ArcGIS Pro は、GPU 対応のさまざまなクラウドホスト型仮想コンピューター (VM) で使用できます。 ArcGIS Pro で使用できる Azure サービスには次のようなものがあります。
これらの Azure 仮想コンピューターはさまざまなユース ケースに柔軟に対応できるため、ユーザーは vCPU、RAM、GPU などの必要なリソースを割り当てることができます。 Azure 仮想コンピューターの仕様は最小限にすることができますが、Azure に設定された増分内でサイズを増やすことができます。 例として、NC4as_T4_v3 を NC8as_T4_v3 へとスケールアップし、この VM タイプに割り当てられる NVIDIA T4 GPU とともに、より多くの CPU と RAM をこの VM に提供できます。
ArcGIS Pro を含む Microsoft Azure Virtual Desktop
Microsoft には、Azure Virtual Desktop (AVD) という製品があります。 AVD は、Azure クラウドから仮想デスクトップと公開済みのアプリケーションを提供するサービスです。
Azure Virtual Desktop (AVD) は、完全な Microsoft Windows デスクトップおよび個々のアプリケーションを提供するデスクトップおよびアプリケーション仮想化サービスです。 AVD をホスト サービスとして実行すると、Azure でホストされている VM を利用した完全な Windows 10 および Windows 11 デスクトップ エクスペリエンスを実現できます。 ArcGIS Pro は、Windows 10 および Windows 11 のマルチセッション VM を利用して柔軟性を高め、投資利益率を向上させることができます。 GPU、CPU、RAM など、十分なリソースを各ユーザーに提供するには、適切な VM タイプを割り当てる必要があります。 必ず接続数を考慮して各 VM への同時ユーザー アクセスを制限し、飽和状態を回避してパフォーマンスが低下しないようにしてください。