TIN データ エリアの変更

3D Analyst のライセンスで利用可能。

[TIN エディター] ツールの [データ エリアの変更] ツールは、データ エリアの内側または外側に加わる三角形を指定することで、TIN を定義します。 内側の三角形は TIN 内挿ゾーンを示し、外側の三角形はデータのないエリアを示します。 [データ エリアの変更] ボタン データ エリアの変更 を選択して、[TIN データ エリアの変更] ダイアログ ボックスを開きます。

このダイアログ ボックスから、個々の三角形をポイントして選択するか、またはデジタイズされたポリゴンの内側にある三角形のグループを選択するかを指定できます。 選択された三角形については、処理の対象にするか対象外にするかをさらに指定でき、トグルボタンを使用して現在の状態を切り替えることもできます。

三角形を対話形式で操作するために、次に示す 3 つの選択方法が用意されています。

選択方法説明

内部のポイント

変更する TIN 三角形を手動で選択します。

ポリゴン内

デジタイズされたポリゴン内にあるか、そのポリゴンと交差する TIN 三角形を選択します。

完全にポリゴンに含まれる

デジタイズされたポリゴンに完全に含まれる TIN 三角形のみを変更します。 デジタイズされたポリゴンに完全に含まれない三角形は、解析の対象になりません。

三角形の表示を更新するために、次に示す 3 つのマスク オプションが用意されています。

マスク オプション説明

外側に設定

マスクする TIN 三角形を設定します。 TIN 三角形がマスクされると、サーフェスの解析および表示ではこのエリアにデータが残っていても、データがないものとして扱います。

内側に設定

マスクを解除する、つまり TIN の標高サーフェスを表示する TIN 三角形を設定します。

現在の状態の切り替え

現在の状態に応じて、TIN 三角形をマスク付きまたはマスクなしに変更します。

TIN のデータ エリアを変更するには、次に示す手順を実行します。

  1. [コンテンツ] ウィンドウで、編集する TIN レイヤーを選択します。
  2. [TIN レイヤー] タブ セットの [データ] タブをクリックします。
  3. [データ] リボンの [TIN エディター] ボタン TIN エディター をクリックします。
  4. [TIN データ エリアの変更] ボタン データ エリアの変更 をクリックします。

    [TIN データ エリアの変更] ダイアログ ボックスが表示されます。

    TIN データ エリアの変更
  5. 変更する TIN データ エリアの [選択方法] および [マスク] のプロパティを設定します。
  6. 変更対象にする三角形またはエリアを対話的に選択します。
  7. [保存] ボタン 編集の保存 をクリックして、編集されている現在の TIN に編集内容を保存するか、[破棄] ボタン 編集の破棄 をクリックして、保存されていない編集内容をすべて破棄します。 現在の編集内容が適用された TIN のコピーを作成するには、[新しい TIN として保存] ボタン 名前を付けて保存 をクリックします。

    TIN の保存が完了すると、すべての編集内容は永続的になり、元に戻すことはできません。

  8. 編集が終わった時点で [TIN エディター] を閉じるには、[TIN エディターを閉じる] ボタン 閉じる をクリックします。

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