Citrix は、ArcGIS Pro で優れたユーザー エクスペリエンスを実現するオンプレミスの仮想デスクトップ インフラストラクチャ (VDI) ソリューションを提供しています。
Citrix XenDesktop は、共有またはパススルーの GPU (グラフィックス処理装置) を提供するように設計されており、これを VM で利用して、DirectX および OpenGL グラフィックス機能をサポートできます。このサポートにより、ArcGIS Pro で生成された DirectX または OpenGL の呼び出しを、VM が CPU の代わりに GPU で処理することができます。
仮想化サーバーは、NVIDIA の GPU を備え、GPU を利用するように適切に構成されている必要があります。Citrix のオンプレミスの VDI の配置に ArcGIS Pro をインストールするための重要なトピックを以下に示します。
前提条件となる VDI の情報
配置しようとしている組織、ユーザー、ソフトウェアを理解することは、VDI の配置の設計を成功させるために重要です。「Citrix VDI ハンドブックとベスト プラクティス」は、Citrix の配置における「定義、評価、設計、配置、監視」の方法論を理解するために重要で、VDI の配置を成功させるのに必要なツールを提供しています。
サーバー ハードウェアの選択
ArcGIS Pro は、仮想化環境で許容できるユーザー エクスペリエンスを提供するために、GPU に対応したハードウェアを使用します。ArcGIS Pro を提供するために互換性がある正しいサーバー ハードウェアを選択することが重要です。購入しようとしているサーバーが NVIDIA GRID GPU と互換性があることを確認するには、「NVIDIA GRID 認定サーバー」をご参照ください。
GPU の選択
GPU は ArcGIS Pro の提供に不可欠です。正しい GPU の選択は、サーバーのタイプ (ブレードまたはラック)、サポートする必要がある ArcGIS Pro の作業負荷、および VM またはサーバーの密度によって異なります。VDI の配置に最適なタイプの GPU については、「NVIDIA 仮想 GPU」をご参照ください。