Business Analyst ライセンスで利用できます。
レイヤーに情報を付加することで、ビジネス変数および人口統計変数をフィーチャに追加して、データの詳細な解析、モデル化、レポート作成を行うことができます。 ArcGIS Online でホストされているさまざまな国の変数やローカル データセットからの変数を使用してポリゴンに情報を付加できます。 これらのデータセットには、人種別または性別の年齢などの人口統計、人口と住宅の特性、労働プロファイル、企業の所在地、消費者支出、市場ポテンシャルが含まれます。
注意:
Business Analyst のデータの詳細については、「Business Analyst のデータ」をご参照ください。
データは複数の区画スケール (ブロック グループ、郡、州、国など) で用意されています。 [レイヤーへの情報付加 (Enrich Layer)] では、独自の割り当て方法を使用して、低い区画レベルで統計情報をより正確に推定します。
情報付加レイヤーの作成
フィーチャ レイヤーに情報を付加するには、次の手順に従います。
- [解析] タブの [ジオプロセシング] グループで、[ツール] をクリックします。
[ジオプロセシング] ウィンドウが表示されます。
- [ツールボックス] タブの [Business Analyst ツール] セクションで、[解析] ツールセットを展開し、[レイヤーへの情報付加] をクリックします。
[レイヤーへの情報付加] ツールが [ジオプロセシング] ウィンドウに開きます。
- 情報を付加する入力フィーチャを選択するには、次のいずれかを実行します。
- [入力フィーチャ] ドロップダウン メニューを使用して、現在のマップからレイヤーを選択します。
- [参照] ボタンをクリックして、他のプロジェクトまたはフォルダーから既存のフィーチャクラスを選択します。
- [描画] ボタンをクリックし、マップ上にフィーチャを描画します。
- [出力フィーチャクラス] パラメーターを使用して、作成される情報付加レイヤーの名前と場所を設定します。
- [変数] で、[追加] をクリックしてデータ ブラウザーを開き、レイヤーへの情報付加に使用する変数を追加します。
データ ブラウザーで、カスタム データ、保存された変数リスト、お気に入りとして保存したデータから、カテゴリ別にデータを検索および参照できます。
- ポイント フィーチャまたはライン フィーチャの場合、次の手順に従います。
- [情報を付加するエリアの定義] ドロップダウン メニューを使用して、ポイントまたはラインを中心としたエリアの定義方法を選択します。 たとえば、[運転時間] を選択して、各ポイントを中心とした特定の運転時間になるようにエリアを設定できます。
- ポイントまたはラインを中心としたエリアの距離または時間の値を入力します。
- [単位] ドロップダウン メニューを使用して、距離または時間の値の単位を選択します。
- [実行] をクリックして、情報付加レイヤーの作成を完了します。
情報付加レイヤーが作成されると、プロジェクトに追加され、詳細な解析やレポート作成に使用できます。 情報付加レイヤーは、各レコードの情報付加された属性を含むフィールドが追加された入力レイヤーの複製です。
ジオプロセシング ツール
このページでは、[レイヤーへの情報付加 (Enrich Layer)] ツールの機能について説明しています。 このジオプロセシング ツールを使用して、Python スクリプトまたはモデルを通じてクエリを構築し、実行することもできます。 詳細については、ArcGIS Pro ツール リファレンスの「レイヤーへの情報付加 (Enrich Layer)」をご参照ください。