ネットワーク トポロジの無効化

ネットワーク トポロジを無効化して、ネットワーク属性の追加や設定など、トレース ネットワークの管理タスクを実行できます。パフォーマンスを向上させることができるため、大量のデータをインポートする際にも、ネットワーク トポロジを無効化することをお勧めします。

ネットワーク トポロジが無効になっている間は通常の編集作業を行わないことをお勧めします。ネットワーク トポロジが無効になっている間に加えられた編集はダーティ エリアで追跡されません。ネットワーク トポロジが無効になっている場合は、空間参照の範囲をカバーする 1 つのダーティ エリアが作成されます。ネットワーク トポロジをもう一度有効にすると、未処理のすべての編集の検証が行われます。

要件

エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合:

• [入力トレース ネットワーク] パラメーターは、「データベース トレース ネットワークの所有者」として、確立されたデータベース コネクションから取得する必要があります。

• 排他スキーマ ロックが存在する。編集の実行中は、この処理を実行できません。
• 名前付きバージョンで実行する場合は、編集を保存しておく必要がある。

ワークフロー

ネットワーク トポロジを無効にするには、次の手順を実行します。

1. [解析] タブの [ジオプロセシング] グループで、[ツール] をクリックして [ジオプロセシング] ウィンドウを開きます。
2. [ジオプロセシング] ウィンドウで、[ネットワーク トポロジの無効 (Disable Network Topology)] ツールを検索して選択します。
3. [入力トレース ネットワーク] にトレース ネットワークを指定します。
4. [実行] をクリックします。

   未処理の編集操作がある場合は、操作が完了するまでキューに配置されます。

ネットワーク トポロジは指定のトレース ネットワークに対して無効になっています。1 つのダーティ エリアが存在し、エラー フィーチャが存在しなくなります。ネットワーク トポロジをもう一度有効にすると、ダーティ エリアが存在しなくなり、エラー フィーチャが存在することがあります。

注意:

トレースとダイアグラムを使用するには、ネットワーク トポロジを有効にする必要があります。