[品質] タブの [ギャップとオーバーラップ] グループにある [ハイライト表示] コマンド を使用して、パーセル間のギャップとオーバーラップを検索します。 現在のマップ範囲で、ギャップおよびオーバーラップがハイライト表示されます。
[ハイライト] コマンドにより、同じパーセル タイプのパーセル間および異なるパーセル タイプのパーセル間のギャップとオーバーラップを検出できます。
注意:
[ハイライト表示] コマンドでは、スリバー パーセルは検出および検索されません。 スリバー パーセルは、MUST BE LARGER THAN と MUST BE SMALLER THAN のパーセル ポリゴン属性ルールを使用して識別することができます。
ギャップ
ギャップは、隣接するパーセルの境界が一致せず、わずかな距離で互いに分離された場合に発生します。
重なる
オーバーラップは、隣接するパーセルの境界が一致せず、わずかな領域が互いに重なった場合に発生します。
許容値を使用してギャップ、オーバーラップ、または両方をハイライト表示します。
マップ範囲内のパーセルのギャップおよびオーバーラップをハイライト表示するには、次の手順を実行します。
- [品質] タブの [ハイライト表示] ドロップダウン矢印をクリックして、[ハイライト表示の設定] ダイアログ ボックスでハイライト表示の設定を行います。 マップには、パーセル ファブリックとレイヤーが表示されているはずです。
- [最大幅] に許容値を指定します。 指定した許容値より幅の広いギャップおよびオーバーラップはハイライト表示されません。
- マップ内に表示されるすべてのパーセル ポリゴン レイヤー間のギャップとオーバーラップを検出するには、[すべての表示レイヤーを使用] を選択します。 異なるパーセル タイプ間のギャップとオーバーラップが検出されます。 レコード ポリゴンでは、ギャップとオーバーラップは検出されません。
- 単一のパーセル ポリゴン レイヤーでギャップとオーバーラップを検出するには、[すべての表示レイヤーを使用] をオフにして、[レイヤー] でパーセル ポリゴン レイヤーを選択します。
- [ギャップの表示] または [オーバーラップの表示] をオンまたはオフにして、ギャップまたはオーバーラップに限定して検出します。
- 必要に応じて、ギャップおよびオーバーラップのハイライト表示に使用する色を設定できます。
- ドロップダウン矢印の上の [ハイライト表示] コマンド をクリックします。
ハイライト表示の設定プロセスが完了すると、検出されたギャップおよびオーバーラップがハイライト表示され、マップ範囲で確認しやすくなります。 評価対象となったマップ範囲のまわりに、グレーの点線で長方形の境界が描画されます。 このマップ範囲の境界は、マップ ビューを画面移動やズーム表示したときに、ギャップおよびオーバーラップの場所を特定するのに便利です。
注意:
マップ範囲内のポリゴン数が多いと、処理時間が長くなることがあります。
- [解除] コマンド をクリックすると、ハイライト表示とマップ範囲の長方形が消去されます。
ギャップとオーバーラップの解消
パーセル ポリゴン間のギャップおよびオーバーラップは、次のツールを使用して解消できます。
- [ポイントのマージ] ツール - 同じパーセルの角で重複するポイントにギャップまたはオーバーラップが発生した場合は、[ポイントのマージ] ツールを使用してポイントをマージし、パーセル ジオメトリを更新します。
- [パーセルの配置] ツール - 2 つのポイント間、ポイントとライン エッジ間、2 つのライン エッジ間に配置リンクを作成して、パーセル境界を調整できます。
ヒント:
ややずれた曲線からギャップまたはオーバーラップを削除するには、[トレース形状に一致] ツールで、トレース パスを使用して曲線エッジの位置を揃えます。