軌道プロファイル チャート

軌道プロファイル チャートを使用すると、軌道レイヤーの変数の変化を可視化できます。 1 つのトラックに沿った変数を可視化して比較したり、複数のトランク間で 1 つの変数を比較したりできます。

軌道プロファイル チャートを作成するには、[コンテンツ] ウィンドウの軌道レイヤーを右クリックして [チャートの作成] をクリックし、[軌道プロファイル] をクリックしてチャートのプロパティを開きます。

軌道プロファイル チャートでは、データを探索するために、3 つのデータ シリーズが提供されます。 チャートのプロパティで、データ シリーズ、軌道、変数、チャート作成のためのプロパティなどのデータ設定を定義できます。

データの設定

[チャート プロパティ] ウィンドウの [データ] タブで、チャートの設定を定義します。 これらの設定では、データ シリーズ、軌道、X 軸の変数、Y 軸の 1 つ以上の変数、対象セクションなどを設定できます。

データ シリーズ

[複数のトラックを持つ 1 つの変数] オプションを使用すると、複数のトラックを持つ 1 つの変数の変化を可視化できます。 繰り返されるトラックの変数の変化を比較し、時系列での変化を把握したり、さまざまな位置のトラックの変数を比較したりできます。

軌道波高断面
軌道プロファイルは、選択した繰り返されたトラックにおける波高の差を示します。

[1 つのトラックを持つ複数の変数] オプションを使用すると、1 つの軌道における変数の変化を比較できます。 複数の変数の変化パターンを可視化できます。

軌道の変数の差
選択した軌道の海洋潮の変数の差を示しています。変数の差は、2 つのモデルを使用して計算しています。

[複数のレイヤーを持つ 1 つの変数] オプションを使用すると、複数のレイヤーを操作できます。 軌道レイヤー作成ツールおよび同じ変数名を使用してレイヤーを作成することをお勧めします。 レイヤーが複数の軌道を含む軌道データセットの場合、セクションまたは最初のトラックがレイヤーに使用されます。

その他のオプション

以下は、軌道プロファイル チャートを定義するための追加オプションです。

  • [X 軸の変数] - X 軸のディメンション変数を選択します。
  • [変数] - データ シリーズにより求められる 1 つ以上の変数を選択します。 この変数は、Y 軸に使用されます。
  • [軌道の選択] - データ シリーズにより求められる 1 つ以上の軌道を選択します。 マップ選択ツールを使用してフットプリント サブレイヤーから軌道を選択し、チャートのプロパティの [選択の取得] ツールを使用して選択をインポートするか、[四角形] ツールを使用してマップから直接選択できます。
  • [対象セクションの定義] - ポリゴンを描画するか、既存のポリゴンを選択することにより、対象セクションを定義します。 軌道チャートを作成したら、ポイントが軌道ファイルから抽出されます。 軌道ファイルには、特に 20 Hz データ用の多くのポイントが含まれる場合があります。 このオプションを使用すると、不要なデータを抽出せずに済みます。
  • [データ ラベル] - チャートのデータ ポイントにラベルを付けるかどうかを指定します。
  • [統計] - チャートの各プロファイルの統計情報を表示します。 統計情報は、選択した軌道ポイントの変数を基に計算されます。

[チャート プロパティ] ウィンドウの [軸] タブで、チャートの軸設定を定義します。

X 軸

サーフェス プロファイルの X 軸には、プロファイルに沿った距離の値が表示されます。 デフォルトの X 軸範囲の最大値と最小値は、ポリラインの範囲に基づき設定されます。 基準値 0 は、ポリライン上に描画される最初のポイントです。 これらの値をカスタマイズするには、新しい X 軸境界値を入力します。 リセット ボタンをクリックすると、X 軸境界がデフォルト値に戻ります。

[単位] パラメーターを使用して、距離単位を変換できます。

Y 軸

デフォルトの Y 軸境界の最大値と最小値は、軸上に表示されるデータ値の範囲に基づいて設定されます。 これらの値をカスタマイズするには、新しい Y 軸境界値を入力します。 リセット ボタンをクリックすると、Y 軸境界がデフォルト値に戻ります。

デフォルトでは、ライン チャート軸は線形スケール上にあります。 数値 (日付以外) 軸を対数スケールで表示するには、[Log 軸] チェックボックスをオンにします。

数値形式のカテゴリを指定するか、カスタム形式の文字列を定義して、軸が数値を表示する方法を書式設定できます。 たとえば、「$#,###」は通貨の値を表示するカスタム形式の文字列として使用できます。

[単位スカラー] テキスト ボックスを使用して、Y 軸を変換またはスケーリングするためのカスタム値を定義できます。 たとえば、0.001 を使用すると、Y 軸の値をメートル単位からキロメートル単位に変換できます。

ガイドの追加

参照として、または重要な Y 軸の値をハイライト表示する方法として、ガイドのラインまたは範囲を追加できます。 新しいガイドを追加するには、[チャート プロパティ] ウィンドウの [ガイド] タブを参照し、垂直または水平ガイドを描画するかどうかを選択して、[ガイドの追加] をクリックします。 ラインを描画するには、ラインを描画したい値を入力します。 範囲を作成するには、の値を入力します。 [ラベル] 値を指定して、ガイドにテキストを追加できます。

軌道プロファイル チャートの作成

複数の繰り返された軌道ファイルを使用して軌道プロファイル チャートを作成し、海抜高度を可視化するには、以下の手順を実施します。

  1. 軌道ファイルから軌道データセットを作成して、マップに追加します。

    軌道データセットの作成に関する詳細については、「軌道データの操作」をご参照ください。

  2. 軌道データセットを右クリックして、[チャートの作成] > [軌道プロファイル] をクリックします。
  3. [データ シリーズの設定] をクリックして、[複数のトラックを持つ 1 つの変数] オプションを選択します。
  4. 軌道データセットの変数を選択して、チャートを作成します。
  5. 軌道を選択するには、[四角形] ツールを使用して、小さな四角形を希望のトラックのフットプリント上にドラッグします。
  6. [ポリゴン] ツールを使用して、対象セクションを定義します。
  7. [チャートの作成] をクリックします。

    軌道プロファイル チャートが作成され、マップのチャート タブに表示されます。

  8. 必要に応じて、X 軸と Y 軸のタイトルとラベルを変更します。

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