GNSS デバイスがコンピューター デバイスに接続されている場合、精度のレベル、ビュー内の衛星の信号など、現在の位置に基づくデバイスの詳細情報を [デバイスの位置] ウィンドウに表示できます。このトピックでは、このウィンドウ内の情報について説明します。
現在接続されている GNSS デバイスに関する情報は、このウィンドウの最初の 3 つのタブに表示されます。4 つ目にタブでは、変更内容をポイント フィーチャクラスに記録することにより、デバイスの位置に加えられた変更内容を記録できます。
デバイスの場所と位置の詳細の表示
[デバイスの位置] ウィンドウを開くには、次の手順を実行します。
- [表示] タブの [デバイスの位置] グループにある [位置の有効化] ボタン の下半分をクリックします。
- [位置の詳細] を選択します。
[デバイスの位置] ウィンドウが表示されます。
注意:
デバイスが接続されていない場合、またはデバイスがオフになっている場合、[デバイスの位置] ウィンドウに情報は表示されません。以前にデバイスが接続されていた場合、利用可能な最後の更新の情報が代わりに表示されます。最初に、GNSS に接続して、このウィンドウを使用するようにプロジェクト設定にアクティブな接続を設定する必要があります。
GNSS の詳細
[詳細] タブ には、接続された GNSS デバイスの場所と位置補正の情報が表示されます。これらの値は編集できません。現在の精度の基準および最後の更新以降の経過した時間は、ウィンドウの上部に表示されます。デバイスの現在の緯度、経度、および高度に加えて、ウィンドウには速度、進行方向、および精度が表示されます。
接続のステータスが変更されると、品質インジケーターの表示、確認できる使用中の衛星の数、平均 SN 比 (SNR) など、補正の詳細が更新されます。
[精度低下率] サブセクションには、水平精度低下率 (HDOP) と垂直精度低下率 (VDOP) 値が表示されます。これは、現在位置の衛星配信の結果です。位置精度低下率 (PDOP) 値は、この 2 つの値の組み合わせです。
ウィンドウに表示されるすべての情報は、デバイスからの変更が反映されるよう定期的に更新されます。
衛星の信号強度
[衛星の信号強度] タブ には、デバイスが受信した、ビュー内にあるすべての衛星の信号強度がデシベル値 (dB) で表示されます。バーの長さと番号付きの値はどちらも、信号強度を表しています。値は、ビュー内の衛星とその信号強度に基づいて自動的に更新されます。
衛星の位置
[衛星の位置] タブ には、ビュー内にあるすべての衛星の相対位置が表示されます。デバイスの位置はマップの中心にあり、コンパスマップは地球全体を表します。
このマップの上部で、各ポイント マーカーはビュー内の衛星の位置を表します。各マーカー内の数字は衛星番号です。これは [衛星の信号強度] タブの数字に対応しています。衛星のマーカーにポインターを合わせると、そのデバイスに対する位置に関する追加情報を表示できます。衛星の情報は数秒ごとに自動的に更新されます。
ログ データ
[ログ データ] タブ では、デバイスの現在位置のレコードをポイント フィーチャクラスに書き込むことができます。詳細については、「ログへの位置データの書き込み」をご参照ください。