概要
領域ピクセル数関数は、同じピクセル値を含む接続領域を識別して、それらの領域内のピクセル数の値を格納するラスターを返します。
備考
この関数からの出力は、同じ値を含む、相互接続されたピクセルの数を格納するラスターです。
この関数を使用して、変化の検出の結果のノイズを低減できます。
[最大領域サイズ] パラメーターを設定すると、より小さなサイズの領域を識別するためにこの関数を使用できます。 結果はノイズのクリーンアップに使用できます。 たとえば、画像分類ワークフローや変化の検出ワークフローでその結果を使用して、ノイズの多い領域を除去できます。
10,000 ピクセル以上など、大きな領域のサイズを取得するには、代わりにリージョン グループと再分類を使用します。
[ピクセルの近傍] の値は 4 近傍または 8 近傍のいずれかであり、相互接続されたピクセルが領域に属するかどうかを決定します。 下の例では、ソース画像のピクセルが、[ピクセルの近傍] のサイズに従って出力ラスター内の領域に割り当てられています。
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
ラスター | 入力ラスター データセット。 |
最大領域サイズ | 領域に含めることができるピクセルの最大値。 [最大領域サイズ] の値を超える領域内のピクセルには、最大領域サイズの値に 1 を加えた値が割り当てられます。 デフォルトは 100 です。 |
ピクセルの近傍 | ピクセルの接続性の評価時に使用される近傍の数。 近傍には 4x4 ウィンドウまたは 8x8 ウィンドウのいずれかを指定できます。 デフォルトは 4x4 です。 |