CAD ファイルまたは BIM ファイルの BIM クラウド コネクション

オンラインの CAD ファイルや BIM ファイルは、BIM クラウド コネクションを使用して ArcGIS Pro で検出し、アクセスできます。 [BIM クラウド コネクション] ボタン 新しい BIM クラウド コネクション を使用すると、Autodesk BIM 360 や Autodesk Construction Cloud などのオンライン デザイン ファイルのクラウド ストレージ リポジトリに接続できます。

BIM クラウド コネクションは DGN、DXF、DWG CAD ファイル、RVT および IFC BIM ファイル、WLD3 および PRJ 配置サポート ファイル (存在する場合) に対応しています。

BIM クラウド コネクションの参照

[カタログ] ウィンドウに表示されている BIM クラウド コネクション ファイル アイテムのショートカット メニューから、ファイルやファイルのマニフェストをダウンロードしたり、コンテンツをダウンロードしてマップに追加したりすることができます。 プロパティ オプションを選択することでアイテムのプロパティにアクセスできます。

BIM クラウド リポジトリ アイテムのショートカット メニュー

プロジェクト フォルダーにダウンロード

BIM クラウド リポジトリのコンテンツを ArcGIS Pro に追加するには、最初にそのファイルをローカル ドライブにダウンロードする必要があります。 [プロジェクト フォルダーにダウンロード] オプションを選択すると、選択したファイルのコピーが ArcGIS Pro プロジェクト フォルダー内に作成されます。 既存の配置サポート ファイル PRJ および WLD3 もプロジェクト フォルダーにダウンロードされます。

マニフェストをプロジェクト フォルダーに保存

CAD データセットや BIM ファイル ワークスペースのアイテムの全体をダウンロードするのに対して、ここでは、BIM クラウド リポジトリの元のアイテムを参照し、データは含まないマニフェストをダウンロードすることができます。 BIM クラウド リポジトリのアイテムを右クリックし、[マニフェストをプロジェクト フォルダーに保存] をクリックします。 マニフェスト ファイル (拡張子は .asfm) がプロジェクトのホーム フォルダーにダウンロードされます。 マニフェストは、[カタログ] ウィンドウおよびカタログ ビューには表示されません。 マニフェストには、アイテムをオンラインでアクセスし表示するために必要な情報が含まれており、「ArcGIS GeoBIM」などのカスタムのワークフローを作成する際に役立ちます。

ダウンロードして現在のマップに追加

BIM クラウド リポジトリのコンテンツを ArcGIS Pro に追加するには、最初にそのファイルをローカル ドライブにダウンロードする必要があります。 [ダウンロードして現在のマップに追加] オプションを選択すると、選択したファイルのコピーが ArcGIS Pro プロジェクト フォルダー内に作成され、そのファイルのコンテンツ全体が現在のマップに追加されます。 既存の配置サポート ファイル PRJ および WLD3 もプロジェクト フォルダーにダウンロードされます。

ダウンロードして新規に追加

BIM クラウド リポジトリのコンテンツを ArcGIS Pro に追加するには、最初にそのファイルをローカル ドライブにダウンロードする必要があります。 [ダウンロードして新規に追加] オプションを選択すると、選択したファイルのコピーが ArcGIS Pro プロジェクト フォルダー内に作成され、そのファイルのコンテンツ全体が新しいマップ、グローバル シーン、またはローカル シーンに追加されます。 既存の配置サポート ファイル PRJ および WLD3 もプロジェクト フォルダーにダウンロードされます。

プロパティ

[プロパティ] オプションを選択すると、BIM クラウド アイテムの各種プロパティが表示されたダイアログ ボックスが開きます。 [一般] タブには、データのサムネイル画像 (あれば)、各種ファイル プロパティがリストされた [アイテム プロパティ] のセクション、クラウド リポジトリ ファイル アイテムに関連付けられている [サポート ファイル] のセクションが含まれています。

BIM クラウド リポジトリ アイテムのプロパティ ダイアログ ボックス

アイテム プロパティ

[アイテム プロパティ] のセクションには、クラウド リポジトリ内のアイテムの各種ファイル プロパティがリストされます。

サポート ファイル

[サポート ファイル] セクションには、Esri の配置ファイルがリストされます。 これらのサポート ファイルには 1 つの PRJ ファイルと WLD3 ファイル (存在する場合) があります。

ダウンロードした BIM クラウド コネクション アイテムの管理

BIM クラウド コネクションから ArcGIS Pro プロジェクト フォルダーにダウンロードした BIM および CAD ファイル アイテムでは、追加のショートカット メニュー アイテム オプションを使用できます。 これらの追加のショートカット メニュー アイテムを使用して、ローカル ArcGIS Pro プロジェクト フォルダーと BIM クラウド リポジトリの間で、ダウンロードしたファイルおよびサポート ファイルを管理できます。 カタログ内で CAD または BIM ファイル アイテムを右クリックしてショートカット メニューを表示します。

BIM クラウド コネクションからダウンロードしたファイル アイテムのショートカット メニュー

ステータスの取得

BIM クラウド リポジトリにさらに新しいバージョンのデータが存在するかどうかをチェックします。

ソースから更新

BIM クラウド リポジトリからデータのコピーをダウンロードし、ローカル データに上書きします。

サポート ファイルのアップロード

ダウンロードした BIM リポジトリ データの BIM クラウド リポジトリに投影情報 PRJ ファイルと WLD3 ワールド ファイルをアップロードします。

関連トピック