ポリゴン フィールドをロケーターに追加 (Add Polygon Fields To Locator) (ジオコーティング)

サマリー

ポリゴン レイヤーからローカルに格納された既存のロケーターにカスタム出力フィールドを追加します。

使用法

  • このツールを使用すると、ローカルに格納された ArcGIS StreetMap Premium ロケーター、または [ロケーターの作成 (Create Locator)] ツールまたは [フィーチャ ロケーターの作成 (Create Feature Locator)] ツールで作成されたロケーターに、ポリゴン フィーチャクラスから最大 50 個の一意なフィールドを追加できます。

  • ポリゴン レイヤーから ArcGIS StreetMap Premium ロケーターにフィールドを追加するには、ArcGIS StreetMap Premium ライセンスが必要です。

  • ロケーターに追加するフィールドを含む複数のポリゴン フィーチャクラスがある場合は、データに応じて [ユニオン (Union)] ツールまたは [マージ (Merge)] ツールを使用してポリゴン フィーチャクラスを 1 つのポリゴン フィーチャクラスに結合し、フィールドの追加元の [ポリゴン フィーチャ] パラメーター値として使用します。

  • [ポリゴン フィーチャ] パラメーターの値に選択がある場合、ツールはその選択を無視します。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ロケーター

フィールドが追加されるロケーター (.loc ファイル)。

注意:

ロケーターは、コンポジット ロケーターまたはジオコード サービス (ArcGIS EnterpriseArcGIS Online のサービスなど) にすることができません。 ジオコード サービスとしてロケーターを公開する前に、コンポジット ロケーターの登録ロケーターにポリゴン フィールドを追加する必要があります。

Address Locator
ポリゴン フィーチャ

[入力ロケーター] パラメーター値に追加されるフィールドを含むフィーチャクラス (フィールドはすべてのジオコーディング出力に追加されます)。

Feature Layer
ポリゴン出力フィールド

ロケーターに追加されるポリゴン フィーチャクラスのフィールド。

[ポリゴン フィールド] ドロップダウン リストからフィールドを選択すると、ポリゴン フィーチャのフィールド名がデフォルトのフィールド名として使用されます。 デフォルトのフィールド名は自動的に [名前] 列に追加されます。 デフォルトのフィールド名は上書きできます。 このパラメーターに指定したフィールドまたは [名前] 値により、ジオコード結果に返される [ポリゴン フィーチャ] パラメーター値の出力フィールドの名前が定義されます。 ポリゴン フィーチャのフィールドにエイリアスがある場合、フィールドのエイリアスが [名前] 値として使用されます。

  • [ポリゴン フィールド] - ロケーターに追加される [ポリゴン フィーチャ] パラメーター値のフィールド。
  • [名前] - ジオコード結果とロケーター プロパティに表示されるカスタム出力フィールドの名前。
Value Table

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新されたロケーター

ポリゴン フィーチャの出力フィールドを追加した、更新された入力ロケーター。

Address Locator

arcpy.geocoding.AddPolygonFieldsToLocator(in_locator, polygon_features, polygon_output_fields)
名前説明データ タイプ
in_locator

フィールドが追加されるロケーター (.loc ファイル)。

注意:

ロケーターは、コンポジット ロケーターまたはジオコード サービス (ArcGIS EnterpriseArcGIS Online のサービスなど) にすることができません。 ジオコード サービスとしてロケーターを公開する前に、コンポジット ロケーターの登録ロケーターにポリゴン フィールドを追加する必要があります。

Address Locator
polygon_features

in_locator パラメーター値に追加されるフィールドを含むフィーチャクラス (フィールドはすべてのジオコーディング出力に追加されます)。

Feature Layer
polygon_output_fields
[[polygon_output_field, {name}],...]

ロケーターに追加されるポリゴン フィーチャクラスのフィールド。

polygon_features パラメーター値からフィールドまたはフィールド エイリアスを指定すると、デフォルトのフィールド名がロケーターに追加されるフィールド名として使用されます。 デフォルトのフィールド名は上書きできます。 このパラメーターに指定したフィールドまたは名前の値により、ジオコード結果に返される polygon_features パラメーター値の出力フィールドの名前が定義されます。 ポリゴン フィーチャのフィールドにエイリアスがある場合、フィールドのエイリアスが Name 値として使用されます。

  • ポリゴン フィールド - ロケーターに追加される polygon_features パラメーター値のフィールド。
  • 名前 - ジオコード結果とロケーター プロパティに表示されるカスタム出力フィールドの名前。
Value Table

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_locator

ポリゴン フィーチャの出力フィールドを追加した、更新された入力ロケーター。

Address Locator

コードのサンプル

AddPolygonFieldsToLocator の例 1 (スタンドアロン スクリプト)

米国国勢調査区グループのポリゴン フィールドを米国ロケーターに追加します。

# Description: Add polygon fields from a USA Census block group feature class in a file geodatabase to a USA locator.

import arcpy

# Set local variables:
usa_locator = r"C:\Data\USA.loc"
polygon_features = r"C:\Data\USCensus.gdb\blkgrp"
polygon_output_fields = [["BLKGRP", "BLOCKGROUP"], ["POPULATION", "POPULATION"], 
                         ["VACANT", "VACANT"], ["HSE_UNITS", "HOUSE_UNITS"]]

# Run AddPolygonFieldsToLocator
arcpy.geocoding.AddPolygonFieldsToLocator(usa_locator, polygon_features, polygon_output_fields)

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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