テリトリーの解析 (Solve Territories) (テリトリー デザイン)

Business Analyst ライセンスで利用できます。

サマリー

属性の制限や距離の制限などの指定した条件に基づいてテリトリー ソリューションを解析します。

使用法

  • [アルゴリズム] パラメーターの [クラシック] オプションは、テリトリーを解析するオリジナルの方法であり、ほとんどの使用例に適しています。

    [遺伝的] オプションは、遺伝的成長アルゴリズムに基づく新しい方法であり、距離や容量の制約を含むソリューションなどの、より複雑なソリューションに適しています。 このオプションは、多数のランダムな可能性のあるソリューションを作成し、より良いソリューションを生成しますが、処理に時間がかかります。

  • [テリトリー数を決定する方法] パラメーターで [ユーザー定義] オプションを使用する場合、[テリトリー数] パラメーターを使用してテリトリー数を指定する必要があります。

  • [テリトリー数を決定する方法] パラメーターの [最適] オプションには、属性または距離の制約が必要です。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力テリトリー ソリューション

テリトリーの解析に使用するテリトリー ソリューション。

Group Layer; Feature Dataset; String
レベル

テリトリーの解析に使用するレベル。

String
テリトリー数を決定する方法

テリトリー数を計算するときに使用する方法を指定します。

  • ユーザー定義テリトリー数は、[テリトリー数] パラメーター値によって定義されます。 これがデフォルトです。
  • 優先テリトリー数は、[テリトリー数] パラメーター値によって定義されますが、制約の条件を満たすテリトリーのみが作成されます。
  • 最適テリトリー数は自動計算されます。
  • 最適な最大適用範囲テリトリー数は、ベース フィーチャの最大適用範囲を使用して自動計算されます。
String
テリトリー数
(オプション)

指定するテリトリーの数。

Long
品質 (%)
(オプション)

解析処理のパフォーマンスを決定する 1 ~ 200 の整数。 値が小さいとパフォーマンスは高くなりますが、品質が影響を受ける可能性があります。 デフォルト値は 100 です。

Long
反復制限
(オプション)

テリトリーの検索プロセスを繰り返す回数。 大きなデータセットの場合、最適なソリューションを見つけるために、この数値を増やすことをお勧めします。 デフォルト値は 50 です。

Long
アルゴリズム

テリトリー ソリューションの解析に使用するアルゴリズムを指定します。

  • クラシックオリジナルのアルゴリズムがテリトリー ソリューションの解析に使用されます。 これがデフォルトです。
  • 遺伝的遺伝的成長アルゴリズムに基づくより新しいアルゴリズムがテリトリー ソリューションの解析に使用されます。
String
ソリューション候補の数
(オプション)

可能性があるソリューションの数。 大きなデータセットの場合、この数値を増やすと検索空間が拡大され、より優れたソリューションが見つかる可能性が高くなります。 デフォルトは 10 であり、1 より大きくなければなりません。 このパラメーターは、[アルゴリズム] パラメーターが、[遺伝的] に設定されている場合のみ使用されます。

Long

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新済みのテリトリー ソリューション

更新されたテリトリー ソリューション。

Group Layer

arcpy.td.SolveTerritories(in_territory_solution, level, method, {number_territories}, {quality}, {iterations_limit}, algorithm, {candidate_solutions})
名前説明データ タイプ
in_territory_solution

テリトリーの解析に使用するテリトリー ソリューション。

Group Layer; Feature Dataset; String
level

テリトリーの解析に使用するレベル。

String
method

テリトリー数を計算するときに使用する方法を指定します。

  • USER_DEFINEDテリトリー数は、number_territories パラメーター値によって定義されます。 これがデフォルトです。
  • PREFERREDテリトリー数は、number_territories パラメーター値によって定義されますが、制約の条件を満たすテリトリーのみが作成されます。
  • OPTIMALテリトリー数は自動計算されます。
  • OPTIMAL_MAX_COVERAGEテリトリー数は、ベース フィーチャの最大適用範囲を使用して自動計算されます。
String
number_territories
(オプション)

指定するテリトリーの数。

Long
quality
(オプション)

解析処理のパフォーマンスを決定する 1 ~ 200 の整数。 値が小さいとパフォーマンスは高くなりますが、品質が影響を受ける可能性があります。 デフォルト値は 100 です。

Long
iterations_limit
(オプション)

テリトリーの検索プロセスを繰り返す回数。 大きなデータセットの場合、最適なソリューションを見つけるために、この数値を増やすことをお勧めします。 デフォルト値は 50 です。

Long
algorithm

テリトリー ソリューションの解析に使用するアルゴリズムを指定します。

  • CLASSICオリジナルのアルゴリズムがテリトリー ソリューションの解析に使用されます。 これがデフォルトです。
  • GENETIC遺伝的成長アルゴリズムに基づくより新しいアルゴリズムがテリトリー ソリューションの解析に使用されます。
String
candidate_solutions
(オプション)

可能性があるソリューションの数。 大きなデータセットの場合、この数値を増やすと検索空間が拡大され、より優れたソリューションが見つかる可能性が高くなります。 デフォルトは 10 であり、1 より大きくなければなりません。 このパラメーターは、algorithm パラメーターが、GENETIC に設定されている場合のみ使用できます。

Long

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_territory_solution

更新されたテリトリー ソリューション。

Group Layer

コードのサンプル

SolveTerritories の例 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、SolveTerritories 関数の使用方法を示しています。

import arcpy
arcpy.td.SolveTerritories("MyProject.gdb\Solution", "Territories[1]", "USER_DEFINED", 7, 100, 50, "CLASSIC", None)

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 Business Analyst
  • Standard: 次のものが必要 Business Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 Business Analyst

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