アタッチメントの保持環境設定を優先するツールは、入力フィーチャのアタッチメントを出力フィーチャにコピーします。 アタッチメント テーブルとリレーションシップ クラスが作成されます。
使用上の注意
- 入力フィーチャクラスにアタッチメントが追加されている必要があります。 この設定によって出力にアタッチメントが作成されたり有効化されることはありません。
- 出力ワークスペースが、アタッチメントをサポートする必要があります。 出力ワークスペースがアタッチメントをサポートしない場合、アタッチメントはコピーされません。たとえば、シェープファイルや DBF ファイルはアタッチメントをサポートしません。
- 次のツールは、アタッチメントを転送します。
[コピー (Copy)] ツールは、アタッチメントの保持環境設定に関係なく、常にアタッチメントをコピーします。
- 連係の維持に使用されるリレーションシップ クラスは、ArcGIS Desktop Standard または ArcGIS Desktop Advanced のライセンスを必要とします。そのため、フィーチャをコピーする際にアタッチメントを保持するには、Desktop Standard または Desktop Advanced ライセンスが必要です。 ArcGIS Desktop Basic では、アタッチメントを読み取って開くことができます。
ダイアログの構文
- オン - アタッチメントが出力フィーチャクラスにコピーされます。これがデフォルトです。
- オフ - アタッチメントが出力にコピーされません。
スクリプトの構文
arcpy.env.maintainAttachments = True
パラメーター | 説明 |
---|---|
boolean_option | アタッチメントを出力フィーチャにコピーするかどうかを指定します。デフォルトは、True です。 |
スクリプトの例
import arcpy
# Set the maintainAttachments environment to False (no attachment copy)
arcpy.env.maintainAttachments = False