[延長/切詰め] ツール は、ポリライン フィーチャを既存のフィーチャ境界まで延長したり、切詰めたりします。 選択したライン フィーチャを編集できますが、選択せずにツールを使用し、フィーチャを推測された境界に合わせて編集することもできます。 このツールは [フィーチャの修正] ウィンドウで使用できます。
次のビデオでは、[ツール] ギャラリーから、[延長/切詰め] に設定され、選択を要するツールを実行するデモを紹介します。
- ビデオの長さ: 1:00
- このビデオは ArcGIS Pro 3.2 を使用して作成されています。
このツールを使用するときは、以下の点を考慮します。
- 選択したフィーチャを切詰めると、短い方のセグメントが自動的に切詰められます。 長い方のセグメントを切詰めるには、選択せずに切詰めます。 フィーチャを選択せずに編集するには、[選択なしの延長/切詰めを許可] チェックボックスをオンにします。
- Z 対応フィーチャの長さを延長するか、切詰めると、変更されたセグメントの角度ピッチが維持され、内挿または外挿された Z 値が新しい頂点に割り当てられます。
- 選択したフィーチャの COGO が有効化されている場合、COGO 属性値を保持または更新できます。
ポリライン フィーチャを切詰めまたは延長するには、次の手順に従います。
- データを追加し、「編集用設定を構成」します。
編集対象のフィーチャ レイヤーが編集可能であること、アクティブなマップに割り当てられた座標系が実行中の編集の種類に適していること、作業を効率的かつ正確に行えるようスナップが構成されていることを確認します。
- リボンの [編集] タブをクリックし、[フィーチャ] グループの [修正] をクリックします。
ヒント:
[フィーチャの修正] ウィンドウを開いてツールを一度に実行するには、リボンの [編集] タブにある [ツール] ギャラリーのドロップダウン矢印をクリックし、形状変更セクションの [延長/切詰め] をクリックします。
ツール ギャラリーからこのツールを実行すると、アプリケーションを開いてから最後に使用したツールの方法と設定が使用されます。 ツールを初めて実行する場合、ツールのデフォルトの方法が使用されます。 ツール設定 (例: 選択なしの実行を許可) は、プロジェクトに保存されます。
[フィーチャの修正] ウィンドウが表示されます。
- [延長/切詰め] をクリックします。
ツールを検索するには、[形状変更] を展開するか、[検索] テキスト ボックスに「切詰め」と入力します。
[選択] ツール が自動的に実行されます。
- 延長または切詰めるポリライン フィーチャを選択します。
ウィンドウの選択ツリーで選択を絞り込むには、フィーチャを右クリックして [選択解除] または [このフィーチャのみを選択] をクリックします。
- マップに COGO が有効なフィーチャ レイヤーが含まれている場合は、[COGO 属性の再計算] チェックボックスをオンにして、次の表で説明されているように COGO 値を更新します。
直線 円弧 - Direction は保持されます。
- Distance は再計算されます。
- Direction は再計算されます。
- Radius は保持されます。
- ArcLength は再計算されます。
既存の COGO 属性値を維持するには、この設定をオフにします。
- 次のいずれかのツールの方法を選択します。
- [延長/切詰め] - 1 回の操作でポリライン フィーチャを共有フィーチャ境界に合わせて延長または切詰めます。 これがツールのデフォルトの方法です。
- [延長] - ポリライン フィーチャの延長のみを行います。
- [切詰め] - ポリライン フィーチャの切詰めのみを行います。
- 選択したフィーチャを延長または切詰める境界線にポインターを合わせ、グレーのラインのプレビューで正しい編集内容が表示されたら、境界フィーチャをクリックします。
- 実線のプレビューをクリックすると、フィーチャが延長されます。
- 破線のプレビューをクリックすると、フィーチャが切詰められます。
または、[選択なしの延長/切詰めを許可] チェックボックスがオンになっている場合、編集中のライン フィーチャにポインターを合わせてプレビューをクリックすると、フィーチャが延長または切詰められます。
- リボンの [編集] タブで、[編集の管理] グループの [保存] をクリックします。