ポリゴン フィーチャからホールを切り取る

このトピックでは、ポリゴン フィーチャからのホールの切り取りに使用できる 3 つの方法について説明します。 ホールを表すコンポーネント パートを含むマルチパート ポリゴン フィーチャが生成されます。 これらのツールは、[フィーチャの修正] ウィンドウで利用できます。

フィーチャのスケッチの継続

[フィーチャ作成の継続] ツール フィーチャ作成の継続 はフィーチャの作成を再開し、作図ツールバーのツールを使用してホール パートを描画できます。

引き続きフィーチャを作成し、ホールを描画するには、次の手順を実行します。

  1. データを追加し、「編集用設定を構成」します。

    編集対象のフィーチャ レイヤーが編集可能であること、アクティブなマップに割り当てられた座標系が実行中の編集の種類に適していること、作業を効率的かつ正確に行えるようスナップが構成されていることを確認します。

  2. リボンの [編集] タブをクリックします。 [フィーチャ] グループで [修正] フィーチャの修正 をクリックします。
    ヒント:

    [フィーチャの修正] ウィンドウを開いて、このツールを 1 ステップで実行するには、リボン上の [編集] タブにある [ツール] ギャラリーのドロップダウン矢印をクリックしてから、形状変更セクションにある [フィーチャ作成の継続] ツール フィーチャ作成の継続 をクリックします。

    [フィーチャの修正] ウィンドウが表示されます。

  3. [フィーチャ作成の継続] ツール フィーチャ作成の継続 をクリックします。

    ツールを検索するには、[形状変更] を展開するか、[検索] テキスト ボックスに「継続」と入力します。

    [選択] ツール 選択を有効化 が自動的に実行されます。

  4. ホールの追加先になるポリゴン フィーチャを選択します。

    複数のフィーチャを選択する場合は、ウィンドウの選択ツリー ビューでフィーチャを右クリックし、[このフィーチャのみを選択] 選択状態別にリスト をクリックします。 選択にあるフィーチャを削除するには、そのフィーチャを右クリックして [選択解除] 選択解除 をクリックします。

  5. 選択したポリゴン フィーチャの境界の内部で、ホールを表すパートをスケッチします。
  6. 右クリックして [完了] 完了 をクリックするか、F2 キーを押します。
  7. リボンの [編集] タブをクリックして、[編集の管理] グループの [保存] 編集の保存 をクリックします。

フィーチャの分割とホールの削除

[スプリット] ツール 分割 を使用すると、作図ツールバーのツールを使用してホールを表す閉じた形状を描画し、それを使用してフィーチャを分割できます。 生成されたホールを表示するには、ホール フィーチャを移動または削除します。

包含された閉じた形状を使用して分割することによりフィーチャからホールを切り取るには、次の手順を実行します。

  1. データを追加し、「編集用設定を構成」します。

    編集対象のフィーチャ レイヤーが編集可能であること、アクティブなマップに割り当てられた座標系が実行中の編集の種類に適していること、作業を効率的かつ正確に行えるようスナップが構成されていることを確認します。

    注意:

    [スケッチにスナップ] が有効で、未完成のフィーチャにスナップできることを確認します。 これにより、ホールを表す形状をスケッチするときに切断ラインの最初の頂点にスナップできます。

  2. リボンの [編集] タブをクリックします。 [フィーチャ] グループで [修正] フィーチャの修正 をクリックします。
    ヒント:

    [フィーチャの修正] ウィンドウを開いてツールを一度に実行するには、リボンの [編集] タブにある [ツール] ギャラリーのドロップダウン矢印をクリックし、分割セクションの [分割] 分割 をクリックします。

    ツール ギャラリーからこのツールを実行すると、アプリケーションを開いてから最後に使用したツールの方法と設定が使用されます。 ツールを初めて実行する場合、ツールのデフォルトの方法が使用されます。 ツール設定 (例: 選択なしの実行を許可) は、プロジェクトに保存されます。

    [フィーチャの修正] ウィンドウが表示されます。

  3. [スプリット] 分割 をクリックします。

    ツールを検索するには、[分割] を展開するか、[検索] テキスト ボックスに「スプリット」と入力します。

    [選択] ツール 選択を有効化 が自動的に実行されます。

  4. [対話的] タブをクリックします。
  5. [選択なしの分割を許可] チェックボックスをオフにします。
  6. ホールの切り取り先になるポリゴン フィーチャを選択します。

    複数のフィーチャを選択する場合は、ウィンドウの選択ツリー ビューでフィーチャを右クリックし、[このフィーチャのみを選択] 選択状態別にリスト をクリックします。 選択にあるフィーチャを削除するには、そのフィーチャを右クリックして [選択解除] 選択解除 をクリックします。

