GPU ID の環境を反映するツールは、データ処理に使用する GPU を特定します。
使用上の注意
- 複数使用可能な場合に、使用する計算用 GPU を特定します。
- CUDA に付属する NVIDIA System Management Interface (nvidia-smi) コマンド ツールを使用して、GPU の順序とステータスを確認します。 nvidia-smi コマンド ツールは、GPU の読み込み、メモリの読み込み、温度、その他の GPU パフォーマンス特性などの情報も提供します。
- 1 つの GPU を表示専用としてモニターに接続して使用し、その他の GPU は計算のみに使用することをお勧めします。 これにより、計算用と表示用の GPU が相互干渉しなくなり、効率を最大化できます。
ダイアログの構文
データの処理に使用する GPU の識別番号を設定します。
- [GPU ID] - データの処理に使用する GPU の識別番号です。 デフォルトでは、値は空白になります。つまり、利用可能な GPU のいずれかまたはすべてを使用することができます。
スクリプトの構文
arcpy.env.gpuId = GPU_ID
パラメーター | 説明 |
---|---|
gpuId | データの処理に使用する GPU の識別番号。 これは整数値です。 デフォルトでは、値は None になります。つまり、利用可能な GPU のいずれかまたはすべてを使用することができます。 |
スクリプトの例
import arcpy
# Set the gpuId environment to 1
arcpy.env.gpuId = 1