ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力モザイク データセット | ブロック調整処理を完了し、ステレオ モデルを持っている必要がある入力モザイク データセット。 モザイク データセットのブロック調整を行うには、[ブロック調整の適用 (Apply Block Adjustment)] ツールを使用します。 モザイク データセットにステレオ モデルを構築するには、[ステレオ モデルの構築 (Build Stereo Model)] ツールを使用します。 | Mosaic Dataset; Mosaic Layer |
マッチング メソッド | 3D ポイントの生成に使用される方法を指定します。 参考文献:
| String |
出力 LAS フォルダー | 出力 LAS ファイルの格納に使用されるフォルダー (クラウド ストレージを含む)。 このツールを同じ入力パラメーターを使用して複数回実行した場合、ランダム サンプリングのために出力が少し変化する場合があります。 | Folder |
出力 LAS ベース名 | 出力 LAS ファイル名の接頭辞として使用される文字列。 たとえば、name をベースとして使用すると、出力ファイル名は name1.las、name2.las などになります。 | String |
最大オブジェクト サイズ (メートル) (オプション) | 建物や樹木などのサーフェス オブジェクトを識別する検索範囲。 これは、マップ単位の線形サイズです。 | Double |
DMS 地表間隔 (メートル) (オプション) | 3D ポイントを生成する地表間隔 (メートル単位)。 デフォルトは、ソース画像のピクセル サイズの 5 倍です。 | Double |
画像ペアの数 (オプション) | 画像が 3D ポイントの生成に利用できる画像ペアの最大数。 デフォルト値は 2 つの画像ペアが最小です。 指定したより多くの画像ペアの画像が関与する場合、それらの画像ペアは 3D ポイントの構築時に考慮されません。 この場合、ツールは、このツール内で指定したさまざまな閾値パラメーターに基づいてペアの順序を決定します。 スコアの最も高いペアがポイントの生成に使用されます。 | Double |
オーバーラップ エリアの閾値 (オプション) | 許容できる最小のオーバーラップ エリアの閾値。これは、画像のペア間のオーバーラップの割合です。 オーバーラップ エリアがこの閾値より小さい画像ペアは、この条件でのスコアが 0 になり、順序付きリストの下に配置されます。 閾値の値の範囲は 0 ~ 1 です。 デフォルトの閾値は 0.6 で、60 パーセントです。 | Double |
アジャスト品質の閾値 (オプション) | 許容できる最小の調整品質。 この閾値は、ステレオ モデル内に格納されている調整品質の値と比較されます。 アジャスト品質が指定された閾値より小さい画像ペアは、この条件でのスコアが 0 になり、順序付きリストの下に配置されます。 閾値の値の範囲は 0 ~ 1 です。 デフォルトの閾値は 0.2 で、20 パーセントです。 | Double |
GSD 差異の閾値 (オプション) | ペア内の 2 つの画像における地上分解能 (GSD) の差異の最大許容閾値。 2 つの画像間の解像度比が、この閾値と比較されます。 地上分解能比がこの閾値より大きい画像ペアは、この条件でのスコアが 0 になり、順序付きリストの下に配置されます。 デフォルトの閾値の比率は 2 です。 | Double |
ω/φ 差異の閾値 (オプション) | 2 つの画像ペアにおける ω 値と φ 値の差異の最大閾値。 画像ペアの ω 値と φ 値が比較されます。 ω 値または φ 値の差異がこの閾値より大きい画像ペアは、この条件でのスコアが 0 になり、順序付きリストの下に配置されます。 それぞれの比較におけるデフォルトの差異の閾値は 8 です。 | Double |
サマリー
ステレオ ペアから 3D ポイントを生成し、一連の LAS ファイルとしてポイント クラウドを出力します。
LAS ファイルのタイルは、1,000 x 1,000 の地表間隔に基づきます。 各 LAS タイル内のポイントは、ユーザーが定義した条件に基づいてペアを選択し、選択したペアからポイントをフィルター処理することで計算されます。 このツールの入力は、ステレオ モデルを含むモザイク データセットです。 このツールの出力を使用して、数値地形モデル (DTM) または数値表層モデル (DSM) を生成できます。
使用法
このツールを同じ入力パラメーターを使用して複数回実行した場合、ランダム サンプリングのために出力が少し変化する場合があります。
[画像ペアの数] パラメーター内のステレオ ペアの順序は、最初に [アジャスト品質の閾値]、[GSD 差異の閾値]、および [ω/φ 差異の閾値] に定義した値に基づきます。 画像のペアは、これらの閾値を満たしていない場合は 0、1 つの閾値を満たした場合は 1、最大で 3 のスコアが与えられます。 最も高いスコアが、優先リストの一番上に配置されます。 次に、同じスコアのペアに対して、[オーバーラップ エリアの閾値] の値が考慮されます。画像ペア間の交点角度がリストの順序付けの最終条件として使用され、交点角度が大きいほど順序が高くなります。
