ジョブ フィルターの構成

Workflow Manager のライセンスで利用可能。

ジョブ フィルターを使用すると、以下のいずれか、または両方の条件を満たすジョブを、ユーザーに非表示にできます。

  • 特定のタイプのジョブ
  • 特定のグループに割り当てられたジョブ

これらのフィルターはグループに割り当てられ、ユーザーが表示および作成できるジョブに影響します。

ジョブ フィルターの作成

ジョブ フィルターを定義すると、ユーザーがアプリケーションで表示できるものが制限されます。 これらのフィルターは、ArcGIS Workflow Manager (Classic) Administrator を使用して構成されます。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、Workflow Manager (Classic) データベースに接続します。
  2. [セキュリティ] を展開します。
  3. [ジョブ フィルター] を右クリックし、[ジョブ フィルターの追加] をクリックします。

    [ジョブ フィルターの管理] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [フィルター名] および [フィルターの説明] テキスト ボックスに、フィルターの名前と説明を入力します。
  5. このフィルターを満たすジョブ タイプを選択します。

    ユーザーは、これらのタイプのジョブのみ作成および管理できます。

  6. このフィルターを満たすユーザー グループを選択します。

    ユーザーは、これらのグループか、選択されたグループのユーザーに割り当てられているジョブのみを表示できます。 また、ジョブの割り当ても、これらのグループか、これらのグループに属するユーザーにのみ行えます。 AssignAnyJob 権限はこの設定をオーバーライドし、AssignAnyJob 権限を持つグループに属するユーザーが、システム内のどのユーザーにもジョブを割り当てられるようになります。

  7. [OK] をクリックしてフィルターを保存します。

ジョブ タイプとユーザー グループのフィルタリングを組み込んだフィルターを作成したり、組織で必要なフィルター タイプごとに複数のフィルターを作成したりして、それをグループに割り当てることができます。

グループへのジョブ フィルターの適用

ジョブ フィルターを適用するには、ユーザー グループと関連付ける必要があります。

  1. Workflow Manager (Classic) Administrator を起動し、Workflow Manager (Classic) データベースに接続します。
  2. [セキュリティ] > [グループ] を展開します。
  3. フィルターを適用したいグループを右クリックし、[アイテムの編集] をクリックします。

    [グループ プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [ジョブ フィルター] タブをクリックします。
  5. グループに適用するフィルターのチェックボックスをオンにします。
  6. [OK] をクリックして変更内容を保存します。

    適用されたフィルターに基づき、ジョブへのアクセスが決定します。