IBM Db2 のジオデータベース管理者

IBM Db2 のジオデータベース管理者は、sde という名前のオペレーティング システム アカウントです。

ジオデータベース管理者は、以下を所有および管理します。

  • ジオデータベースのシステム テーブル、トリガー、インデックス、制約、シーケンス、パッケージ、ビュー、関数、プロシージャ
  • デフォルトのジオデータベース バージョン

ジオデータベース管理者はすべてのエンタープライズ ジオデータベース システム オブジェクトを所有するため、空間対応の既存の Db2 データベースにジオデータベースを作成する前に sde アカウントが存在する必要があります。 データベース管理者は、sde アカウントを作成し、データベースにアクセスするために必要な権限と、ジオデータベースを作成するために必要な権限を付与する必要があります。

Esri では、sde ユーザーのスキーマは、sde ジオデータベース システム オブジェクトのみの格納に使用することをお勧めします。 フィーチャクラスやテーブルなどのデータセットを作成する場合、別のユーザーを作成します。 ジオデータベース管理者の格納領域にシステム テーブルのみを格納する方法に従うと、ジオデータベースの管理が簡素化され、データベースからジオデータベースを削除する場合に作業が簡単になります。