シーン レイヤーの整合チェック (Validate Scene Layer) (データ管理)

サマリー

クラウド ストア内のシーン レイヤー パッケージ (*.slpk または *.i3sREST) を評価して、パッケージが I3S 仕様に準拠していることを確認します。

使用法

  • このツールは、I3S 仕様を使用してシーン レイヤー コンテンツを検証し、シーン レイヤーを ArcGIS クライアント アプリケーションで表示したときに問題の原因となる要素を特定します。 ArcGIS プラットフォームの外部で生成されたシーン レイヤー パッケージを利用または公開する前に、このツールを実行することを検討してください。

  • このツールでは、次の存在を特定します。

    • 必須および推奨 JSON オブジェクトにおける予期される値
    • ビルティング、3D オブジェクト、3D メッシュにおける宣言されたテクスチャ
    • ポイント、ビルディング、3D オブジェクト、点群における宣言された属性や関連統計情報
    • 位置、色、UV、法線などの宣言された頂点属性
    • ノード ツリー内でのルート ノードや宣言された子ノード
  • 出力レポートはデフォルトでは可読形式の *.json ファイルですが、*.txt または *.xml ファイルとして生成することもできます。 このレポートには、I3S 仕様に準拠していないものの、データ表示には問題とならない要素や、シーン レイヤー パッケージのレンダリングの際に問題の原因となる要素のエラーに関する警告が示されます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力シーン レイヤー
(オプション)

評価されるシーン レイヤー パッケージ (*.slpk)。

File
出力ログ ファイル

評価結果が要約される出力ログ ファイル。

File
入力フォルダー
(オプション)

クラウドストア内の評価されるシーン レイヤー コンテンツ (*.i3sREST)。

Folder

arcpy.management.ValidateSceneLayerPackage({in_slpk}, out_report, {in_folder})
名前説明データ タイプ
in_slpk
(オプション)

評価されるシーン レイヤー パッケージ (*.slpk)。

File
out_report

評価結果が要約される出力ログ ファイル。

File
in_folder
(オプション)

クラウドストア内の評価されるシーン レイヤー コンテンツ (*.i3sREST)。

Folder

コードのサンプル

ValidateSceneLayerPackage の例 1 (Python ウィンドウ)

次のサンプルは、Python ウィンドウでこのツールを使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = 'C:/Data'
arcpy.management.ValidateSceneLayerPackage('street_furniture.slpk', 'validate_report.json')
ValidateSceneLayerPackage の例 2 (Python ウィンドウ)

次のサンプルは、*.i3sREST 入力でこのツールを使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = 'C:/Data'
arcpy.management.ValidateSceneLayerPackage(None, 'validate_report.json',
                                           'C:/cloud_connections/AWS.acs/mySceneLayer.i3srest')

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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