメントが未配置) - その地点のネットワーク ロケーション フィールドで特定されたネットワーク エレメントが見つかりません。 これは、その地点があるはずのネットワーク エレメントが削除され、ネットワーク ロケーションが再計算されなかった場合に発生する可能性があります。
  • 3 (エレメントを通過できません) - その地点があるネットワーク エレメントを通過できません。 この状態は、規制属性によってエレメントが規制されている場合に発生する可能性があります。
  • 4 (無効なフィールド値): フィールド値が、範囲またはコード値ドメインから外れています。 たとえば、正の数値が必要な箇所に負の数値が存在しています。
  • 5 (未到達) - 解析でその地点に到着できません。 他の入力から切り離された別個のネットワーク領域にその地点が存在するか、バリアまたは制限によってその地点との往来が禁止されています。
  • 6 (タイム ウィンドウ違反) - 指定されたタイム ウィンドウ内にその地点に到着できませんでした。 このステータスは、タイム ウィンドウをサポートしているネットワーク解析タイプにのみ適用されます。
  • 7 (最寄りの位置にない) - 規制またはバリアによって、その地点に最も近いネットワーク ロケーションを通過できません。このため、代わりに、最も近い通過可能なネットワーク フィーチャ上にその地点が配置されました。

SnapX

ネットワーク データセットの座標系で、ポイントが配置されたネットワーク データセット上の位置の X 座標。

SnapY

ネットワーク データセットの座標系で、ポイントが配置されたネットワーク データセット上の位置の Y 座標。

SnapZ

ネットワーク データセットの座標系で、ポイントが配置されたネットワーク データセット上の位置の Z 座標。ネットワークが 2 次元の場合、SnapZ フィールドは 0 になります。

DistanceToNetworkInMeters

ポイントの地理的位置とそのポイントがネットワーク上に配置された位置との間の距離 (メートル単位)。

Bearing

このフィールドの値は、入力施設の Bearing フィールドからコピーされます。

BearingTol

このフィールドの値は、入力施設の BearingTol フィールドからコピーされます。

NavLatency

このフィールドの値は、入力施設の NavLatency フィールドからコピーされます。

output_demand_points

解析に含まれた需要地点 (施設に割り当てられた需要地点および割り当てられなかった需要地点) へのアクセスを提供します。

このパラメーターは、次のフィールドをサポートしています。 このパラメーターには、これらのフィールド以外に、解析の施設として使用される入力フィーチャクラスのすべてのフィールドも含まれます。

フィールド説明

Name

需要地点の名前。 このフィールドの値は、入力需要地点の Name フィールドからコピーされます。

FacilityOID

需要地点が割り当てられている施設の ObjectID 値。 需要地点がどの施設にも割り当てられていない場合、フィールド値は Null になります。 このフィールドは、多くの場合、入力施設からの情報を出力需要地点に結合するために使用されます。

DemandOID

対応する入力需要地点フィーチャの ObjectID 値。 このフィールドは、多くの場合、情報を結合するために使用されます。

Weight

需要地点の相対加重。 このフィールドの値は、入力需要地点の Weight フィールドからコピーされます。

AllocatedWeight

選択済み施設と必須施設に割り当てられている需要の量です。 競合施設に割り当てられている需要はこの値に含まれません。 値のオプションは次のとおりです。

  • NULL: 需要地点がどの施設にも割り当てられなかった。 これは、たとえば、需要地点にどの施設からも到達できなかった場合に発生する可能性があります。
  • 0: 需要地点が競合施設のみに割り当てられた。
  • 0 以外の正の値: 選択済み施設と必須施設に割り当てられている需要の量を示します。

GroupName

需要地点が属しているグループの名前。 このフィールドの値は、入力需要地点の GroupName フィールドからコピーされます。

ImpedanceTransformation

このフィールドの値は、入力需要地点の ImpedanceTransformation フィールドからコピーされます。

ImpedancParameter

このフィールドの値は、入力需要地点の ImpedanceParameter フィールドからコピーされます。

Cutoff

需要地点は、ここに示される値を越える施設には割り当てられません。 このフィールドの値は、入力需要地点の Cutoff フィールドからコピーされます。

SourceID

入力ポイントが配置されたネットワーク データセット ソース フィーチャクラスの数値 ID。

SourceOID

入力ポイントが配置されたソースにあるフィーチャの ObjectID。

PosAlong

ソース ライン フィーチャのデジタイズ方向に沿った位置。この値は割合として格納されます。ネットワーク位置がジャンクションを参照している場合、このフィールドは NULL になります。

