条件値は条件属性値とも呼ばれ、有効な値を詳細にフィルターされたリストから選択できます。 属性ドメインは単一階層によるフィルタリングを提供し、条件値はフィールド間で値を依存させる制約を適用することによって、有効なフィールド入力の数をさらに減らします。 条件値で設定された依存関係により、データ入力の精度が向上し、編集後の品質保証稼働が削減されるため、仕様を満たす値の入力が促進されます。
テーブルまたはフィーチャクラスの条件値の作成の詳細については、データを準備する手順をご参照ください。
条件値の編集
条件値の定義を含むテーブルでは、セル値を編集する際に表示される値が自動的にフィルターされます。 有効な属性の組み合わせはリストの一番上に表示され、特定および選択しやすくなります。
テーブル ビューで条件値を編集するには、次の手順を実行します。
- セル内をダブルクリックして編集を開始します。
- 選択する値を表示するには、ドロップダウン リストをクリックします。 一致したデータに応じて、以下が表示されます。
- 完全一致 - この行の他のすべての条件値フィールドとの有効な組み合わせを満たす、リストの先頭の値です。
- 部分一致 - 部分一致が存在する場合、[部分一致] の上にポインターを合わせると、一致するフィールド別にグループ化されたリストが開きます。部分一致も有効な組み合わせですが、この行の条件値フィールドのサブセットとなります。
- リストの一番上にある値をクリックして、セルに設定する完全一致を選択します。
完全一致では、行が有効な組み合わせに設定されます。
- 必要に応じて、サブリスト メニューから値をクリックして、セルに設定する部分一致を選択します。
部分一致では、行に有効な組み合わせが設定されず、追加のセル編集が必要になります。
- まったく異なる値の組み合わせに移動する必要がある場合は、リストの一番下にある [すべて表示] をクリックします。 フィールドの属性ドメイン内のすべての値が表示されます。
一致しない値を選択すると、行に無効な組み合わせが設定され、追加のセル編集が必要になります。
条件値を編集する際のワークフローのヒント
条件値を編集する際、以下のヒントがワークフローに役立ちます。
- フィーチャに無効な条件値の組み合わせが含まれていると、個別のフィーチャ編集を完了できません。
- 任意のフィールド順で条件値を適用できます。 1 つのフィールドが定義された後、残りのフィールドの次のオプションは、データに対して定義された有効な組み合わせに基づいてフィルタリングされます。
- [メニュー] ボタン をクリックし、[条件値] を展開し、[条件値フィールド] をクリックして、条件値が定義されているすべてのフィールドを表示し、他のすべてのフィールドを非表示にします。 これにより、共依存するフィールドのセットを特定しやすくなります。 テーブルに条件値が含まれていない場合、フィルターは有効になりません。
- [メニュー] ボタン をクリックし、[条件値] を展開し、[他のフィールドの自動更新] を有効にすると、一意の組み合わせが発生したときに残りのフィールドが自動的に入力されます。
- [メニュー] ボタン をクリックし、[条件値] を展開し、[無効なフィールドのハイライト表示] を有効にすると、テーブル内の無効な組み合わせがハイライト表示されます。
- 制限フィールドを含む無効な組み合わせは、有効な組み合わせが入力されるまで赤色でハイライト表示されます。
- 制限フィールドを含まない無効な組み合わせは、有効な組み合わせが入力されるまで黄色でハイライト表示されます。