概要
X、Y、XY、または特定のディメンションの勾配を計算します。
備考
勾配関数は、単一のバンドの入力で動作します。 バンド抽出関数を使用すると、バンドを指定できます。 入力がマルチバンドの場合は、最初のバンドが使用されます。
複数の変数を含む多次元入力では、すべての変数が処理されます。 変数に指定された [勾配ディメンション] パラメーターが含まれていない場合は、変数が無視されます。 多次元フィルター関数を使用すると、必要な変数を選択できます。
多次元フィルター関数を使用して、関数が適用されるディメンション範囲を定義することもできます。
下の表には、各種の勾配の計算式を示しています。
| 勾配のタイプ | 方程式 |
|---|---|
勾配 X | |
勾配 Y | |
ディメンションの勾配 | |
パラメーター
| パラメーター | 説明 |
|---|---|
ラスター | 入力多次元ラスター。 |
勾配ディメンション | 勾配の計算に使用できるディメンション。 多次元以外の入力で使用可能なディメンションとしては、X、Y、XY が挙げられます。 多次元入力で使用可能なディメンションとしては、X、Y、XY のほか、データで使用可能なすべてのディメンションが挙げられます。 複数のディメンションが存在する場合は、使用可能なディメンションのすべてのスライスの勾配ディメンションについて、勾配が計算されます。 XY オプションは、バンド 1 が X ディメンションの勾配を表し、バンド 2 が Y ディメンションの勾配を表す 2 バンド ラスターを出力します。 |
分母単位 | 選択した [勾配ディメンション] に依存する勾配の分母の単位。 以下は、X、Y、XY のオプションです。
以下は、StdTime のオプションです。
以下は、非時間ディメンションのオプションです。
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