SideOfEdge

ライン フィーチャのデジタイズ方向を基準として定められる、エッジの側。このフィールドがとりうる値は、[右側] (1)、[左側] (2) のいずれかです。

CurbApproach

需要地点からの出発方向と需要地点への到着方向。 このフィールドの値は、入力施設の CurbApproach フィールドからコピーされます。

Status

ネットワーク上の位置を基準としたその地点のステータスと解析の結果を示します。 出力される可能性のある値は次のとおりです。

  • 0 (OK) - その地点がネットワーク上で特定されました。
  • 1 (未配置) - その地点はネットワーク上で特定されなかったため、解析の対象外となりました。
  • 2 (ネットワーク エレメントが未配置) - その地点のネットワーク ロケーション フィールドで特定されたネットワーク エレメントが見つかりません。 これは、その地点があるはずのネットワーク エレメントが削除され、ネットワーク ロケーションが再計算されなかった場合に発生する可能性があります。
  • 3 (エレメントを通過できません) - その地点があるネットワーク エレメントを通過できません。 この状態は、規制属性によってエレメントが規制されている場合に発生する可能性があります。
  • 4 (無効なフィールド値): フィールド値が、範囲またはコード値ドメインから外れています。 たとえば、正の数値が必要な箇所に負の数値が存在しています。
  • 5 (未到達) - 解析でその地点に到着できません。 他の入力から切り離された別個のネットワーク領域にその地点が存在するか、バリアまたは制限によってその地点との往来が禁止されています。
  • 6 (タイム ウィンドウ違反) - 指定されたタイム ウィンドウ内にその地点に到着できませんでした。 このステータスは、タイム ウィンドウをサポートしているネットワーク解析タイプにのみ適用されます。
  • 7 (最寄りの位置にない) - 規制またはバリアによって、その地点に最も近いネットワーク ロケーションを通過できません。このため、代わりに、最も近い通過可能なネットワーク フィーチャ上にその地点が配置されました。

SnapX

ネットワーク データセットの座標系で、ポイントが配置されたネットワーク データセット上の位置の X 座標。

SnapY

ネットワーク データセットの座標系で、ポイントが配置されたネットワーク データセット上の位置の Y 座標。

SnapZ

ネットワーク データセットの座標系で、ポイントが配置されたネットワーク データセット上の位置の Z 座標。ネットワークが 2 次元の場合、SnapZ フィールドは 0 になります。

DistanceToNetworkInMeters

ポイントの地理的位置とそのポイントがネットワーク上に配置された位置との間の距離 (メートル単位)。

Bearing

このフィールドの値は、入力需要地点の Bearing フィールドからコピーされます。

BearingTol

このフィールドの値は、入力需要地点の BearingTol フィールドからコピーされます。

NavLatency

このフィールドの値は、入力需要地点の NavLatency フィールドからコピーされます。

output_allocation_lines

需要地点と需要地点が割り当てられた施設とを接続するラインへのアクセスを提供します。 このようなラインは、ドキュメントには「アロケーション ライン」と記載されています。 アロケーション ラインには、各需要地点から関連する施設に割り当てられた需要に関するデータが含まれています。

このパラメーターは、次のフィールドをサポートしています。

フィールド説明

Name

アロケーション ラインの名前には、需要地点の名前、および需要地点が割り当てられた施設の名前が含まれています。

アロケーション ラインの名前は、関連付けられている施設と重要地点の名前に基づきます。

[移動方向] パラメーターの値が [施設から需要地点へ] に設定された場合、施設名が先頭になります。 たとえば「Facility 5 - Demand 3」は、ルートが施設 5 から需要地点 3 に向かうことを示します。

[移動方向] パラメーターの値として [需要地点から施設へ] が指定された場合は、需要地点名が先頭になります (たとえば、Demand 3 — Facility 5)。

Weight

接続されている需要地点から接続されている施設に割り当てられているウェイト。

FacilityOID

対応する入力施設フィーチャの ObjectID 値。 このフィールドは、多くの場合、施設からの情報をアロケーション ラインに結合するために使用されます。

DemandOID

対応する入力需要地点フィーチャの ObjectID 値。 このフィールドは、多くの場合、需要地点からの情報をアロケーション ラインに結合するために使用されます。

Total_Minutes

施設と需要地点の間の移動時間を分単位で表します。 アロケーション ラインは直線であったり、特定のジオメトリを持たなかったりします。いずれにしろ、コストとは常に交通ネットワークで計測された移動時間のことであって、直線距離ではありません。

注意:

[計測単位] パラメーターが時間ベースであり、値が [分] に設定されていない場合、Total_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、[計測単位] パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各時間ベースのコスト属性に対し、Total_[AccumulateAttributeName]_[TimeUnits] が追加フィールドとして含まれます。

TotalWeighted_Minutes

施設から需要地点に移動する加重コスト (分単位)。 これは、施設に割り当てられている需要地点のウェイトを Total_Minutes 値に掛けたものです。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースであるインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

注意:

[計測単位] パラメーターが時間ベースであり、値が [分] に設定されていない場合、TotalWeighted_[TimeUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、[計測単位] パラメーターで指定されます。