  7. ポリゴン フィーチャの境界の内部でホールを表す形状をスケッチし、最後のセグメントを最初の頂点にスナップして、形状を閉じます。
  8. [完了] 完了 をクリックするか、F2 キーを押します。

    新しいジオメトリを包含されたフィーチャとして使用してポリゴン フィーチャが分割されます。

  9. リボンの [編集] タブをクリックします。 [選択] グループで [選択] ツール 選択を有効化 をクリックし、ホールを表す包含されたフィーチャを選択します。
  10. Delete キーを押すか、リボンの [編集] タブの [フィーチャ] グループで [削除] 削除 をクリックします。

    または、マップを右クリックして [削除] 削除 をクリックするか、Ctrl + D キーを押します。

  11. [削除] の警告ダイアログ ボックスが表示された場合、[はい] をクリックします。
  12. リボンの [編集] タブをクリックします。 [編集の管理] グループで [保存] 編集の保存 をクリックします。

別のフィーチャを使用したフィーチャのクリップ

[クリップ] ツール クリップ を使用すると、ホールを表す重複フィーチャを使用してターゲット フィーチャをクリップできます。 ホールを表すエリアを削除するには、[破棄 (残余)] 設定 破棄 を選択します。 入力フィーチャは削除されません。

重複フィーチャを使用してクリップすることによりフィーチャからホールを切り取るには、次の手順を実行します。

  1. データを追加し、「編集用設定を構成」します。

    編集対象のフィーチャ レイヤーが編集可能であること、アクティブなマップに割り当てられた座標系が実行中の編集の種類に適していること、作業を効率的かつ正確に行えるようスナップが構成されていることを確認します。

    注意:

    マップ トポロジがオフになっていることを確認します。 これにより、ターゲット フィーチャから離れるように入力フィーチャを移動して、ホールを表示することができます。

  2. リボンの [編集] タブをクリックします。 [フィーチャ] グループで [修正] フィーチャの修正 をクリックします。

    [フィーチャの修正] ウィンドウが表示されます。

  3. [クリップ] ツール クリップ をクリックします。

    ツールを検索するには、[分割] を展開するか、[検索] テキスト ボックスに「クリップ」と入力します。

  4. [編集可能なすべてのフィーチャをクリップ] チェックボックスをオフにします。

    ウィンドウに [入力フィーチャ] タブと [ターゲット フィーチャ] タブが表示されます。

  5. [入力フィーチャ] タブをクリックし、次の手順を使用して、ホールを表す重複フィーチャを選択します。
    1. ウィンドウで、[1 つ以上のポイント、ライン、またはポリゴンを選択] 選択を有効化 をクリックし、フィーチャを選択します。

      ウィンドウ ツリー ビューで選択したフィーチャを絞り込むには、フィーチャを右クリックして [このフィーチャのみを選択] 選択状態別にリスト をクリックします。

      [選択チップ] アイコン 選択の切り替え がポインターの近くに表示されます。

    2. [選択チップ] ドロップダウン矢印 選択の切り替え をクリックして、ホールを表す包含されたフィーチャを選択します。
    注意:

    [選択チップ] アイコン 選択の切り替え がポインターの近くに表示されない場合は、アプリケーション設定の選択チップを有効にします。

  6. [ターゲット フィーチャ] タブをクリックし、次の手順を使用して、クリップするフィーチャを選択します。
    1. ウィンドウで、[1 つ以上のポイント、ライン、またはポリゴンを選択] 選択を有効化 をクリックし、フィーチャを選択します。

      ウィンドウ ツリー ビューで選択したフィーチャを絞り込むには、フィーチャを右クリックして [このフィーチャのみを選択] 選択状態別にリスト をクリックします。

    2. ポインターの近くに表示される [選択チップ] ドロップダウン矢印 選択の切り替え をクリックして、ホールを表す包含されたフィーチャを選択します。
  7. ヒント:

    [ターゲット フィーチャの選択] 選択状態別にリスト をクリックして、すべての編集可能なレイヤー上の入力フィーチャにまたがるすべてのフィーチャを自動的に選択します。

    ターゲット フィーチャの選択

  8. [バッファー距離] ボックスをクリックして、入力フィーチャがポリゴン フィーチャの場合は、ゼロ (0) のバッファー距離を入力します。

    入力フィーチャがライン フィーチャの場合は、ゼロ (0) より大きいバッファー距離を入力します。

  9. [破棄 (残余)] 破棄 を選択します。
  10. [クリップ] をクリックします。

    入力フィーチャで定義されたクリップされたエリアがターゲット フィーチャから削除されます。 入力フィーチャは削除されず、現在選択された状態になります。

  11. [フィーチャの修正] ウィンドウで、[移動] ツール 移動 をクリックし、ホールから離れるように入力フィーチャをドラッグします。

    または、入力フィーチャを削除するか、入力フィーチャ レイヤーの表示設定をオフにします。