ファイル ジオデータベース ツールセットには、ファイル ジオデータベースを圧縮、圧縮解除、およびライセンス付与するためのツールが含まれています。
格納要件を抑えるために、ファイル ジオデータベースのフィーチャクラス (ベクター データ) とテーブルを読み取り専用形式に圧縮することができます。 ファイルは、元のサイズの 4 分の 1 ほどに縮小できます。 圧縮されたデータセットは、ArcGIS Pro 上で、未圧縮時と同じように表示され、 編集以外の操作は同じように実行できます。 圧縮されたデータはダイレクト アクセス形式なので、データにアクセスするたびにデータの圧縮を解除する必要はありません。
| ツール | 説明 |
|---|---|
ファイルまたはモバイル ジオデータベース、SQLite データベース、または Open Geospatial Consortium (OGC) GeoPackage ファイルを最適化します。 最適化すると、データ格納が整理され、多くの場合はファイルのサイズが減少し、パフォーマンスが向上します。 | |
|
ジオデータベース内のすべてのコンテンツ、フィーチャ データセット内のすべてのコンテンツ、または個別のスタンドアロン フィーチャクラスやテーブルを圧縮します。 | |
[ライセンス付きファイル ジオデータベースの生成 (Generate Licensed File Geodatabase)] ツールによって作成されたライセンス付きファイル ジオデータベース内のコンテンツを表示するために、ライセンス ファイル (*.sdlic) を生成します。 | |
ライセンス付きファイル ジオデータベースの生成 (Generate Licensed File Geodatabase) | ファイル ジオデータベースのコンテンツの表示を定義し制限するライセンス定義ファイル (*.licdef) を生成します。ライセンス付きファイル ジオデータベースのコンテンツを表示するには、ライセンス ファイル (*.sdlic) を作成し、ArcGIS Administrator でインストールします。ライセンス ファイルの作成には、[ファイル ジオデータベース ライセンスの生成 (Generate File Geodatabase License)] ツールを使用します。 |
破損したファイル ジオデータベースからデータを復元します。 | |
|
ジオデータベースのすべてのコンテンツ、フィーチャ データセットのすべてのコンテンツ、または個別のスタンドアロン フィーチャクラスやテーブルの圧縮を解除します。 |