Spatial Analyst のライセンスで利用可能。
Image Analyst ライセンスで利用できます。
マップ代数演算は、Spatial Analyst のあらゆるツール、演算子、および関数を実行して地理解析を行うことのできるシンプルで強力な代数演算です。 マップ代数演算は、ArcPy Python サイト パッケージのエクステンションである Spatial Analyst モジュールから使用できます。 マップ代数演算は Python に統合されているため、Python および ArcPy のすべての機能とそのエクステンション (モジュール、クラス、関数、プロパティ) を使用することができます。
ライセンス:
Image Analyst エクステンション ライセンスを使用できる場合は、Python でマップ代数演算を使用することもできます。 ただし、Spatial Analyst で使用可能なすべてのツールが Image Analyst でも使用できるわけではありません。 使用可能なツールのカテゴリについては、「Image Analyst ツールボックスの概要」をご参照ください。 このマップ代数演算セクションの残りでは、特に Spatial Analyst について説明しますが、該当する箇所は Image Analyst ライセンスでの機能を使用するときも同様に適用できます。
Spatial Analyst ツールは、代数演算形式を通じてアクセスされます。 つまり、等号の左側には識別名を持つオブジェクト、右側にはツールや演算子が記述されます。
from arcpy.sa import *
outRas = Slope("indem")
上のステートメントは、indem データセット内の各セルに対して傾斜角を計算し、outRas という Raster オブジェクトを作成して結果を保存しています。 マップ代数演算を利用するための Spatial Analyst モジュールのインポートについては、「Spatial Analyst モジュールのインポート」をご参照ください。
Image Analyst エクステンション ライセンスでツールを使用するには、次の構文を使用して ia モジュールをインポートします。
from arcpy.ia import *
outRas = Slope("indem")
Python 内のマップ代数演算は、ツール、演算子、関数、クラスで構成されています。 マップ代数演算の構文の規則については、次のリソースをご参照ください。