ModelBuilder オプション

[オプション] ダイアログ ボックス[ModelBuilder] タブでは、ArcGIS Pro で実行するモデルに関するオプションが提示されます。 これらのオプションにアクセスするには、次の 3 通りの方法があります。

  • 開いているプロジェクトのリボンで [プロジェクト] タブをクリックします。 サイド タブのリストで [オプション] をクリックします。 [オプション] ダイアログ ボックスで、[ModelBuilder] タブをクリックしてモデル オプションを設定します。
  • ArcGIS Pro の開始ページで [設定] タブをクリックします。 サイド タブのリストで [オプション] をクリックします。 [オプション] ダイアログ ボックスで、[ModelBuilder] タブをクリックしてモデル オプションを設定します。
  • または、[ModelBuilder] タブの [モデル] グループで、[オプション] ダイアログ ボックス ランチャー ランチャー をクリックします。

ModelBuilder のオプションの設定

モデル出力を専用のグループ レイヤーに追加するかどうか、および ModelBuilder ツールバーを展開するか折りたたむかを変更できます。

出力をモデル グループ レイヤーに追加

[ModelBuilder] ウィンドウでモデルを実行している場合、出力データ変数を右クリックして [マップへ追加] を選択すると、マップに出力データセットを追加することができます。 ツールがすでに実行されている場合は、データがマップに追加されます。 ツールがまだ実行されていない場合は、ツールの実行が終了した後で、データがマップに追加されます。 レイヤーを容易に管理できるよう、[コンテンツ] ウィンドウに表示された専用の ModelBuilder グループ レイヤーの下に出力が追加されます。 レイヤー名には、ModelBuilder 変数名と変数の値の両方が含まれます。

ModelBuilder グループ レイヤーへの出力の追加を無効にするには、[出力をモデル グループ レイヤーに追加] チェックボックスをオフにします。

展開されたツールバーの表示

ModelBuilder ツールバーでは、保存、検証、実行などの基本的なモデル操作をモデル ビュー内で行うことができます。 ツールバーは、モデル ビュー内で展開したり折りたたんだりできます。 すべてのモデルでデフォルトでツールバーを展開するには、[展開されたツールバーの表示] オプションをオンにします。

モデル ダイアグラムのオプションの設定

このセクションの設定を変更すると、モデルのフォント、レイアウト、リンク オプションを変更できます。 これらの設定は、新しいモデルにのみ適用されます。

新しいモデルのフォント オプション

フォント オプションは、新しいモデルのフォントのタイプ、サイズ、色、スタイル、配置を決定します。 デフォルトでは、フォントの設定は次のように指定されています。

  • タイプ - Segoe UI
  • サイズ - 11
  • 色 - 黒
  • スタイル - 標準
  • 配置 - 中央揃え

方向の自動レイアウト オプション

このオプションは、新しいモデルのダイアグラムの向きを制御します。 ここで設定された方向は、新しいモデルの ModelBuilder リボンに表示されます。 デフォルトでは、方向は [左から右] に設定されています。 新しいモデルの方向は、次のオプションに設定できます。

  • 左から右
  • 右から左
  • 上から下
  • 下から上

ルート検索用のリンク タイプ オプション

このオプションは、新しいモデルのダイアグラムのリンク タイプを制御します。 ここで設定されたリンク タイプは、新しいモデルの ModelBuilder リボンに表示されます。 デフォルトでは、リンク タイプは [ポリライン] に設定されます。 新しいモデルのリンク タイプは、次のオプションに設定できます。

  • [ベジェ曲線] - コネクタ セグメントがベジェ曲線になります。
  • [カスケード] - コネクタ セグメントが水平線と垂直線になり、それぞれが隣接セグメントと直交します。
  • [ポリライン] - コネクタ セグメントが直線になります。
  • [スプライン] - コネクタ セグメントは、すべてのコントロール ポイントを通過する内挿スプラインを形成する曲線になります。