ジオプロセシング パッケージは、ジオプロセシング ワークフローを単一の圧縮ファイルとして共有するための便利な方法です。ジオプロセシング パッケージ (*.gpkx) は、コピーと貼り付けを使用するか、電子メールに添付ファイルとして添付するか、ArcGIS Online にアップロードすることにより、ローカル ファイル システム全体で共有できます。
注意:
バージョン ArcGIS Pro 以降の 1.1 で作成されたジオプロセシング パッケージを使用できます。
ジオプロセシング パッケージをプロジェクトに追加
ジオプロセシング パッケージを使用するには、開いているプロジェクトにそのパッケージを追加する必要があります。
- [カタログ] ウィンドウで、ジオプロセシング パッケージを検索します。
- 該当するジオプロセシング パッケージを右クリックして [プロジェクトに追加] を選択します。
プロジェクトに追加されるコンテンツ
ジオプロセシング パッケージをプロジェクトに追加すると、そのパッケージが解凍され、複数のアイテムがプロジェクトと開いているマップに追加されます。
- 開いているマップがある場合は、そのパッケージと同じ名前の新しいグループ レイヤーがマップの [コンテンツ] に追加されます。パッケージ内のすべてのデータはこのグループ レイヤーのサブレイヤーとなります (ほとんどのジオプロセシング パッケージには入力および出力データが含まれます。パッケージにデータが含まれていない場合、グループ レイヤーは作成されません)。
- [履歴] ウィンドウの [ジオプロセシング] に、パッケージと同じ名前でツールが追加されます。この場所から、パッケージ化されたツールを開いて再実行できます。
解凍されたコンテンツの特定
ジオプロセシング パッケージをプロジェクトに追加すると、そのパッケージのコンテンツ (ツール、ツールボックス、データ、および関連ファイル) が解凍され、そのパッケージと同じ名前で <username>\Documents\ArcGIS\Packages ディレクトリ内に新しく作成されたフォルダーに格納されます。この場所は、共有およびダウンロード オプションで変更できます。
パッケージを別のフォルダーに解凍するときに、そのパッケージがアプリケーションに追加されないようにする場合は、[パッケージの抽出 (Extract Package)] ツールを使用します。