Total_Miles

施設と需要地点の間の移動距離 (マイル単位)。 アロケーション ラインは直線であったり、特定のジオメトリを持たなかったりします。いずれにしろ、コストとは常に交通ネットワークで計測された移動距離のことであって、直線距離ではありません。

注意:

[計測単位] パラメーターが距離ベースであり、値が [マイル] または [キロメートル] に設定されていない場合、Total_[DistanceUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、[計測単位] パラメーターで指定されます。

注意:

解析時に蓄積される各時間ベースのコスト属性に対し、Total_[AccumulateAttributeName]_[DistanceUnits] が追加フィールドとして含まれます。

Total_Kilometers

施設と需要地点の間の移動距離 (キロメートル単位)。 アロケーション ラインは直線であったり、特定のジオメトリを持たなかったりします。いずれにしろ、コストとは常に交通ネットワークで計測された移動距離のことであって、直線距離ではありません。

TotalWeighted_Miles

施設から需要地点に移動する加重コスト (マイル単位)。 これは、施設に割り当てられている需要地点のウェイトを Total_Miles 値に掛けたものです。

このフィールドは、解析の移動モードが距離ベースであるインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

注意:

[計測単位] パラメーターが距離ベースであり、値が [マイル] または [キロメートル] に設定されていない場合、TotalWeighted_[DistanceUnits] フィールドが追加されます。 フィールド値の単位は、[計測単位] パラメーターで指定されます。

TotalWeighted_Kilometers

施設から需要地点に移動する加重コスト (キロメートル単位)。 これは、施設に割り当てられている需要地点のウェイトを Total_Kilometers 値に掛けたものです。

このフィールドは、解析の移動モードが距離ベースであるインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

Total_Other

施設と需要地点の間の移動コストを表します。単位は不明です。 アロケーション ラインは直線であったり、特定のジオメトリを持たなかったりします。いずれにしろ、コストとは常に交通ネットワークで計測された移動コストのことであって、直線距離ではありません。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

注意:

時間ベースでも距離ベースでもなく、かつ解析時に蓄積された各コスト属性に対し、Total_[AccumulateAttributeName]_Other フィールドが追加で含まれます。

TotalWeighted_Other

施設から需要地点に移動する加重コスト (単位は不明)。 これは、施設に割り当てられている需要地点のウェイトを Total_Cost 値に掛けたものです。

このフィールドは、解析の移動モードが時間ベースでも距離ベースでもないインピーダンス属性を使用する場合にのみ含まれます。

solve_succeeded

このパラメーターを使用し、解析が成功したかどうかを確認します。

output_result_file

このパラメーターを使用し、解析の結果にアクセスします。解析の結果は、出力ごとに 1 つまたは複数のファイルを含む .zip ファイルとして提供されます。 個々のファイルの形式は [出力形式] パラメーターで指定されます。 このパラメーター値は、[出力形式] パラメーターが [フィーチャ セット] である場合は設定されません。

[JSON ファイル][GeoJSON ファイル] など、ファイルベースの出力形式が指定されている場合は、ディスプレイに出力は追加されません。これは、ArcMapArcGIS Pro のようなアプリケーションは結果ファイルのコンテンツを描画しないからです。 代わりに、結果ファイルはコンピューター上の一時ディレクトリにダウンロードされます。 ArcGIS Pro でダウンロードされたファイルの場所を調べるには、プロジェクトのジオプロセシング履歴で、ツールの実行に対応するエントリの [出力結果ファイル] パラメーターを表示します。 ArcMap でファイルの場所を調べるには、[ジオプロセシング結果] ウィンドウで、ツールの実行に対応するエントリの [出力結果ファイル] パラメーターから、ショートカット メニューの [ロケーションのコピー] オプションにアクセスします。

output_network_analysis_layer

このパラメーターを使用し、解析の設定と、解析に使用される入力と出力を格納するネットワーク解析レイヤー ファイルにアクセスします。 このパラメーター値は、[出力ネットワーク解析レイヤーの保存] パラメーターが [True] の場合にのみ設定されます。

このファイルは、コンピューター上の一時ディレクトリにダウンロードされます。 ArcGIS Pro でダウンロードされたファイルの場所を調べるには、プロジェクトのジオプロセシング履歴で、ツールの実行に対応するエントリの [出力ネットワーク解析レイヤー] パラメーターを表示します。 ArcMap でファイルの場所を調べるには、[ジオプロセシング結果] ウィンドウで、ツールの実行に対応するエントリの [出力ネットワーク解析レイヤー] パラメーターから、ショートカット メニューの [ロケーションのコピー] オプションにアクセスします。

注意:

このファイルは、ArcMap などの ArcGIS Desktop アプリケーションで開いた場合でも、直接操作することはできません。データ ソースが有効ではないからです。 このファイルは、ツールから返される結果の品質を診断するために、Esri テクニカル サポートに送信されることを想定しています。