ジョブ データの同期 (Synchronize Job Data) (Workflow Manager (Classic))

サマリー

Workflow Manager (Classic) クラスターに属している複数の Workflow Manager (Classic) リポジトリを同期します。 このツールは双方向の同期を実行します。子リポジトリの変更は親リポジトリに送信され、親リポジトリの変更はすべての子リポジトリに送信されます。

このツールを実行するには、属しているすべてのノードで ArcGIS Workflow Manager (Classic) がインストールされ構成されている必要があります。

Workflow Manager (Classic) レプリケーションの詳細

レガシー:

このツールは「非推奨」のツールです。 現在の Workflow Manager (Classic) ユーザーはサービス主体の ArcGIS Workflow Manager for ArcGIS Pro を使用して新規プロジェクトを開始することをお勧めします。

使用法

  • このツールは、接続された子リポジトリにのみ使用できます。 接続解除された子リポジトリの場合、[ジョブ データのエクスポート (Export Job Data)] および [ジョブ データのインポート (Import Job Data)] ツールを使用できます。

  • すべての子リポジトリの変更は、統合のために親リポジトリに送信されます。 統合されたこれらの変更は、親リポジトリに加えられた変更とともに、クラスター内のすべての子リポジトリに送信されます。

  • 変更を同期するには、親と子の Workflow Manager (Classic) サービスがオンラインである必要があります。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
親リポジトリ URL

親リポジトリの URL は、Workflow Manager (Classic) サービス URL です (たとえば、http://localhost/arcgis/rest/services/parent/wmserver)。

String
親リポジトリ名

Workflow Manager (Classic) ジョブと構成エレメントを分散する親リポジトリ。

String
子リポジトリ名と URL

親リポジトリ構成で更新される子リポジトリ。 子リポジトリを追加するには、リポジトリ名を指定して、[追加] ボタンをクリックします。 子を追加した後、次のように [接続][URL]、および [前回の同期時間] の値を入力します。

  • [接続] - 使用できる値は true だけです。 他の値が提供されると、子は同期されません。
  • [URL] - 子リポジトリの URL。
  • [前回の同期時間] - システム形式の日時。 たとえば、システムの日時形式が MM:DD:YY HH:MM:SS の場合、値は 08/01/2013 11:30:45 になります。

Value Table

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
レプリケーションの同期のステータス

同期操作の結果。 成功した場合は、0 を返します。

Long
前回の同期

ジョブ同期情報のテーブル ビュー。

Value Table

arcpy.wmx.SynchronizeJobData(Input_Parent_Repository_URL, Input_Parent_Repository_Name, Input_Multi_Name)
名前説明データ タイプ
Input_Parent_Repository_URL

親リポジトリの URL は、Workflow Manager (Classic) サービス URL です (たとえば、http://localhost/arcgis/rest/services/parent/wmserver)。

String
Input_Parent_Repository_Name

Workflow Manager (Classic) ジョブと構成エレメントを分散する親リポジトリ。

String
Input_Multi_Name
[[child_repository, connected, URL, last_sync_time],...]

親リポジトリ構成で更新される子リポジトリ。

  • child_repository - 子リポジトリの名前。 これは接続されたリポジトリである必要があります。
  • connected - 使用できる値は "true" のみです。 他の値が提供されると、子は同期されません。
  • URL - 子リポジトリの URL。
  • last_sync_time - システム形式の日時。 たとえば、システムの日時形式が MM:DD:YY HH:MM:SS の場合、値は 08/01/2013 11:30:45 になります。

Value Table

派生した出力

名前説明データ タイプ
Output_SynchronizeReplicaStatus

同期操作の結果。 成功した場合は、0 を返します。

Long
Output_LastSync

ジョブ同期情報のテーブル ビュー。

Value Table

コードのサンプル

SynchronizeJobData の例 (スタンドアロン スクリプト)

この例では、Workflow Manager (Classic) リポジトリに加えられた変更が 2 つのリポジトリ間で同期されます。


# Import arcpy module
import arcpy

# Check out any necessary licenses
arcpy.CheckOutExtension("JTX")

# Local variables:
Input_Parent_Repository_URL = "http://ServerName/arcgis/rest/services/ServerObjectName/WMServer"
Input_Parent_Repository_Name = "Redlands_Repository"
Input_Multi_Name = "Ohio_Repository true http://ohioServer/arcgis/rest/services/SO/WMServer 2011-08-08 12:00;AZ_Repository true http://AZServer/arcgis/rest/services/SO/WMServer 2011-08-08 12:00"

# Process: Synchronize Job Data
arcpy.wmx.SynchronizeJobData(Input_Parent_Repository_URL, 
                             Input_Parent_Repository_Name, 
                             Input_Multi_Name)

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: 次のものが必要 Workflow Manager
  • Advanced: 次のものが必要 Workflow Manager

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