ポイント クラウドの生成に特定のペアを使用する場合は、ステレオ テーブルの [Used] フィールドで、このペアに高い値を設定します。 ステレオ テーブルを開くには、[コンテンツ] ウィンドウでモザイク レイヤーを右クリックして、[開く] > [ステレオ テーブル] の順にクリックします。
パラメーター
arcpy.management.GeneratePointCloud(in_mosaic_dataset, matching_method, out_folder, out_base_name, {object_size}, {ground_spacing}, {minimum_pairs}, {minimum_area}, {minimum_adjustment_quality}, {maximum_diff_gsd}, {maximum_diff_OP})
名前 | 説明 | データ タイプ |
in_mosaic_dataset | ブロック調整処理を完了し、ステレオ モデルを持っている必要がある入力モザイク データセット。 モザイク データセットのブロック調整を行うには、[ブロック調整の適用 (Apply Block Adjustment)] ツールを使用します。 モザイク データセットにステレオ モデルを構築するには、[ステレオ モデルの構築 (Build Stereo Model)] ツールを使用します。 | Mosaic Dataset; Mosaic Layer |
matching_method | 3D ポイントの生成に使用される方法を指定します。
参考文献:
| String |
out_folder | 出力 LAS ファイルの格納に使用されるフォルダー (クラウド ストレージを含む)。 このツールを同じ入力パラメーターを使用して複数回実行した場合、ランダム サンプリングのために出力が少し変化する場合があります。 | Folder |
out_base_name | 出力 LAS ファイル名の接頭辞として使用される文字列。 たとえば、name をベースとして使用すると、出力ファイル名は name1.las、name2.las などになります。 | String |
object_size (オプション) | 建物や樹木などのサーフェス オブジェクトを識別する検索範囲。 これは、マップ単位の線形サイズです。 | Double |
ground_spacing (オプション) | 3D ポイントを生成する地表間隔 (メートル単位)。 デフォルトは、ソース画像のピクセル サイズの 5 倍です。 | Double |
minimum_pairs (オプション) | 画像が 3D ポイントの生成に利用できる画像ペアの最大数。 デフォルト値は 2 つの画像ペアが最小です。 指定したより多くの画像ペアの画像が関与する場合、それらの画像ペアは 3D ポイントの構築時に考慮されません。 この場合、ツールは、このツール内で指定したさまざまな閾値パラメーターに基づいてペアの順序を決定します。 スコアの最も高いペアがポイントの生成に使用されます。 | Double |
minimum_area (オプション) | 許容できる最小のオーバーラップ エリアの閾値。これは、画像のペア間のオーバーラップの割合です。 オーバーラップ エリアがこの閾値より小さい画像ペアは、この条件でのスコアが 0 になり、順序付きリストの下に配置されます。 閾値の値の範囲は 0 ~ 1 です。 デフォルトの閾値は 0.6 で、60 パーセントです。 | Double |
minimum_adjustment_quality (オプション) | 許容できる最小の調整品質。 この閾値は、ステレオ モデル内に格納されている調整品質の値と比較されます。 アジャスト品質が指定された閾値より小さい画像ペアは、この条件でのスコアが 0 になり、順序付きリストの下に配置されます。 閾値の値の範囲は 0 ~ 1 です。 デフォルトの閾値は 0.2 で、20 パーセントです。 | Double |
maximum_diff_gsd (オプション) | ペア内の 2 つの画像における地上分解能 (GSD) の差異の最大許容閾値。 2 つの画像間の解像度比が、この閾値と比較されます。 地上分解能比がこの閾値より大きい画像ペアは、この条件でのスコアが 0 になり、順序付きリストの下に配置されます。 デフォルトの閾値の比率は 2 です。 | Double |
maximum_diff_OP (オプション) | 2 つの画像ペアにおける ω 値と φ 値の差異の最大閾値。 画像ペアの ω 値と φ 値が比較されます。 ω 値または φ 値の差異がこの閾値より大きい画像ペアは、この条件でのスコアが 0 になり、順序付きリストの下に配置されます。 それぞれの比較におけるデフォルトの差異の閾値は 8 です。 | Double |
コードのサンプル
以下は、GeneratePointCloud 関数を実行する Python サンプルです。
import arcpy
arcpy.management.GeneratePointCloud('c:/data/BD.gdb/SpringMD', 'ETM',
'c:/data/output', 'SpringLAS', '10')
ライセンス情報
- Basic: No
- Standard: 次のものが必要 ArcGIS Reality for ArcGIS Pro
- Advanced: Yes